2010年9月28日火曜日

ディープだ、京成立石。まずは「鳥房」

京成立石の飲食店は、ディープでイケてると聞いて、
行ってきた。
初めて降りる駅だ。



そぼ降る雨。
なんか郷愁あるなぁ。



ここが噂の鶏屋さん「鳥房」。
鶏肉屋さんで、唐揚げがウリ。
か、看板の電話番号が・・・・。



店の角を入ると奥に「呑んべ横丁」って・・・。
ますます、郷愁あるなぁ。



鶏肉販売の奥には居酒屋。
17時。
店は満席。
行列になってないだけいいみたい。
雨だからね。
カウンターと入れ込みの座敷。
お客は、建設作業員みたいなグループにOL、会社員、
会社重役、近所のオバハン、B級グルメ愛好家・・・とか、もういろいろ。



まずはワイン。
サントネージュだ。
コップ酒だ。
これが立石流。



若鶏から揚げは「時価」。
大きさによって、550円、600円、650円・・・だったかな。



「とりわさ」。



「ぽんずさし」。
酸っぱくてぴりりと辛くて焼酎に合う味わい。
結構量もあるね。



はい、きた、これー。
今日は600円の真ん中サイズを選んだ。
そこそこ大きい。
素揚げだ。



女将さんが、「身のところを箸で抑えて、足をぎゅっとあっち側に倒すの」
と教えてくれる。
教えられたとおりやると、きれいに外れて食べやすくなる。
ここからは、もう、一口も話さず、かぶりつく、しゃぶりつくぅー。
皮はパリ、中は旨味凝縮。
さすがにプロの味わい。
量はあるけれど、結構飽きない。
このくらいなら残さず食べられる。
お手ごろ価格が、やっぱうれしい。



取り販売店のほうで揚げている。
持ち帰りも出来る
ふわ~、満腹満腹。


次は、もつ焼き・煮込みの「内田」に向かうぞ。


♪♪♪

2010年9月14日火曜日

誰にも教えたくない、世界最高の鶏から揚げ専門店「とよ田」@自由が丘

すごいっ。
すごすぎる。
これぞプロの技。
だって、骨がバリバリ食べられるんだもの。



「ひな鶏から揚 とよ田」。
知る人ぞ知る、自由が丘の鶏のから揚げ専門店。
知る人ぞ・・・とはいえ、いつも行列みたいだし、雑誌にも結構紹介されている。
私も、雑誌に掲載されていた、その麗しい唐揚げ様のお姿を見て、
「どーしても行きたいっ」と思っていたのだ。



自由が丘って、行かないからなぁ。
この日は、完全に頭を唐揚げモード全開にして100万年ぶりの自由が丘の駅に降り立った。
早い時間なら予約が出来るとかで、本日5時の予約。
早い?
でも、もう開店早々ほぼ満席だったのよん。

シンプルな看板。
そうかぁ、ひな鶏なんだなぁ。なるほど。
しかし、鶏の唐揚げだけで勝負するというのは、
やはり、その技術に自信があるんだろうなぁ。



ね、お品書き。
砂肝、手羽、もも・・・しかないでしょ。
あとお新香と焼きおにぎりかおにぎり茶漬けのみ。
すごい。
飲料コンサルタントとしては、
この飲み物メニューの書き方、超問題ありで、
直して差し上げたいけど、
もういいのっ、ここはいいのっ。
飲み物なんて、二の次なんだから・・・・。



突き出しで出てくるのは、ポン酢と鰹節がかかった、
たまねぎのおひたし。
酸味が利いていてあっさりして美味しい。
この出汁(?)に、鶏をつけて食べても美味しいらしい。

で、飲み物は、やっぱ、ハイボールでしょう。
「ダブル」といって頼まないと、
なんだかうす~い感じ。
カウンターの目の前で揚げているから、
「暑さ」で氷の溶けも早いしね。



お新香。やや浅漬け。



はい、きた、これー。
砂肝から揚げ。
なにが好きって、砂肝ほど好きなものはないの、ワタクシ。
こりこりさくさく、香ばしくて、もう、たまらん。
たまらんたまらんたまらん・・・・・。
箸が、とまらんとまらんとまらん・・・・・。
結構、盛りは多いけれど、私はこのくらいでちょうどいい。
2人で一皿でもいいの・・かな。



でた、これ、待ってましたー。
手羽。
お肉たっぷりの手羽。



一見食べにくそうな、この小骨。
こーれーがー、バリバリ全部食べられちゃうのよん。
は~、感動。
皮はパリッ、中身はジューシー。
やっぱり圧力鍋とか使っているのかな。
でも、目の前で揚げているのを盗み見ても、
たいして裏技を使っていないように見えるし。
ああ、作り方なんてどーでもいい。
なにしろ、感動の味だぁ。



ももー。
ももー。
豊満で悩ましい、ももー。
皮って普通、脂っぽくてブニョブニョしているけど、
ここのはかりっとしていて、いけてます。



こちらも骨がバリバリ。
ま、太目のところはさすがに噛み砕けないけれど、
それにしても、残すところがない。
いんやぁ、満足。
大満足。
これは、家庭では出来ない味。
この三つだけで勝負している意味がよくわかる。
本日揚げているのは、雑誌見たご主人ではなく、息子さんかな?
うう~ん、すばらしい。



〆は、焼きおにぎり。
これは、「揚げ」ではないのね。
鶏のスープもあっさりと、でもだしがよく出ていて、んんまいっ。



注文の仕方がよくわからなくて、素人(?)には、困惑満点の店だけど、
味は最高。
いやぁ、もう誰にも教えたくない店だなぁ。
とはいえ、連日大盛況みたいだけど・・・。
歴史もあるみたいだし。
有名人のお客さんも来るみたいだし。
この日は、杉○彩ねぇさんもいらしてた。
美味しいもの、よくご存じなのねぇ。
さすがに美しかったわぁ。
後姿しか見えなかったけど・・・・。



ああ、また行きたい。
すぐ行きたい。
今すぐ行きたーい。



♪♪♪







2010年9月10日金曜日

やっぱり、福臨門酒家が、最高だぁ

15年近く(以上かな)やらせていただいている、
銀座ロータリークラブ、ワインを楽しむ会の講師。
今回は、「福臨門酒家」銀座店。
ゴージャスだ。



このビルは高級店がたくさん。
入る前からキラキラしている。



夏野菜の前菜には、国産ワイン。
「アルガ ブランカ ブリリャンテ」。
甲州ぶどうで造る発泡酒だ。
酸味もしっかりあって、きりりと引き締まって、品がある。
んんんんまいっ。
日本ワインも本当にいいものが出来てきた。
ご参加もメンバーの方も、おどろくほど。



天然すっぽんとフカヒレ入り冬瓜の蒸しスープ。
ふわ~っ、これぞ中国料理ぃ~。
こ・れ・ぞ、福臨門、本領発揮の逸品。



最初は、淡く。
一口目二口目には、滋味が。
三口以降には、奥深い旨味がしっかり感じられる。
後味は、ふうわりまるく、長い。
感動。
感動。



ぎゃっ、鶏の頭・・・・。

金鶏の姿揚げ。
これも、他の店でよく見る料理だけど、
ここ福臨門のは、絶品中の絶品。
鶏が違う、味付けが違う、揚げ技術が違う。
すべてが違ーう。



ワインは、
「アルガ ブランカ クラレーザ」。
香ばしさの中に優しい旨味が凝縮している鶏には、
このくらいの白がいい。



金鶏には、かならず、レモンソースとウスターソースがつく。
ウスターソース・・・、な、ぜ、か、合う。



あっさり炒め揚げされた海老。
こういう一見何気ない料理も、
味わい深く、繊細ながら、中国料理らしい勢いがある。
おいし~~。



和牛と甘酢しょうが、パイナップル炒め。
他の店だと注文しないだろうこういう料理も、
ここのは、おいしい~~。
もうたまらん。
ワインは、ロベール・グロフィエの「ジュヴレ・シャンベルタン」。
2007年で若いけれど、柔らかさがマッチする。



揚げ豆腐のキノコあんかけ。
キノコってこんなに美味しかったっけ・・・・。
ベースに使われている上湯がいいのだろう。
さくさくの歯応えもいい。



最後のワインは白。
シャトー・ラグランジュの白。
中ぐらいのボディーがあって、バランスがいい。



オマール海老と黒豆味噌煮込み麺。
濃すぎず薄すぎず上品な旨味が詰まった麺料理。
は~、もう、ため息。



最後は、ツバメの巣とスイカのデザート。
中国っぽいデザート。すっきりしていて美味しい。



今回は夏らしい季節のコースで16,800円(料理のみ)。
内容からすれば、かなりお得。
ディナーコースとしては一番お手頃だけど、
満足度も高い。
おすすめちゃん。





ソニープラザにいた「ハタ」。
う、うまそ~。
特に唇が・・・・。



♪♪♪

2010年9月1日水曜日

リーデルグラスのワークショップ

ちょいと前になるが、
オーストリアが世界に誇るグラスメーカー、
リーデル社のワークショップによんでいただいた。
極少人数での体験。
おもしろ~い。


今日は、あの、大吟醸グラスが決定された過程をミニ体験。
場所は青山のリーデルジャパン本社。



注がれたのは、濃厚で熟成したモンラッシェ。



・・・・といいたいところだけど、
実は、お茶。
日本茶。
どのグラスが一番お茶の香りを引き出すかをみる。



個人的にいいなと思ったのは、
一番左の小ぶりのもの。
茶葉の甘く香ばしい香りが集中して感じられ、
嫌なものを感じさせない効果がある。
適したグラスを決定するのは、
ダメなものを選んでいき、
最終的に残ったものを最適とする方法。
大吟醸グラスもこうやって決められた。



別の機会に純米酒に適したグラスをテストさせていただいたが、
個人的には、やや小ぶりのボルドータイプがいいと思った。
ブルゴーニュのようなバルーン型や、
大きなものは、純米のストレートな美しい香りが、
ぼやけてしまって、よくないことがわかった次第。


さて、リーデルの純米酒グラス、生まれるのかな?



♪♪♪