2018年10月6日土曜日

第7回平成30年度関西醸友会講演会にて講演させていただきました


 


関西の名門蔵が集まる「関西醸友会」様の講演会にて、SAKE女の会代表として、またトータル飲料コンサルタントとして、またお酒ラヴァーの女性代表として、お話しをさせていただく機会を頂戴しました。




7回目の今回はのメインテーマは『日本酒のブレイクスルーに向けて』。京都市内の会場には、日本酒製造に携わるプロの方々を中心に150名様ほどが集結。



まずは、「日本酒のホット販売への挑戦」を日本盛㈱研究室井上豊久様が。また、「30年産問題から日本のコメを展望する」を農業評論家土門剛様、「海外での日本酒市場の真の創造とJFOODOの役割について」をJFOODO事務局長大泉裕樹様がお話しされ、そして、われらが田崎真也先輩も「ソムリエによる日本酒のテイスティングとその目的」と題してお話をされるという、かなりプロ向けの、超専門家先生方の講演会です。
緊張しますね・・・・。






私のテーマは『女性からみた、海外から見た、日本酒の現状と未来 ~飲み手の気持ち、おわかりですか?~』です。
造り手の方々の勉強の場で、私がお話しできるのは、飲み手の気持ちだからです。
日本酒造組合中央会が今年発表した報告によりますと、1988年から2018年の30年で、もっともお酒の消費率が伸びたのは、4050代の女性だそうです。今や若い男性よりもこの世代の女性陣の方がうんとお酒を飲むのです。ま、実感ですが(笑い)。





現在1400名いるSAKE女の会員様の6割は、実はこの層。まさに、お酒を愛し、お酒文化をを謳歌しているのがSAKE女なのです。
私以外にももちろんこの会員様から声をたくさん集め、今回の講演会参加の皆様へお役立ていただける情報をご提供しようというのが目的です。




緊張の45分。盛りだくさんの内容を準備しすぎて、最後までお話きれなかったところが悔やまれますが、それでも、温かい拍手で終了できました。残りは、あとの「意見交換会」(懇親会)でお話しし、うれしたのしい二次会にまでお呼びいただき、名門蔵の皆様と交流を深めさせていただきました。
今の日本酒メーカー様の悩みや問題点も少し見えたようにも思いました。私たち、最もお酒を飲む世代が、きっと、何かお手伝いができるはずだと信じています。
日本酒の未来はきっと明るいと信じています。








このたび、講演ご依頼を頂戴しました関係各所の皆様に心より感謝申し上げます。大変いい機会を頂戴しました。ありがとうございました。