2012年2月24日金曜日

ドンペリ・エノテーク&ラベイを美女と飲む!!

飲んでしまった。
飲んでしまったよ。
ついに飲んでしまったよー。

ドンペリニヨン・エノテークとドンペリニヨン・ラベイ。

うひょ~っ。

それも、美女たちと。
私、美女好き。
え? あなたも?

ですよね~~。



まずは、「エノテーク1996年」。
「エノテーク」とは、通常商品よりも長い熟成を施した、
ドンペリニヨンのなかの逸品。
通常は7年程度(これも長いが)だが、これは最低13年間は熟成させたものしか、
「エノテーク」にはならない。
醸造と熟成の専門家=エノテークが、
厳選したものだけを瓶詰めした芸術品だ。
1996年、飲んでみると不思議に新鮮さと若々しさが感じられる。
泡もしっかり存在感があるし。
しかし、飲んでいくうちに、深く濃厚な熟成風味が表れるから驚き。

・・・って、ちゃんとラベルを見てよ。
誰、ボトルの横のおみ足ばかり見ているのはっ?




この日(勢いで)、「ラベイ1990年」も開けた。
正確には「レゼルヴ・ド・ラベイ」
きゃは♪

澱とともに20年間の熟成を経たスーパープレミアム・シャンパーニュだ。
通称「ドンペリ・ゴールド」。
きゃは♪

「ラベイ」=L’Abbayeは、
シャンパーニュの生みの親、ペリニヨン修道士が誕生した修道院の名前なのだ。
ラベルも淡いゴールドカラー。

ちょ、また、おみ足見てるぅ~。




私はこのラベイ、ワイングラスで飲ませていただいた。
フルートグラスでは、ラベイの美しくかぐわしい風味が、楽しめない。
色も輝くゴールドで、香りが何しろすごくゴージャスな熟成香だ。
ドライフルーツ、ナッツ、スパイス、香料、ブリオッシュ、樹脂・・・・。
泡がかなりきめ細かく、繊細になっている。

おお、これが、ラベイか・・・。
感動した。
感動したぞ。


だれ、美女の写真に感動したとか言ってるの。




♪♪♪

2012年2月21日火曜日

球磨焼酎、おいし~家飲み、試飲&試食イベント、開催!

いやはや、とっても楽しいイベントでしたー。
もしかしたら、球磨焼酎の歴史始まって以来の
(かなり長いね、だって球磨焼酎の歴史は500年だかんね)、
あたらしいイベントだったかもしれない。

だって、球磨焼酎とカルパッチョをあわせたり、
パスタをあわせたり、チーズやチョコスイーツをあわせたりしたんだもの。

はい、球磨焼酎(米焼酎)大使に任命いただいてから考えました。
意外にバラエティー豊富な球磨焼酎を、
味わいの個性に合わせ、違う料理に合わせることができるはずだ、と。
飲み方とレシピ、考えましたっ。



会場は、熊本市内の人気レストラン「壱乃倉庫」。
お蔵を改造した店内は天井も高く、とてもいい風情。
なにしろお店の方の働きがすばらしい。
「ノーといわないサービス」が徹底されている。
だから昼も夜もパーティーでも大人気なのだ。

デコポン梅酒の球磨焼酎リキュールのソーダ割りを、
ウエルカムドリンクとして飲みながら、
まずは、球磨焼酎とは何ぞや?というお話をきいていただく。



「ガラ(とっくり)」に焼酎をストレートで注ぎ、直火でお燗にした後、
オンザロックにする、新しい飲み方。
不思議にまろやかで滑らかでおいし~~のだ。



はい、球磨焼酎大使ー。


最初にお出ししたのは、
「熊本産車えびのカルパッチョ」
あわせるのは、華やかな吟醸香が香るフレーヴァータイプを、
クラッシュアイスとともにシャンパンフルートグラスで。
車えびは熊本の特産。ブリブリした食感がおいし~。
ソースには、同じく熊本特産のデコポンのジュースをたっぷり使う。
この華やかな風味がフレーヴァー焼酎とよく合うのだ。



次は、「新鮮野菜のバーニャ・カウダ」。
ソースには、熊本特産の豆腐の味噌漬けを練りこむ。
ネーミングは「くまモン風」。
焼酎は、癖のないライトタイプをハイボール風に。
ヘルシーな組み合わせ。



今回のイベントではお出ししなかったけど、
スパゲッティ・ヴォンゴレもライトタイプととてもお勧め。
アサリは、そう、熊本名産。
トマトを入れれば、「ヴォンゴレ・ロッソ」になるよ。
ライトタイプの球磨焼酎を氷とともにワイングラスで。
こんな飲み方だってOKなのだ。



伝統的なリッチタイプの球磨焼酎のお湯割りには、
「豚のスペアリブ、味噌風味」。
球磨地方では、骨付きの豚肉や猪肉を食べる伝統があるとか。
骨付き肉のおいしさ、味噌のうまみと香ばしさに、
濃厚な味の球磨焼酎がぴったり。
これ、伝統の楽しみ方ね。



伝統的といえば「ガラ」と「チョク」。
ストレートを直火でお燗にしてそのまま飲む。
ツヨイッ思うけれど、意外にまろみがあっておいしい。
これには、絶対、チーズ。
今回は白カビチーズの代表「カマンベール・ド・ノルマンディ」だ。
白カビチーズとカビ(麹)を使ったお酒の組み合わせは、
グローバルスタンダードにしてもいい相性なのだ!



「うなぎ(球磨川の名物)の燻製」と樽熟した深い味わいのキャラクタータイプ。
うなぎのスモークは、バーメニューとしても人気。
樽を使って熟成させた球磨焼酎は、上質のモルトイスキーにも負けない味わいなのだ。
スモークした香ばしい風味のうなぎとの相性は最高。



最後は、スイーツ。
樽熟成したキャラクタータイプの球磨焼酎は、
ストレートで「フォンダン・オ・ショコラ」と。
これは感動の組み合わせなのだよ。
本当です。
焼酎の香ばしい風味に濃厚なチョコのビターな甘さが絶妙のハーモニー。
まさに、大人のスイーツの楽しみ方なのだ。
このあたりには、もう、参加者の皆様、天国気分♪



こちらは、フルーツフレーヴァーが人気の華やかフレーヴぁータイプと、
フルーツタルト。
果物の風味同士がすてきな相乗効果!


以上のレシピやもっと簡単に楽しめるおつまみ案を、
近日中に冊子でご紹介できるはず。
ぜひ、おいしいおつまみと球磨焼酎を、おうちで楽しんでください。
もちろん、料飲店関係の方も、見てね。
使えるレシピですよん。




今回のイベントは、さまざまな方々のご協力が上手に重なり、
とてもいいものになりました。
心より感謝いたします。
ご参加の皆様もありがとうございました。

まだまだ、球磨焼酎、おいしい&楽しい飲み方提案していくよー。





♪♪♪

2012年2月19日日曜日

ワイングラスでおいしい日本酒アワード 審査員やりました!

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2012

今年は、審査委員をやらせていただいた。

エントリー数は約200社から320点を超え、

民間のコンクールとしては国内最大規模のものだとか。

確かに、日本酒、ワイングラスで飲むとおいしいものがるものね~~。

このアワードを機に、

日本でも、もっともっと、

おしゃれにエレガントにワイングラスで日本酒を飲むようになってほしいし、

外国でも日本酒に親しみやすくなること、間違いなしだと思う。



出展部門は、

(1)WGO
日本酒アワード…1升ビンで3000(税別)以下

(2)WGOスパークリングSAKE部門…米を主原料とする発泡性の醸造酒

(3)WGO(純米)大吟醸部門…500900mlをラインナップしているもの

の3部門。

今回私は(1)を担当。170種ほどをワイングラスでテイスティングした。

グラスはリーデル社の大吟醸グラス。

いやぁ、なかなかきつかったですね~。






審査委員のみなさまとパチリ。


品質鑑評プロフェッショナルの先生方とともにやらせていただいた。
勉強になりました。

思うに、
このアワードの大切な審査ポイントは、品質評価はもちろん第一だが、
文字通り、
「ワイングラスで飲むと、おいしい、楽しいお酒」であること。
品質劣化や製造上の問題を「個性」とはいいたくないが、
ワイングラスで飲むならば、
たとえば、色があったり、お猪口では感じられない豊かな香りが感じられたり、
口あたりが繊細で奥行きが出たり・・・・、といったところが、
ワイングラスで飲む意味なのだ。

このあたりにポイントを置いて、審査をやらせていただいた(つもり)。

結果発表は4月9日。

楽しみですね~~~。





♪♪♪

2012年2月18日土曜日

史上最高(たぶん)の“越前献上ガニ”を、三國シェフ、服部先生と、食す!

先日、福井は三国港の越前ズワイ蟹が皇室に献上された。
極上の蟹を丁寧に選別し心をこめて茹で上げて献上する。
大きさは1.3kgだとか。
大きい。
実に大きい。

しかーし。
献上の数日後、ここ福井県坂井市三国町の「房洋楼」にて、
献上ガニの上を行く1.6kgの蟹が饗された。
むほほーい。

食すのは、「ふくい食のアンバサダー」のホテル・ド・ミクニ、
三國清三シェフと服部料理学園服部幸應校長。

いやはや、正直私も、こんなみごとなズワイガニ食べたことない。

で、
合わせるお酒は、私がセレクトさせていただいた。
シャンパンも白ワインも、福井の地酒も、本日はワイングラスで行くのだ!
うう~~ん、最高!




波しぶきがかかりそうなほど海際にある料亭旅館「房洋楼」。
2階の宴席。
窓を開けると波の音が。
テーブルのしつらえも格式があり素敵だ。




乾杯と前菜にあわせたのはシャンパーニュ「ル・ノーブル」。
濃厚さときらきらした酸味がとってもエレガント。
あまり知られていないブランドにしてみた。




お刺身とお椀には黒龍。この時期にしか飲めない「垂れ口」だ。
こういう吟醸は、ワイングラスだと華やかさが何倍にもなる。



出た!
ズワイガニの脚のお刺身!
あまっ!
これには、フランス、アルザスのピノ・ブラン。
ほんのり甘さが、いいバランスなのだ。





越前ズワイの炭火焼。
これまたしつらえが素晴らしい。
香ばしさも素晴らしい。
蟹のみの自然な甘さも素晴らしい。
あわせるのは、福千歳「蟹至福」。
甲羅に注いで、甲羅酒。
山廃造りの旨みが膨らむ。
贅沢すぎるぅ。



はい、
出た、
これー、
越前ズワイの献上ガニ1.6kg!!!
こんなに大きくて身が詰まったズワイ、見たことない。
これ、一人に1杯つく!!
身はジューシーで甘くて旨みが濃縮。
さすがにこれにはみんな黙った。




ここで登場は若狭の「早瀬浦」。
希少価値の高い「浦底」だ。
これもワイングラスで。
きりっと引き締まった粋でいなせな男前の味わい。
ボトルの美しさにも、みなさま、ため息~。
このほか「白岳仙」もワイングラスでご提供。
滑らかな味わいは女性的。
手配してくださった林酒店様、ありがとう~~。



「献上ガニ」には、黄色いタグが二つ付いている。
つまり「ダブル・タグ」。
「三国港マーク」と「献上マーク」。
でも、
ここには「房洋楼マーク」が・・・・。
トリプルダグだぜ!



最後の締めは「越前おろしそば」で決まり。
これは大根の汁のみの三国スタイル。



ビッグな献上ガニが登場して、席は異様な熱気!
お着物姿のいけてるコンパニオンねぇさんたちもびっくり!
歌と三味線で盛り上げてくれた。



本日のお酒たち。
福井の食には、やっぱり福井の地酒だねぇ!



集合してニコリ&パチリ。
献上ガニづくしで、幸せの笑顔です。



バレンタインデーのチョコプレゼント。
福井のエスポワールのオランジェットを差し上げましたー。
福井の方々には東京のチョコを。
(東京から持っていったんだよ)



こちらは二次会。
三国の海を見下ろすイタリアン「サルヴァトーレ」。
ここはシチリアかカプリか・・・って雰囲気。
ワインは、キアンティだ。
(ここ翌日も皆さんで行ったのだ)




越前献上ガニ。
食の達人たちも、言葉がないご様子だった。
むふ♪
福井にはこんなに素晴らしい食材があるのです。
みなさまも、ぜひ、食べにいらしてね~~ん。

お手ごろに楽しむなら「ズボガ二」をどうぞ。





♪♪♪

2012年2月14日火曜日

三國シェフと服部先生とご一緒に、テレビ出演します!

昨年11月より始まった、
福井県坂井市の「越前坂井 うららの極味膳」プロジェクト、
なかなかうまくいっている様子。
さらに、たくさんの人に知っていただくために、
私と同じ「ふくい食のアンバサダー」であり同プロジェクトの委員でもある、
オテル・ド・ミクニの三國清三シェフと、
服部料理学園服部幸應先生とご一緒に、
テレビ番組の収録をした。
放送は、福井テレビにて2012年2月25日(土)18時~18時30分。
見てね。
ここでは、放送されない部分をちょっぴりご紹介。



スタートは丸岡城から。
このときは雪がちらほら。
福井の冬らしい風情がいい。
丸岡は、天守閣のある城としては最古なのだ!



丸岡のさらに奥の竹田へ。
ここには、全国的に人気の分厚い「油揚げ」があるのだ。



お揚げ屋さんの谷口屋さんにて、油揚げの極味膳を味見していただく。
三國さんお腹ペコペコ。



これが分厚い、油揚げ。
手前は「半熟揚げ」。ふわふわ。
向こうはカリカリさくさくの油揚げ。
揚げるのに50分かかるのだとか。この油揚げは、技がいるのだ。



こちらは、坂井町のレストラン「朱雀」。
A5ランクの若狭牛。
ここはヒレしか扱わない店なのだ。
膳はもちろんステーキだけど、三國さん、まず生で一口。



ジーーーと見ていた私にも、一口。
あ~~~ん。
恥ずかしいわーー。
でも、とろけるようで、脂っこくなくて、んんんまーーーい。
タルタルステーキにしてもいいくらい。



こちらは春江町のフレンチレストラン「ビストロ・ウールー」。
「ウールー」とは、うれしいとか喜びといった意味のフランス語。
三國さん、シェフをいじるのお上手。




こちらは大湊神社の宮司、松村さんとご一緒に。
北前船の本拠地である三国町は、たぶん、三國シェフのルーツの場所。
感慨深いとおっしゃる。
しかーし、松村宮司、この日、酔っ払ってました。
酔っ払ってなのか方言なのか、なにをしゃべっているのか、
いまいちよくわからん。
ここは、ちゃんとスーパーが入る予定だとか。
かなり、キャラが立ったチャーミングな人だ。



お昼は、三国町の「魚志楼」で甘エビ丼。
頭もさくさく食べられる。



三国町の古い町並みにある「三国湊町家館」へ。
ここで、三国の料理人さんたちが、
あの、あの、あのーーーっ、「献上ガニ」を用意しているのだーーっ。



ここから服部先生ご登場。
蟹と一緒にお出ししたのは、坂井市にある久保田酒造の
「鬼作左 袋吊り搾り」。




華やか過ぎず、米の旨みがあるお酒。
おいしいと何倍もお変わりするお二人。
この日は、ワイングラスでご提供したのだ。
三國シェフは蟹を何もつけずにそのまま召し上がり、お酒を一口。
「日本酒がソースになる!」と素敵な表現を。
後で試したら、まったくそのとおり!だった。



で、蟹にしゃぶりつく、しゃぶりつく、しゃぶりつく・・・・。



エンディングは日本海をバックに。
珍しく青空で気持ちよかった。



前日にお渡ししたチョコレート。
福井が誇るエスポワールの「オランジェット」なのだ。
この日は房洋楼にて、やっぱり、献上ガニ。
蟹については、別記事で。
いやはやすごかった・・・。



ああ~~、丸二日間、ご一緒した大御所お二人。
気さくで、面白くて、楽しかった。




関係者の皆様、ありがとうございましたー!



三國シェフとは、近いうち四谷の本店で、
「福井の食と酒のディナーイベント」を開催予定。
皆様いらしてねん。



♪♪♪