2010年8月27日金曜日

繊細料理にイケメンスタッフゥ「ビオディナミコ」


久しぶりにイタリアンに行きたいとイタリアワイン・インポーター様をお誘いして、
行ってきました「ビオディナミコ」。
人気店だ。
予約が取れないと聞いていたけど、うん? すぐ取れた。
インポーター様のお力か?



お誕生お祝いということで、まずはロゼ・スプマンテ。
フランチャコルタ。
いやぁ、お誕生祝いといっても、もう2ヶ月前の話。
ま、いいやぁね、何かにかこつけて、乾杯したいのだから。
しかし、なんと美しい色。感激。



ズッキーニの花に詰め物をした前菜。
定番のメニューのよう。
料理も色が美しい。絵画のようだ。



お魚のヴァポーレ(蒸し焼き)。スペルト小麦が下に敷いてある。
繊細なお味。



オススメのグラス白ワイン。
オルトレポ・パヴェーゼ。
リースリング。
プライベートではほとんど飲まないイタリアワインだけど、
リースリングなんだぁ。
こんなのあるんだぁ。ああ、勉強不足。
一筆書きのようなぶどうのイラストが面白い。



すんごい色。白ワインです。ビオだからかな。



チーズと胡椒のフェットゥチーネ。
軽めのコクが美味しい。
も少し、ボリュームがあってもいいかなぁ。
全体に繊細。


お花じゃない。
お口休めの、たまねぎ。
なにで色付けしたか忘れたけど、きれい。
甘酸っぱい味。
おしゃれだね。
センスいい。
女性好み。
ラブリー。
ファンシー。
私のようなおっさん(え?)には、なにかちょっと気はずかし~感じ。



赤は、カルミニャーノ。



「柔らかく~て、うす~い赤がいい」
といったら、このカルミニャーノを、
こ~んなに高いところから注いで、
エアレーション(空気に触れさせまろやかにすること)してくれたソムリエさん。
フランス人とのハーフで、イケメンです。
ここはシェフもイケメンです。
スタッフゥみんなイケメンです。
うう~ん、ラブリー。
ファンシー。


チンタネーゼのグリル キプロス塩とアグレストソース。
ここはトスカーナ料理がウリ。
これ、トスカーナの郷土料理なのだとか。



ほろほろ鳥のレタスの詰め物、フォワグラのテリーヌ添え。



料理は全体に繊細。
物足りなくて、パスタ、おかわりしちゃった。
すみません。
無理言って、作っていただいた。
茶そばではありません。



食後のデザートととして、ブラケット。



ベルタのグラッパ。
すごいゴージャス。
やっぱり食後酒はこうでなくっちゃ。
飲み比べさせていただいた。
し・あ・わ・せ。



繊細で美しい料理。
イケメンスタッフの洗練されたサービス。
こりゃ、人気出るわな・・・の感じ。
ただ、個人的には、少々物足りない。
「すごくボリュームありますので」
というはじめの説明よりは、かなり軽めに感じる。
メニューも、バリエーションは少なく、
プリフィックスのような構成になっている。




最近は、イケメンシェフが増えてきて、
イケメンだからそう見えるのか、
料理も、まるでキャンバスにさらさらっと絵を描くように、
軽やかにかっこよく作っちゃう。
できたお料理は、
たいてい、色がきれいで、繊細で、小盛りで、
懐石料理のようにたくさん出てくる。



だーけーどー、
胃袋的にも精神的にもおっさんの私(見た目もか)には、
物足りないんだなぁ。
量もそうだけど、「勢い」みたいなものがほしいな。
イタリアンなら、とくに。

とはいえ、横のお席では、正真正銘のおっさんが6人でお食事していた。
接待にも使えるのね~ん。



♪♪♪

2010年8月23日月曜日

NIKKEI プラス1 ビール風味飲料 ランキングに参加しました

ご覧頂きましたか?
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
“何でもランキング”で、
ビール通が選んだビール風味飲料のランキングに、
参加しました。
まずは、ノンアルコール・低アルコールの、
ビール風味飲料数十種類の中から20種類を選抜。
その20種類を実際にテイスティングして、
美味しいと思うものをセレクトしました。
場所は、日経新聞本社。
新しくなった本社、すんごいきれい~。



上が20種すべて。
ホッピー、ふふふ、目だつでしょ。
これもビール風味飲料なのでした。


ワインも日本酒も焼酎も、
数十種類のテイスティングは疲れるものですが、
ビールやビール系が、もしかしたら一番疲れるかも。
炭酸がきつくなってくるのと、麦飴のような甘さが残るのが、
つ、つらい・・・・。
とはいえ、思ったよりビールに近い味わいで、
各メーカーの技術や努力が垣間見られ、
いい経験でした。
テイスティングメンバーは、当たり前だけどビール専門の方々が多く、
そこのところが、結果にどう響くだろう、と個人的には興味を持ってみていました。
結果は、最後に。



まずは、トモダ個人のランキングと感想。
プラス1掲載とは、ちと違います。
すでに5位までは、メルマガにてお知らせしましたね。



1位 ハイネケン「バクラー」

もともとハイネケンが好きなワタシ。
なにより、泡がきめ細かでなめらかだから。
この低アルも、ハイネケンの個性が上手く出ていて、
すばらしく美味しい。
ノンアルや低アルは、わざとらしい味わいになりがちだけど、
とてもナチュラルで違和感がないし、後味もすっきり。
だから1位!
プラス1では、2位でした。他の方も認めたんですね~♪



2位 レーベンブロイ アルコールフリー
「モルト」っぽさをしっかり感じる。
後味の「ホップ」からくる苦味も心地いい。
プラス1では、これが1位。
うう~~ん、やはり、皆さんほとんど同じ意見のよう。



3位 クラウスターラー
ドイツのメーカー。
これもまた「モルト」の風味が感じられるバランスのいいコクタイプ。
爽快さというより、ビールらしさを求めるならこれ。
プラス1では、4位。
うう~~ん、なんとなく、美味しいと思うのはみんな一緒!



4位 テキサス・セレクト
もちろんアメリカ産!
プラス1では圏外。
ワタシがお勧めしたい理由は、喉の渇きを癒すなら、これ!
という点。
軽くてすっきりして爽快でサイダーみたいに飲める。
ノンアル・低アルにビールっぽさを求めないという人も多いはず。
テキサスのハイウェイをドライブしながらゴクゴクッのイメージ。
ただし、アルコール分0.5%はありますから、ご注意。



5位 ゲステル
これもプラス1では圏外。
実にモルトっぽい。まるでビスケットやクッキーみたい。
いわゆる爽快系の反対のタイプ。
ゆっくり飲むならおすすめ。



6位 プライムセレクトⅡ プレミアムモルトブリュー
韓国産だとか!
確か一缶60円だとか!
だから、6位。
酸味が強く、ボディーもある。
60円なんだから・・・・。



7位 ブローリー プレミアムラガー
プラス1では7位。
ブラウン系としてオススメ。
穏やかな香りが自然。キメ細やか。



8位 キリンフリー
やっとここで国産登場。
プラス1では8位。
国内の低アル・ノンアルの中ではけん引役。
苦味を連想させる技ありの香り。
穏やかな炭酸と柔らかい味わいがいい。



9位 サントリー フリー
プラス1では3位。なんと・・・・。
「ビール好きは炭酸好き」と思っている私には、
すごく納得・なるほどの出来。
泡のパワーが強い。とにかく強い。迫力ある味わい。
甘味控えめで後味もドライで苦味あり。
男のノンアルって感じ。
アルコールのない部分を炭酸の強さで補う作戦かと想像。



10位 アサヒ・ポイントワン
泡の力強さ、甘さ、苦味が「強めのバランス」をとっている印象。




結果、
麦汁や麦芽エキスをベースにするタイプより、
少しでもアルコール発酵させてからアルコール分を抜くタイプのほうが、
やっぱり美味しいと感じた次第。
個人の好みとしては、泡のキメが細かいタイプが好き。


テイスターの方々も、おおむね同じご意見のよう。
どのお酒も同じだと思ったのが、
プロは、やはり、コクタイプを美味しいと感じるのだなってこと。
あっさりしているタイプは、どうしても「素人好み」という印象があるのかも・・・・。
うう~~ん。
ワタシは、どのお酒も軽いタイプ、好きなんだけどなぁ。




いやはや、今回は面白い体験でした。
しかし、ここまでノンアル・低アルに需要が集まるとは思わなかったなぁ。
購入層で多いのは、なんと主婦層だとか。
な、なぜ~??と聞けば、
子供のお迎えの前に、一杯とか・・・・。
主婦も、や、やるね~。




♪♪♪

2010年8月19日木曜日

山ほど届いた「茨城ベーグル」

ベーグル、大好き!
もっちもちの食感とあっさりした味わいがいいんだよねぇ。
たしか、ユダヤ(コーシャ)の食材なんだよねぇ。
よくぞ世界に広がってくれた、
ありがたや、ありがたや。
でも、この「もっちもち」という食感が好きなのは、
日本人だけ・・・という話もある。
ユダヤ人は、モチモチだから食べているわけではないんだよね。



これは、たーしーかー、天然酵母のプレーンベーグルに、
かぼちゃのクリームチーズ。



これは、フレッシュブルーベリーのベーグルに、
あずきクリームチーズだな。



国産小麦と自然の旬の野菜・豆・米粉(コシヒカリだそう)など、
天然の素材を使ったナチュラルなベーグル。
アレルギーの方にもお勧めだそうな。
なんかうれしいよね。
保存料などは入っていないから、すかさず冷凍にしますた。



ニンジンとか小豆とかたまねぎとか、
おからとか、全粒粉とか、もうたくさんの種類がある。



まだまだ、ある~。
このベーグルの山、お知り合いの倉持さんが送ってくれた。
すごい量、送ってくれた。
ありがとう(T_T)
茨城守谷にあるベーグル店。
美味しいです。



♪♪♪

2010年8月16日月曜日

飛鳥Ⅱで、ワインセミナー!

今回で5回目になる、船上でのワインセミナー。
夏休み中なので、お子様も多い・・・。
あ、お子様は参加不可です。
ワインセミナー。



飛鳥Ⅱ、どこをとってもすばらしいけれど、
一番好きな場所は、ここ、グランスパ。
洋上でゆっくりお風呂に浸かる。
ドライサウナやミストサウナやジャクージー、
アメニティも完備で、きっもちいい~~~。
何度入ったことか・・・・。




♪♪♪

2010年8月12日木曜日

赤身肉がおいし~焼肉屋、肉のすずき@浅草

おいし~赤身肉の焼肉が食べたいっと喚いていたら、
美味しいもの好きのお仲間が、
「だったら浅草の“すずき”だ」と教えてくれた。
食の情報提供、ありがたいねぇ。



入り口の扉は、なんと冷蔵庫!
それも業務用の冷蔵庫だ!
ひえ~。
中に入ったら、たちまち冷凍人間・・・ってなことないよね?



「浅草のやきにく屋 肉のすずき」。
この看板があるから、焼き肉屋さんとわかる。



扱うのは“東京和牛”。
東京・・・?
肉はブランドではなく、個体の勝負と思っているので、
ま、どこの牛さんでもいいのだぁ。
「お肉は身体のエネルギー」
はい、その通り!
入る前から、やる気にさせてくれるね。



はい、でた、赤身、ロース様!
厚切り(1,900円)でも上(1,500円)でもない、
単なるロース(920円)。
こーれーがー、いいのだぁ。
あっさりしていながら、旨味があって、さらりと軽快で、
いくらでも食べられる。

気のせいかな、浅草って、ロース肉が充実している店が多いような気がする。
ありがたやっ。



「東京和牛の赤身盛り合わせ」というのもある。
2人前で3,500円。
サイコロと薄切りと焼きしゃぶの3種と、
ホルモンの盛り合わせ。



サイコロが、んんんんんまいっ。
表面をかりっと焼くと、中身がジューシーで、
噛み切るときの「さくっ」「むにっ」という歯ざわりが、
もう、たまらんのです。



これも盛り合わせの一つ。
赤身といえど、ちょい霜降り。
これも、かりっと香ばしく焼くと脂っこくない。



遅らばせながら、牛タン。
特選和牛タン(2,400円)でも和牛上タン塩(1,600円)でもない、
普通の和牛タン塩(1,000円)。
これがいい。

結局、焼き肉屋さんで「特選」とか「特上」とか「上」など付くのは、
霜降りなど脂っぽい肉ってことなのだ。
赤身好きなら、普通がいい、普通が。



盛り合わせのホルモン類。
どれも新鮮。
ここは、ホルモン類の評判もかなりいいみたい。



遅らばせながら、ユッケ。
ユッケは、基本、赤身肉だから、好き♪
前に一度、お店に気を使われて、超超霜降り肉のユッケを出されたことがある。
まっしろのユッケ。
題して「幻の白ユッケ」。
あれは、どうしても手が出なかったな。
生の牛脂なんて、食べれるかいっ。



さて、赤身肉の美味しい、「肉のすずき」。
お店を仕切る女将さんもちゃきちゃきで、親切で、
よかった・・・・。
もちっと近かったら、通うんだけどな・・・・。



この日は、浅草ほおずき市。
一鉢、おみやにしました♪


♪♪♪

2010年8月7日土曜日

お手ごろに楽しめる上海家庭料理「謝謝」@新橋

いわゆる新橋のガード下。
場所はわかりにくいけど、
超お手ごろ価格で楽しめる、上海家庭料理の店。
へ~っ、こんなところに、こんないい店、あったんだ。



ワインスクール時代の生徒さん(今はみんなお友達)の、
結婚お祝いのお食事会。
久しぶりに、懐かしいメンバーが集まった。





あっさり系の家庭料理が次々出てくる。
んんんんま~い。




この日は、お祝いってこともあり、お酒をいろいろ持ち込ませてもらった。
普通はダメかも。
優良顧客さまのおかげですぅ。
私はいただきものの、
メキシコのネッビオーロを持っていった。
珍しいだけに、ワインのことを知っている仲間と飲まないと、
面白くないなと思ったから・・・。
結構濃い。
かなり濃い。
本家バローロみたいに、
「明るい色だけど、渋い」
「熟成させると魅力的」
・・・というタイプではないな。





だんだんと濃い系の料理に。
なんか、上海で食べている気分になってきた。
行ったことないけど。



上海だけど、マーボー豆腐。
でも、マントウにつけて食べる。
ふうむ、珍しい。
もうこの頃には結構お腹一杯ちゃん。
この日はお祝い料金だったけど、
1人3,000円出せば、きっと、満腹になる感じ。



安くてボリュームがあって、気楽に楽しめる店。
大勢で行くときは2階を貸切で。
使える店、教えてくれてありがと~、幹事さま♪
謝謝♪♪♪



♪♪♪




2010年8月4日水曜日

ワイン持ち込みはダメなのよ、鴨料理「みよし」@築地

有名店なんだそうだ。
鴨料理では、知る人ぞ知る店なんだそうだ。
知らなかった。
ぜ~んぜん知らなかった。
築地のこのあたり、よく歩いているけど、
鴨料理の名店だとは、
ま~ったく知らなかった。



だって、このエントランス。
知らなきゃ、入れない。
近所の常連さんに占領されている、
町場の居酒屋かと思うじゃない。
それが、とんだお門違い。
この日、食の専門家に連れて行っていただいた。



突き出しは、(この頃の)季節の蛍イカ。
臭みがなくて、プリッとしていて美味しい。



やはり季節の鰹の刺身。
ちゃ~んとエッヂが立って、すっきりとした味わいで、
美味しい。



鴨を炭火焼きする店内は、
煤と油が染み付いている。
鴨を焼き始めると、すんごい、煙い。
ものすごい煙い。
自分が蒸し焼きにされているよう。
焼くのに、時間もかかるのだ。
そりゃそうだ、皮がパリッと、中がジューシーに焼くのは、
技量も時間も必要だからね。
焼き手は女主人。



店には、ビールも日本酒もある。
ワインもある。
ハウススペインは「マルケス・デ・リスカル」
うわ~ん、懐かしい。
昔よく飲んだぁ。



しかしなぜこれ?
和風の鴨焼きだから?
ま、確かに、スペインワインとしては、柔らかめのコクがあって、
バランスのいい赤。
お手ごろ価格だけど、ボルドーの熟成ワインのようなニュアンスもあり、
鴨には合うでしょ。
いいセレくションだと思う。
お客さんからのお勧めだろうか。





・・・で、名物の鴨の写真を載せたかったけど、
「うちは、写真、お断りしています」
のひとことで、・・・ごめんなさい。


・・・で、鴨のお味はということ、
う~~ん、正直、?????。
なぜ、ここが名店なのか?。
皮がブニョっとしていて、香ばしさがない。
せっかく時間をかけて炭火焼きするのに・・・・。
焼けていない(私の好みとしては、かな)からか、
身の骨離れが悪い。
なんか、非常に、残念。




???な感じで食べていると、
一番乗りだった我々のカウンターの隣の空席には、
ブルゴーニュらしきボトルがおいてあり、予約のお客様を持っている。
横目でチラチラ。
へ~、持ち込みもOKなんだと聞けば、
「うちは、一度もそう言ったことはないんですが」と困惑顔。
あれま、持ち込みダメなんじゃない。
しかし、結構いいワインじゃないですかい。


気になるぅ~。


と思っていたら、知り合いのインポーターさんが入ってきた。
なぁんだ、そうか。


と思った瞬間、ブルゴーニュのいいワインを大量にお持込。
ダメなんじゃね?
どうやら、優良顧客はOKのよう。
ま、ね、そりゃ、よく使ってくれるお客様なら、ある意味しょうがない。
うん、そりゃ、しょうがない。


↑寛大。

↑いつになく寛大。



なぜなら、
知り合いだったもんで、どかどか飲ませてもらったから。
すんまそん。



不思議に、人気の鴨料理の店。
私は、焼き方が好みではないのでもう行かないけど、
食通&ワイン通には人気のよう。
一度は行ってみる価値ある鴨(←苦笑)。
ただ、お酒の持ち込みは、常連になるまでダメなんだからね~~。



♪♪♪