50年以上続く大老舗料理番組「きょうの料理」。
落ち着いた進行でわかりやすく、和洋中と幅広い料理の作り方や楽しみ方を丁寧に教えてくれる番組だ。
今回は、ウェブにて番組のレシピ等を紹介する「NHKエデュケーショナル みんなのきょうの料理」の会員様向けに、「日本酒ナビゲーター資格取得講座」を開催した。
ウェブ会員は13万人もいらっしゃるとか。お料理サイトだけに女性が多いらしいが男性の会員もいらっしゃる。さすが。さらに20歳代から70歳代以上までまんべんなく登録されているようで、番組の人気のほどがよくわかる。
今回のイベントは30名のお席に、なんと180名様のお申し込みがあった。
お料理にはやっぱり日本酒、欠かせませんもんね。
会場は「酒蔵レストラン 宝」。
1時間お話、1時間テイスティングと食事を楽しむ。
会場は、有楽町国際フォーラム地下「酒蔵レストラン 宝」。
料理長考案の特別メニューを堪能した。
テイスティングはワイングラス。小振りのお猪口ではせっかくの華やかな香りが楽しめないからね。
日本酒の基礎知識は、一般の方にもご理解いただきやすいテキストを使う。
怒っているわけでも鼻から飲んでいるわけでもない。香りの嗅ぎ方を説明しているのである。
この日高知から蔵元代表として参加いただいた司牡丹酒造より酒造好適米のサンプルをいただいた。
テキストはこちら。
こちらは料理長考案の特別メニュー。料理とお酒の相性体験をするわけだが、この講座にだけ提供するには惜しいくらいのおいしさ!
スパークリングで乾杯し、華やかなタイプ、軽快なタイプ、コクのタイプ、熟成タイプの5種に合わせ、料理も5種。それぞれのおいしい組み合わせを体験していただく趣向だ。軽快タイプの「司牡丹 船中八策 純米辛口」には、かつおのたたきサラダを。
後半には司牡丹、竹村社長のお蔵の話や米や水の話で盛り上がる。この日の水は司牡丹の仕込み水。めったに飲めない美味しい水に皆さん感動。
開始からほぼ2時間半。最後まで盛り上がって終了。
1~2週間後には「日本酒ナビゲーター」の認定書が参加者みなさまのお手元に届きます♪
料理の先生、パンの専門家、お料理好きの奥様、日本酒ファンの旦那さん、スペイン人の男性などなど様々なお立場の方がいらっしゃたが、とにかく皆さん料理好き、美味しいもの好き。
でも、美味し料理はお酒があってこそ。アルコールに弱くてもちょっとお酒があれば楽しさは深まります。
世界遺産となった和食だが、これはお寿司や懐石料理、すきやき、しゃぶしゃぶなど料理そのものが世界遺産になったわけではないのあ。料理とともにある文化が認められたのだ。その中には日本酒や焼酎、日本ワインを料理と楽しむ文化が含まれていることを今一度思い出したい。
食卓にお酒を!
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