2013年11月14日木曜日

本格始動の銀座ロオジェ、マリアージュに感動!

正式オープンした銀座資生堂ロオジェ。
(運よく!)行ってきた!
オープン前にも(これまた運よく!)試食の機会をいただいたけど、その時の緊張感もそのままに、本格稼働した、感動のサービスを体験してきた。
中本ソムリエのセレクションで驚きのマリアージュ&ハーモニーを経験しちゃった!




まずは色鮮やかなアミューズとシャンパーニュ「ローラン・ペリエ クラン・シエクル」で本日のメニューを決める。一番楽しい時間。真ん中はカラスミ!



贅沢なもう一つのアミューズ。なんだかスペシャルみたい・・・。「フェザン(雉)のコンソメ  シャンピニョンのラビオル フォワグラと黒トリュフのファルシ シャテーニュのグリエ」。今日は寒いので熱々のスープをどうぞ・・・とのお気遣い。すごい、感動。唇が上下くっつくくらいのコラーゲン。んんまっ、んんまっ。


このスープとさらに次のトリュフ料理に合わせるワインは、なんと、なんと、サンセール白。10年の熟成を重ねたこのサンセールは、キノコな香りがする、そうまさにトリュフの香りなのだ。すごい、これぞ完璧なハーモニー。さすが、中本さん、ここでこのワインを持ってくることがさすがのサービス技術だし、これをしっかり保存していることにも驚き。またまた感動。


人気の前菜「アルバ産白トリュフ パルメザンチーズのリゾット いか墨入り帆立貝のムース プティオニオンのグラッセ サフラン風味」。トリュフが山盛りで下が見えな~い。小さい黒いダイス状のものがイカスミ。濃厚、芳醇、強烈、誘惑、官能・・・・。これにトリュフの香りがするサンセール。至極の時…。



こちらは軽めの前菜「キャビア«オシェトラ» トピナンブールのジュレ サラダ菜に包んだコンディマンとめかじきのスモーク」。トピナンブールは最近フレンチで使われる人気食材で「菊芋」のこと。


魚のメイン、 「オマール・ブルーのタンドリー風味 ちりめんキャベツと茸のエテュベ なめらかなビスク パンスをタルトレットにして」。ブリブリのオマール。タンドリー風味でエキゾチック。こういう料理こそフランス料理の神髄だ。タルトレットは「試食リポート」に写真あります。とってもきれいでクリスピーでおいしい♪



お肉のメイン。 「スコットランド産ベキャス キャベツとトランペット茸のフォンデュ オレンジとパン・デピスで香り付けしたラルドコロナータ」。合わせるのは「ミュジニー1979年」。若々しさがある。ベキャス(鴫)は旨味凝縮。ん?酸化したような油っぽい匂い(?)が気になるけれど、まるでレバーのような風味はジビエ好きにはたまらないだろう。


チーズ。当たり前だけど試食の時より種類が増えた。私はモンドールと12か月熟成のコンテとシャビシュー(だったかな)のシェーブルを。モンドールが、もう、最高中の最高。こんなおいしいモンドール初めて食べた。ヨーグルトみたいな酸味もあって、もうもうもう失神寸前・・・。



デザート。下は「ピスターシュとノワゼットのやわらかなクレーム ショコラのアクセント 香ばしいプラリネのアイスクリーム」。上はロオジェ風モンブランで「マロンのクリームに包まれたメレンゲとパルフェ スリーズのクーリー」。美しい。ワインはソーテルヌ♪ 貴腐ワインも生きますな。デザートはやっぱりフランス料理店で食べるのが最高においしい♪


そして「フリヤンディーズ」。私はもうこれはなし。でも、キャルバドスはしっかり2杯。中本さんももうわかっていてちゃんと準備してくれている♪フフ♪幸せの時間だ♪


エレガントなサービスとフランス料理の神髄を味わえるロオジェ。完璧なスタートのようだ。とある雑誌で見かけたロオジェ批評の記事には「以前のロオジェは儲け主義ではなかったが、新生ロオジェはしっかり稼ぐことを目的にしているようだ」とあった。しかし、今回も決して「回収」は考えていないとのこと。あくまで資生堂のイメージ向上が目的なのだとか。たしかに、エレベーターの壁に張り巡らされる極上のスウェード・レザー(革)を見れば、「回収」なんてできないのだろうなぁと思う。
資生堂の哲学がないとできない芸術作品だ。


さ、再来週は「ワイン会」。
もう期待で胸がはちきれそう!!




オープン前の試食会の様子










 

2013年11月11日月曜日

丸岡老舗料亭「ほん田」にて、福井料亭料理とワインの会

福井県坂井市丸岡は、丸岡城の城下町。料亭「ほん田」は、ライトアップされた丸岡城を望みつつ、食事を楽しめる老舗料亭。今回は解禁になったばかりの越前ズワイガニをはじめとした料亭料理とワインを楽しむ会を開催した。


ウエルカムドリンクは「白山ワイナリー」の「小公子スパーク」。それを飲みながら、食事の前にミニワインセミナーを開催後、シャンパンで乾杯。


越前ズワイガニは、一人1杯! 越前港から。これにはシャンパンもしくはドイツのリースリング。ちょっと甘めが「蟹酢」の代わりになっておいしい。


スタッフも大はりきり!



お寿司には赤ワイン。熟成したピノノワールなのだ。



若狭牛のすき焼き。食品偽装はありません! 本日のワインラインナップ。



年に一度の「ほん田」のお酒の会。今年もお世話になりました♪ また来年!!