2011年3月27日日曜日

日高見と菱屋、浦霞、飲みましたー。

被災地の皆様、体の疲れ、心の労、未来への不安・・・たくさんあると思いますが、

全国が、世界がみんな応援しています。

引き続き、がんばってください。



東北の日本酒、飲んでます
家の近所の「干物屋さん」で。
まずは浦霞の純米を飲んだ後、石巻の「日高見」。
前に飲んだ印象より、うんとみずみずしくなめらかで品のいいコクがあって、おいひ~。
こんなにバランスのいいお酒だったんだー。
いまさらながら感激。
「超辛口」とあるが、なめらかさがあるので「超」という感じがしない。
この店、悔しいことにお燗をしてくれないけど、きっと、お燗がいいと思ふ~。


宮古の菱屋。原酒でなんとアルコール度数18.5%。
一口飲むと、「うう、焼酎のよう」。
だけど米の旨さもあり、なめらかさもあり、んんんまいっ。
これまたお燗もよさそうだし、ロックでもいいな。
この後は青森の田酒の純米。宮城、岩手のあとだと、
すごくボディーがあって驚き。



ああ、いまさらながらで恐縮だけど、
東北の酒、本当にうまし!



♪♪♪




2011年3月14日月曜日

東日本大震災、お見舞い申し上げます。

こんなことになるとは・・・・。
被災地の皆様、心配しています。
心よりお見舞い申し上げます。

被災地には、お蔵元様がたくさんあります。
どうなったでしょうか。
連絡が取れないところがあり、気が気ではありません。
テレビを見ていると、心がつぶれるような光景が流れます。

余震が続く、今日14日、予断を許しません。
また、今日から計画停電開始とか。
震災の大きさが尋常ではなかったことが実感されます。

今できることをやりましょう。



♪♪♪

2011年3月9日水曜日

ズボガニ・地酒・温泉満喫ツアー リポート その4

宿を出発し、福井の観光のメッカ「東尋坊」へ。
風が強くなり、ちょっぴり雨が。
まさに日本海らしい雰囲気になってきた~。






お決まりの場所でパチリ。


ごらん、あれが竜飛岬、北のはずれと・・・・、
ではなく、遠くに見えるのは「雄島」。


突然食べ物に・・・・。
東尋坊のお土産ストリートには、イカやサザエや蟹を焼いて出す店がずらり並んでいる。
これは、蟹味噌に卵を入れたもの。
香ばしく、黄身がとろとろになる。
通りすがりの人は、「うひゃ~、おいしそう~」とみんな足を止める。
私たちも、もちろん、ふらりと店内に入っちまった・・・。
このビジュアル、負けない人がいるでしょうか・・・・。


焼いたもの。
箸を入れるとトロリ。
うまいメニューを考えたものだ。
店は「ヤマニ」。
やるね。
たーだー、店頭に並んでいた「つぶ貝」と「ばい貝」の違いを聞いたら、
女将さん「え? 貝が違うんですよ」・・・・って。
そりゃ、わかるよ。
そこがどう違うのかを聞いているのさ。
こういうところをきっちりわかりやすく答えてくれるプロがいると、
もっといいんだけどねぇ・・・・。
残念。
「ばい」は蟹と一緒に獲れるのだとか。
蟹はもしや「ばい」を食べているのかな?
蟹好きの私。「ばい」も大好物なのはそのせいか?



続いて三国の町を散策した後、北潟湖のほとりにある、
越前おろしそばの店「一滴庵」に。
落ち着いた風情のある店。


メニューは、「おろしそば」「もりそば」「からみしぼり」のみ。
この日は、「釜揚げ」もあった。
これは福井の人はあまり食べない。
それに、
なんと、
日本酒がない。
1種類くらい置いてもいいのになぁ。



越前おろしそば。
ここのは格別に繊細。


「からみしぼり」。
辛味大根を使うものだけど、か、か、辛い。
後をひく辛さ。
これ、三国スタイルか。
しかし、食後は胃がとてもすっきりする。
これで、健康長寿の福井県民の仲間入りだ。


この季節限定の「釜揚げ」。
こんなの食べたことない。



辛味大根。こんなに小さいけど存在感あり。
私は越前おろしそばで育ったから、あまりよく知らない。


最後にパチリ。
ご参加の皆様ご堪能いただけましたでしょうか~。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。



また次回企画します。
お楽しみに~。




♪♪♪










ズボガニ・地酒・温泉満喫ツアー リポート その3

「梵」の見学の後は、お待ちかね芦原温泉にてお風呂とご夕食。
鯖江から芦原温泉までは、
35キロから40キロと結構距離があることに驚きながら、
のんびり町を眺めながら、芦原の名旅館「べにや」に到着。



宴会のお席にご挨拶に来てくださったのは、
福井県農林水産部販売課のお二人。
「福井に来てくれてありがとう」なのである。
「ふくいブランド大使」「ふくい食のアンバサダー」冥利に尽きます。

この後、ゆっくり温泉に。
やわらかくちょっと塩味が感じられる温泉は、
びっくりするくらいお肌がつるっとする。
ああ、こんなにいい泉質だったかと感激。
心から温まってから、地酒でかんぱ~い!



乾杯の日本酒はなんとワイングラスで。
先を行っていますね~、べにやさん。
ホタルイカとうるいの先付け。
ヘシコ、干し子、エポワスチーズ・・・と日本酒がおいしくなる前菜がずらり。
たまらん・・・・。



お造り。
福井名物のガサエビも。



焼き鯖寿司。福井名物。



グジ。これまた福井名物。



こちらは別注文の越前ズワイガニの焼き蟹。
炭火で目の前で焼く。
香ばしい。甘い。旨ひーーっ。


昼にズボ。夜にズワイ。贅沢ぅ・・・。
このほか、かぶら蒸しやつくね鍋など盛りだくさんに出てくる。


最後は、鯛ご飯とセイコガニご飯(残念ながら写真なし)と、
イチゴやざくろのデザート。
デザートになってもまだまだ日本酒が続くのだ・・・。


本日の地酒ラインナップ。
福井が誇る銘柄ばかり。
「白岳仙」、「梵」、「早瀬浦」、「黒龍・龍」は、前半に冷酒として。
「花垣・米しずく」、「梵・団」(1升瓶10,000円也!)はお燗で。
飲み方も丁寧に対応してくれる。
さすが、芦原随一の「べにや」だけある。

お庭も建物も家内のしつらえもすばらしい。
気取らず、落ち着いて、品格がある宿。
隅々まで掃除が行き届き、気持ちよく、安心感があり、
また来たいと思わせる何かがある。

出発の朝。
お泊りの1チームの方とともに。
左は女将さん。
石川県粟津から嫁いで来た。
勉強熱心でチャーミングな人だ。



今回のご参加の方々へのお土産。
若狭塗りの箸セット。おそばのセット。地酒セット。
お江とかお市とか、大河ドラマがらみが多いのはご愛嬌。



♪♪♪

ズボガニ・地酒・温泉満喫ツアー リポート その2

今回のツアーの「地酒蔵元見学」は、
「梵」の銘柄で知られる加藤吉平商店(鯖江)。
日本ならずとも、世界でも知られる蔵元だ。



ショップも併設されている。



ご挨拶される加藤社長。
写真は、昭和天皇の御大典の儀にて地方撰酒として選ばれた際のもの。



梵は、8年前より純米酒のみの製造になった。



梵のオリジナル手ぬぐいをきりりと締めて、
蔵内の見学。



参加者の顔もほころぶ、きき酒。
絞りたてを体験できる。



蔵見学にご参加の方々のみで記念写真。



心尽くしのおつまみできき酒。
というか、すでに、飲み会モード・・・・。
これも加藤さんの御宅。
ステキだ・・・。


梵の詳細リポートは、All About日本酒サイトにて掲載します。
そちらを見てね。
(3月後半アップ予定)




♪♪♪

ズボガニ・地酒・温泉満喫ツアー リポート その1

2011年3月5日(土)、快晴でぽかぽか陽気の福井県武生駅から、
この「おいしいツアー」が始まった。
ツアーは題して、
『ふくい食のアンバサダー・ふくいブランド大使がガイドする、
絶品ズボガニと福井の地酒と温泉を楽しむツアー』
おいしいもの満載のツアーは、ここが起点だ。


3月の福井とは思えないほど晴天で暖かい。
集合の武生駅周辺は・・・静か・・・だ・・・。


お迎えの車で30分ほどで、越前海岸くりやの、
「かねとも水産」に到着。
看板に嘘偽りなしなのだ。



今日のためにしっかり用意されたズボガニさんたち。
山盛りの量に皆さんびっくり。



今からかねともご主人がどかどか裁き、
じゃばっと茹で上げてくれれる。


少し透き通っているのがズボガニらしい。
うう~ん、大きい。



見事な裁きと勢いのある福井の浜言葉(!)で、
期待値も高まる!



これは、ズワイ。
いきなり沸騰したお湯に入れると、
脚をみずから切り落としてしまったりするので、
丁寧にお湯をかけて、慣らしていくのだ。


こちらは裁いたズボ。ズボはミソが苦いので基本脚だけ。
でも食べ応え十分。ってか、食べきれない。
これ、全部、我々のぶん。
ムヒヒヒ♪


苦いといえども、ミソはミソ。
ストーブで焼いて食べるのだ。


さて、茹でたて熱々が運ばれてきたーっ。
1人大きいものを3杯。
た、た、食べきれな~い。


ズボガニのズボは「身がズボッと抜ける」からついた名前。
ほら、ご覧の通り。
これをじゅるっと頬張ると、甘くてみずみずしくてジューシーで、もうもう最高。
茹でたて熱々がなによりおいしい。
これはここに来ないと食べられない。
絶対、体験の価値ありっ!


これは、越前ズワイガニ。
超ビッグサイズ。
1杯、30,000円クラス。
もちろんこれも我々の分。
私もいろいろ見てきたけど、これほどいいものはない。
ありがとっ、かねともさん!


皆さん、一心不乱に蟹にむしゃぶりつく。
あの、浅草の有名老舗どぜうやさん(あ、書いちゃった)も、
今年2回目の来店だとか。
外国からのお客様も多い。


こちらは、ズワイの身。
コクと甘味と旨味が詰まったミソに、甘い身を絡めて食べる。
天国の味わい。
この後ここに熱燗を注いで、キューっとね。
これまた、最高に幸せの味。
今までで一番おいしい甲羅酒だった。いや、本当。
ここでしか味わえない醍醐味だ。
1人3杯のズボはさすがに食べきれず、お持ち帰り。
宅配で東京まで送ってもらうこともできる。
こーれーはー、すごくいいお土産。



食事後はお土産などを買い、つづいて蔵元見学に突入だ。




♪♪♪