2009年11月28日土曜日

ボリーさんとメナールさんの競演@ロオジェ         おまけ

ロオジェも10年か・・・。
ワインバー・アルファと同じ頃始まったんだなぁ。
懐かしい、いろいろと・・・。
中本ソムリエが、余ったワイン、お店に持ってきてくれたりしたなぁ。
ああ、時のたつのは早いこと・・・・。


で、10周年記念の、
ジャック・ボリー氏とブルーノ・メナール氏、
2人の競演ディナーに行ってきた。


(相変わらずロオジェに行くと画像が多くなる)






アミューズ。
カラフルなキャビアみたい♪





牡蠣のゼリー寄せ、ほのかなカレー風味。
むふ、シャンパンにベストマッチ!





アラン・ロベール1990年。
すごく熟成感とボリュームがある。






キャビアと北海道産生うに。
カリフラワーのムース。
小さい小さいブリニー(っていうんだったかな)。
もう手がこんでるこんでる。



オニオンのスープの後がコレ。
ブルターニュ産オマール海老のフリカッセ。
オレンジ風味セロリのピュレ。
香ばしさとブリブリ感満載。



ブルターニュ産テゥルボ(ひらめ)。
白トリュフ添え。
ぶあつっ!



シャトー・ド・ボーカステル1995年。
スパイシーで、深い味わい。



シャラン産鴨胸肉とフォワグラの岩塩パイ包み。
カルダモン香るりんごのコンフィ。
うっは、古典的な料理。しかしモダンな仕上がり。
すごい。
でも、フォワグラ、食べられない・・・・。
ご、ごめんなさい・・・・。



はい、きた、これー。
コンテとモンドール。
旬でしょ~。



クロ・ド・ラ・ロッシュ1980年。
90年代かと思うくらい若々しい。


カプチーノ風フレーズのソルベ タイムの香り
(相変わらず料理名が長い)



ハンバーガー!
チョコレートの、ネ。



でたーーー、ポルト。
ワ~レ~の1966年。
キャッキャ♪
最高の組み合わせ。
シ・ア・ワ・セ♪♪



おみや。
このロールケーキとプティ・フール。
メニューには2人のシェフのサイン。
額にでも入れとこうかなっ。


10年を迎えたロオジェ。
10年で東京最高の、いや、日本最高のフレンチレストランになった。
10年経っても、あいかわらず、予約が取れないのもすごい。
20年後も、同じように、楽しませてくれるだろうか・・・・。

<おまけ>




で、先日行われたインポーター「オーデックス」にての、
中本さんのセミナー「ロオジェにおけるフランスワイン以外の可能性」
で印象に残った一言。

『ロオジェに10年努めてわかったことは、
料理とワインは合わせない。お客様の気持ちに合わせること』
なるほど。
ロオジェのお客様は、ワインの経験が豊富な方や、
ブランド好きの方が多い。
その中で、ありきたりのワインと料理の相性を提案しても、
意味がない。
お客様が今何を飲みたいのか、その気持ちにぴったりとくるワインを、
タイミングよくお勧めするほうが、よほど喜んでもらえる。


ふ~ん、中本さん、ロオジェでの10年間の経験で実績も出来、
公私共に落ち着いてきたようで、男としての余裕も見える。
さっすがだなぁ。
お話もうまくなって・・・(うれし涙)。
なんか、親戚のおばちゃんみたいな気分やわ。
♪♪♪








♪♪♪









2009年11月15日日曜日

一軒家で楽しむ懐石料理店「八雲茶寮」のすごいサプライズ

目黒区八雲。
あまり行かないところだけど、こんなにステキな料理屋さんが出来たなんて・・・・。
どうやら紹介制のようだけど・・・・。

懐石料理の「八雲茶寮」。
住宅街の中にある、大きなお庭に囲まれた一軒家。

この日はここで、ワイン会。
和食だけれど、ワイン会。
日本酒も出ます。
講師、やりました。
いやぁ、本当にステキなお店。

ここで、外国人向けの日本酒の会などやったらいいだろうなぁ。
料理に最後にはちょっとしたサプライズがあるし・・・・。





ちょっと見じゃぁわからない、この小さい明かり。
どなたかえら~い人のご自宅を訪ねるみたい。
お邪魔します・・・・。



門を入り、お庭をとおり、玄関を入って、右に、待合。
お茶室だけど、バーになっている。
落ち着いた雰囲気で、いいね。





お昼はここで和菓子を売っている。
待合では、朝粥やランチも食べられるとか。



ちょっと変わったスタイルのダイニング。
なんでも、「まな板」の延長で食事をする感覚なのだとか。
まさに「和のシェフズ・キッチン」。





本日のお料理と飲み物は、


・一口の旨味 生姜湯
・前菜  椎茸 レンコン白子のカラスミがけ 鮑銀杏醤油 ほか
これに、
シャンパーニュ・ガティノワ
ラモネのアリゴテ07
(シャンパーニュの熟成感と椎茸が絶妙)



・椀 車海老真丈
・刺身  白身ぽん酢
      烏賊  塩昆布
      鮪 漬け
・真鯛酒蒸し    
これに、
ヴォコレのシャブリ07
秋田の飛良泉・山廃純米
(烏賊&塩昆布にシャブリは驚くべき相性!
こういう出し方があったか・・・・。
ほかのお刺身には、山廃がやっぱりしっくりくるね)





・季節  ぐじのかぶら蒸し
・酒肴  鴨首肉の炙り
・鍋   近江牛と木の子のすき焼き
・飯   土鍋いくら飯
これに、
ピエール・ガイヤールのサンジョセフ・ブラン
デュジャック・フィス・エ・ペールのモレ・サン・ドニ
(鴨の炙り、香ばしくておいしい)




ご飯とは自家製茎ほ焙じ茶。
お茶にもかなりの思い入れがある店のよう。
口直しのフルーツの後・・・・・、サプライズが。








これ、これ、これ。
和菓子をライブで作ってくれるところ。
これはめったに見れないでしょ。
このお店の経営母体は、和菓子屋さん。
だからこそ出来るこのパフォーマンス。
この日は栗を使ったきんとん。
甘いものが苦手の私でも、これは楽しめる。
もちょっと甘くてもよかったかなぁ~。


途中お箸が3回も変わるところとか、
何回も温かいお絞りが出てくるところとか、
スタッフの方の感じがよくて親切で清潔感があるところとか、
ああ、心地いいなぁと思わせるポイント満載。



この日のお酒たち。


うう~~ん、ここで、日本酒の会やワインの会など、
いろいろ企画できそうーだっ。




ちなみに、銀座にも和菓子とお茶とお食事を楽しめる支店が出来た。
HIGASHIYA GINZA↓↓
ここも早速行ってきたー。
なによりお茶のバラエティーが豊富。
モノにも寄るだろうけど、3杯くらいいただける。
お土産に和菓子も買える。
日本酒・焼酎も置いてあって、お食事も出来る。
落ち着いて打ち合わせ・・・にも最適。
結構使えます。











♪♪♪









2009年11月13日金曜日

休日の遅いランチは、フランス流のガレット(クレープ)で。

本場フランススタイルのクレープを出してくれるのが、
丸の内の「ヴァンピックル」。
平日は場所柄、周辺で働く方々のランチで混むみたいだけど、
休日の遅いランチにもぴったり。
女性一人・・・という人もいたよ。
入りやすくていいよね。



ヴァンピックル。
このグループ、
本当にフランスの街角にあるようなお店の佇まいにするところが、
うまいんだよねぇ~。



前菜にムール貝。
ワ、ワ、ワタクシ、ムール貝は、ス、スキではないので、
み~て~る~だ~け~。



付け合せのフレンチフライをいただきまっす。
フランス料理店のフレンチフライなら、
もちっと、もち~っと、アレンジがほしいところだけど、
ま、発泡酒がすすんでおいしい。



そば粉のクレープ。「ガレット」と呼ぶ。
生ハムとチーズと卵。
結構食べ応えアリ。



とろりと黄身が・・・・。
これ、フランスならありえへんな。
あの人たち、生卵嫌いだからね~。



クレープにはシードルが決まりだけど、
ここは、優しい甘みのあるロゼのスパークリングで。
白も赤も飲んだけど、これが一番フィットしました♪





♪♪♪

2009年11月9日月曜日

カムジャタンの正しい食べ方教えてよぉ、てじまうるぅ~。

日本最大のコリアンタウン、新大久保。
まったまた、行ってきた~。
今回の目的はカムジャタン。
新大久保通のお勧めにしたがって、
「てじまうる」という店に行ってきた~。

なんとなく聞いたことあるなぁと思ったら、
同系列店の西新宿マッコリ専門店「てじまうる」を、
雑誌penで紹介していました。

ちなみに↓
http://www.akikotomoda.com/pdf/2008update/Pen/pen071115.pdf








「てじまうる」、
大人気店のようで混んできたら2時間制だとか。
まずは、ポッサム(というのかな)から。
野菜をたっぷりとれるのがうれしい。
続いて↑↑がカムジャタン。
骨付き肉とジャガイモの鍋。
骨がでかいでかい。
出汁がたくさん出るし、骨をしゃぶるのも好きだけど、
これはどうにも大きすぎて、食べにくいいいーーッ。
これ、本当に、このままかぶりつくのか?
どうにも手に負えなくて、ごっそり残しちゃった。
なんか、もったいな~~い。


もう一つのお勧め鶏鍋。
これまたスープがおいしいので、お勧めのおうどんを入れる。
マスタードをつけるのが韓国流のよう。
アキコはそのまま塩コショウがいいかな。
たーだー、これー、家でも出来るじゃん・・・・。
う~~む。


韓国焼酎は、ど~して~、こんなに甘いんだろ~~。



結局、前に来ておいしかった「チャンナム家」のカムジャタン、
食べなおしに来ちゃった・・・・。


本日2件目のカムジャタン。
ううう~~ん、前に来たときとなんか違うな~~~。
やっぱり骨がでかいでかい。
四苦八苦していたら、ここの女将さんが、
「これは、こうやって、骨をはずして小さくして食べるのよ」
と教えてくれた。
な~~~んだ、やっぱりね。
じゃないと、どうにもしゃぶりきれないもの・・・・。
「てじまうる」、ちゃんと教えてよ~~~。
結局、ここでも、前菜からはじめて、焼酎飲み倒してしまった。


この後「ノレバン」(カラオケボックスのこと)にいって、
歌いまくり♪
明け方、↑↑の「スンドゥブ」と「冷麺」で再びの腹ごしらえ。
ああ~、ひっさし振りに食べて飲んで、歌っただーー。
私もまだ体力あるなと、なんか、ほっとした夜でした。
あ、朝か・・・・。
♪♪♪








2009年11月5日木曜日

気持ちのいい接客の店「元淳」で、ふぐと日本酒

ふぐがおいしい季節になった♪

ふぐ大好き。

ふぐ命。

NO LIFE NO FUGU!

「脂の甘みより、アミノ酸の旨み」重視派のワタクシにとって、
旨味の塊であるふぐは、もうなにより愛すべき食材の一つ。

この日、ステキな紳士に囲まれて、
人形町の料理屋さんで、日本酒とふぐを楽しむ会をやったのだ♪



お店は、「元淳」さん。
女将さんはじめ、お店の人はみな親切でてきぱきしている。
すっごく感じのいいお店。
河豚やちゃんこが売りの料理屋さんだけに、
イキがよくてとってもうれしい。



サラリーマンが多い店で、入りやすい雰囲気。
ふぐ刺しコースやふぐちりコースが7,980円。

東京都中央区日本橋人形町3-11-8 中三ビル1F
03-3667-1147
日・祝は休み。



で、おなじみの方のご紹介ゆえに、
友田セレクションの日本酒を持ち込ませていただいた。
(本当はNGだと思う)

まずは、冷えた「白岳仙」で乾杯。
そのあとは、「花垣 超辛口」でヒレ酒。
ぜいたく~~~っ。

「福千歳」は山廃らしくお燗でね。



福井のお酒としてはちょっと男酒の「早瀬浦」。



長野のお酒「御湖鶴」は、コクがあります。



はい、きた、これー。
ああ、たまらん。
きれいな上に、おいしーー。
日本酒が進む進むぅ。
ふぐもいいし、お店もいいし、お酒もいいし・・・・。
なによりご一緒した紳士連がステキで・・・(T_T)
本当にいい夜でした♪
お手ごろにふぐをというときに、使ってあげてね。
人形町・元淳でした。
♪♪♪



2009年11月3日火曜日

ソライヤ垂直試飲!やりました~。

またまた、お知り合いのワイン会に行ってきた。
今度は、イタリア尽くしの「SOLAIA垂直試飲」だぁ。



まずは、フランチャコルタで乾杯。
ドライでボディーがあって飲み応えあり。
酸の感じがやはりシャンパーニュとはち・が・う・・・。
透明ボトルがおしゃれ。



イエルマンのシャルドネ。
グレープフルーツのようなシャルドネらしい果実味が安心する味わい。



ピエモンテ、ランゲの白。
「ナシェッタ」というイタリアならではの白ワイン品種。
「ANAS CETTA」と書いて「ナシェッタ」と読むんだって。
知ってた?
ね、ね、知ってた?
私知らなかったぁ・・・・。
味わいは、なんか、かた~い。
若いのか?
不思議なワイン。
エステル香?
日本酒っぽい、焼酎っぽい感じさえ・・・。



なぜか、ソライアの前に「Sassicaia」を。
わ~~い♪
いいっすね、いいっすね。
2001年で、わっか~~~~い。
ガキじゃ~~~ん。
でも、イケメ~~~ン。
完全ボルドー風味で、イタリアワインとしてはかなり洗練されていて線が細い。
草食系じゃん!
うふふふふ♪
さすがだね。
もっともっと熟成させて、エレガントな紳士にしたいね。
ぐふふふふ♪


で、Solaia垂直。

2001
まだまだ若く閉じていているが、サンジョベーゼらしい黒オリーブのような印象が顕著。
酸は十分あるけれど、果実味優先。Sassicaiaとの違いはもちろん品種。
こちらはイタリアの個性たっぷり。

2000
さらに果実味がたっぷり。豊満なイメージ。

1997
色がかなり濃く、種っぽく、荒い印象。香りは非常に華やかで心地いい。

1994
やっと熟成香が少し。が、また筋肉がたっぷりの感じ。

1987
ボルドーっぽい!タンニンも十分でアルコールつよく、つやつやしている。
やはりオリーブオイルのような風味が。エレガント。

1986
さらに色が濃い。濃いけれど熟成色。昔のほうが色が濃かったのね・・・・。
熟成から来るなめらかさがあって、飲み頃に入ってきた感じ。
時間がたつと、愕くことにブルゴーニュっぽくなってくる。
まるでヴォルネーみたいで、びっくり!
すごくスパイシー。



今回のメインは「豚」だったけど、
やはりもっとがしーっと赤身肉の炭火焼きなどにあわせたい気がしたな。
でも、ワインに詳しい方々ばかりで、勉強になりました~~~。


最近、とんと飲まなくなったイタリアワイン。
イタリア料理屋の娘なのにねぇ・・・。
やはりなんだか、パワフルすぎて、舌と体がついていかない・・・。
60年代とか70年とかの熟成したバローロなら、
体が楽なんだけど。



あ、財布が楽じゃなかったワ・・・・。




♪♪♪