フランス、ボーヌにて開催のフェミナリーズ世界ワインコンクールの審査後、場所をパリに移し、日本酒セミナーを開催しました。
和食店の日本酒メニューの品ぞろえも増え、日本酒専門店も出来はじめ、フレンチにも日本酒ばオンリストされ始めているパリ。和食とともに日本酒への興味がどんどん増しています。
そんななか、ベーシックなビストロフレンチと日本酒のペアリングを体験していただくランチセミナーを開催させていただきました。
会場は、日本人シェフ篠塚氏がオーナーの「Les Enfans Rouges」。とっても素敵なレストランです。
本日の講師は私とともに、フランス人ソムリエのグザビエさんを招聘。オテル・クリヨンのシェフソムリエでもあり日本酒にも造詣が深い方です。
食材のご協賛は本わさびをはじめとした超新鮮な日本食材を提供されている「黒潮/KUROSHIO」さん。オーナーはフランス人ですが、日本酒通です♪
さてお酒。まず乾杯は福島県の「人気一 スパークリング」。華やかさ満点です。
このお酒を飲みながら、日本酒の基礎、日本酒と料理の組み合わせのポイントをお話しします。
続いて華やかフレーヴァーの広島県藤井酒造の「龍勢 純米大吟醸」。しっかり歯ごたえのある白身魚とかんきつ果物のサラダ仕立て。魚の旨味を引き出してくれます。白ワインとは違う楽しみです。
メインはぶ厚~~く切られた、まるでヒレステーキのようなマグロのソテー、クリームソース。食べごたえあります。これには、コクのタイプ「松竹梅 白壁蔵 生もと純米」。濃厚なクリームソースにも赤身の魚にもバッチリ対応できます。
仏蘭西人の方々からの質問もたくさんいただきます。これが日本と違うところ♪ 質問もうれしいのです。
デザートはチョコレート。広島の「華鳩 貴醸酒8年熟成」。まるで貴腐ワインのような、まるでコニャックのような、複雑で濃密で品格ある甘口の酒。これぞベストハーモニー! これが最も好きだというフランス人もいらっしゃいました♪
この日本酒ランチセミナーを素敵に紹介してくださったのが、お客様でもご参加されていたパリ在住のフォトグラファー&美容師のK.Hatakeayama氏。ぜひこちらのブログをご覧ください。 ご紹介ありがとうございました。
こちらは日本酒専門店「ラ・メゾン・デュ・サケ」。日本酒専門店が出てきたことがとてもうれしい。
これからも、フランスをはじめとした世界各国で現地の料理と日本酒のペアリングを提供してまいります。ご期待ください。
このたびのパリ運営では、蔵マスターの宮川圭一郎さん、ペコン倫子さんには大変お世話になりました。ありがとうございました!
また来年!