2015年2月15日日曜日

山形酒田市にて「酒田のお酒を再発見!」講座、開催

冬の酒田で地酒の講座を開催した。
題して『酒田のお酒を再発見! 日本酒ナビゲーター養成講座』。
主催は、酒田市商工観光部観光振興課さま。

酒田は美味しい地酒の宝庫。それに、日本全国、酒が名前につく市はここだけ。これはお酒のPRにもっと力を入れねばなのである。

この日の酒田は雪、雪、雪。地吹雪が冬の酒田の名物なのだ。

会場は市内の料理屋「御園」さま。


参加者40名。
飲食店、酒販店、宿泊施設の方々。


日本酒の魅力、地酒の魅力、大切なのは「説明力」!


全3時間長丁場。PRのポイントと日本酒の基礎知識で日本酒ナビゲーターをご取得いただく。


この日の地酒試飲は酒田市と遊佐町で19蔵。地元の方も10蔵の飲み比べを集中して一気に行うことは少ない。


前もって試飲させていただき4タイプマトリックスに落とし込む。
地酒10蔵と同時に新潟酒と灘酒を飲み比べ。


10蔵のほかに代表的な新潟酒と灘酒を試飲する。ほかの地域の酒との違いを語れなければいけないのだ。


試食は、「ヤリイカ御造り」「玉こんにゃく」「飛島産イカの塩辛大根おろし添え」「ハタハタの醤油焼き」「民田茄子のからし漬け」「豚肉のクリームソテー」。クリームソテーは洋食の代表。養豚が盛んな酒田であることと酒田フレンチの伝統があるため、地酒とフレンチを合わせて提供したい。実際、地酒とフレンチはとてもよく合う。


冬の代表。寒ダラ汁。これはウマイッ! 寒ダラ祭りも行われる。観光でお泊りの方にはこれに地酒をお勧めしたい。日本酒のすごいところは「汁物」とも合わせることができること。鱈の淡い旨味、出汁の旨味に素敵な同調をする。


そして最後はこの地伝統の和スイーツ「呉竹羊羹」と「庄内ガキの干し柿」。スイーツは日本酒ととてもよく合う。普段お酒を飲まない方も観光で酒田に泊まるときには一杯くらいお試しいただきたい。そんな時、食後の一杯に甘いものをお勧めする。和スイーツは安心感もあってお酒を美味しくしてくれるのだ。


3時間お疲れ様でした。終了後には認定書とこののぼり旗!がもらえる。すごい、酒田市! さすが名酒の町だけありますね。
観光の皆様、酒田に行かれた際には、こののぼり旗、探してみてください。


6月にはホテルリッチガーデン酒田さまにて酒田フレンチと地酒のディナーショーを開催予定。お楽しみに♪













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