2012年9月29日土曜日

ゴージャス! 東京ステーションホテル、内覧会に行ってきた!

500億円!
総経費500億円だとか。
このたび、東京駅丸の内に新たに開業する「東京ステーションホテル」だ。
グランドオープンの前の内覧会に行ってきた。
モダンさと伝統を融合させた荘厳さと、なんといっても1915年からの歴史に、息を呑む。


 昔の趣きそのままの概観。

 ロビーラウンジ。誰でも入れる。こだわりの紅茶やシロップ、コーヒーが味わえる。

 松本清張が執筆に使った2033室。

 アトリウム。朝食を食べるお部屋。宿泊客のみ利用ができる。おしゃれな個室もある。

ロイヤルスイート!!会議室か!!寝室も素敵デシタ。


 (うう、画像が横にならない)ここもスペシャルなお部屋。メゾネットタイプ。丸窓がかわいい。一泊20万円。泊まってみる?

ドーム。美しいレリーフ。十二支が並ぶ。息を呑む美しさ。これを眺めながら過ごせるお部屋もある。

バー・カメリア。落ち着いた大人の雰囲気。料理もいろいろある。

 メインダイニング「ブランルージュ」。真横に新幹線が見える!鉄男君にはたまらないシチュエーション。驚くことに音が静か・・・。素敵です。

もうひとつのバー「オーク」。こちらはスコッチメインのバー。仕事ができる男の隠れ家みたい。誰でも使える。




は~~。ため息。会員制のスパ&フィットネススタジオもかなりいい。出張帰りに気持ちいいスパで一休み・・・なんて、あ~、あこがれる~。
東京の、いや、日本の顔ですな。





2012年9月27日木曜日

料飲店様元気アップ作戦!by 香住鶴(株)

風光明媚な兵庫県北部、日本海に面する位置する「但馬」・「香住」地区は、海の幸、山の幸、川の幸、里の幸の宝庫。
おまけに、生真面目に手作りする良質の地酒「香住鶴」がある。
ゆったりと温泉につかり、おいしい旬の幸とやわらかいうまみのある香住鶴を楽しめる、お勧めの観光地だ。
ここで、旅館・民宿・飲食店・酒販店の方々向けに、旬の料理と地酒のおいしい組み合わせを、いかにお客様にお勧めするかを試食&試飲とともに体験・体感していただく講習会を開催した。
もちろん最終目標は、各お宿・お店の飲料部門売り上げアップ。
題して、『料飲店様元気アップ作戦!』。現地香住にて二日間にわたり約70名の方に受講いただいた。ご希望の方は“日本酒ナビゲーター”の資格も取得できるお得な講習会だ。

  
まずは、旅館・民宿・リゾートホテルにとって、いかに「飲料」が有用な商材かを知っていただく。料理には力を入れるが、お酒は無頓着というお宿が実のところ結構多い。これ、とってももったいないのだ。



続いて、日本酒の現状と商品特性を勉強していただく。これを知るだけ、いかに地酒を売ればいいのか、どういう売りのポイントがあるのかをご理解いただけるはず。


 
ご参加の方々はみなさま熱心。お酒が飲めないという方ももちろん参加。だって、「お酒が飲める」「お酒が飲めない」は、お酒を売ることと関係ないのだから。お酒が飲めない人こそ、お酒を売るチャンスを持っているのだ!

 
サービススタッフ用のアンチョコ・パンフレット。旬の食材とどの銘柄が合うのか、どのようにお勧めしたらいいかのセールストーク案がコンパクトに記載されている。こういう「使える」ツールを作成するなんて、地酒「香住鶴」さま、本当にすばらしい!


講習の後半は、実際に料理とお酒を合わせて体験&体感していただく。これが重要。松葉ガニの焼き蟹にはこの銘柄、但馬牛のサーロインステーキにはこの銘柄(お肉にも地酒、ばっちり合う)、白イカにはこの銘柄・・・・、とこの日は7種類の料理と12種のお酒をご用意。もちろんお燗も。さらに、お勧めの酒器のお話もプラスした。

ご参加の方からのお声やアンケートには、「勉強になった」「初めての体験で驚いた」「売り方のポイントがわかった」「もっと勉強したい」「スイーツとお酒が合うことを始めて知った」などうれしい感想が。これが現場で生かされることを願っていますー。




観光客にとって、旅の楽しみはなんといってもその土地ならではの「食と酒」。
お客様をお迎えするお宿には、おいしい地元の旬の料理とその土地の地酒を、上手にお勧めしていただきたいもの。それが、ひいては売り上げアップに結びつくのです。
全国の旅館・民宿・リゾートホテル、さらにお蔵元様、そのことに気がついてくださいねー♪
お手伝いいたします。















2012年9月20日木曜日

福井の地酒とおろしそばの会で、地酒セミナー!

南青山291にて開催された福井の地酒とおろしそばの会。「福井の地酒セミナー」をやらせていただいた。ここで行われる地酒の試飲会は5回目くらい・・・だろうか。主催者が変わって2回目。盛況だ。私は福井の地酒と食をご紹介し、より楽しんでもらうためのお手伝いをさせていただいた。



南青山291は物産館。1階の食品売り場はかなりの人気みたい。この日、竹田の油揚げを買おうと思ったら、売り切れ・・・。「ケンミンショー」で放送したから、大人気なのだ。試飲会は2階の会場。


毎回、大賑わいの試飲会場。蔵元さんも張り切ってお迎えしている。


会場のはしっこでセミナー開始。今回は、プロジェクターを使用し、まずは日本地図から。「みなさ~ん、福井県の場所、お分かりですか~?」って、ここからお話しする。ちょっと情けない。でもね、福井の場所、知らない人、いるんだよね~~(涙)。


全国の地酒は、風土と食と人の技で味わいが決まる。福井は、雪国ならではの自然な寒仕込み、新鮮なとれたての魚介類と精進料理からくる淡いながらも深い旨味の食、そして滑らかな軟水(一部硬水もある)で醸される、「淡麗旨口(たんれいうまくち)」なのだ。




そのほか、福井の自慢できることをずらっと紹介。なんてったって「健康長寿」が福井の自慢だ。健康で長生き・・・をつかさどってくれるのが、おろしそば。健康食品のそばにビタミンたっぷりの大根おろしをプラスするこの「越前おろしそば」は、これだけで完全食品。体の中の悪いものも排出してくれそうだ。これを食べて健康長寿でおいしいお酒を飲みましょう。



こちらは「越前焼き」。日本六古窯のひとつ。伝統の技が息づく焼き物。薄くて軽くて緻密な組織。きゅっと引き締まった焼きで、とっても繊細なのだ。
大きくて平べったい酒器は、私のオリジナル。この大きさと形でお酒を飲むと、ふしぎにあま~く滑らかに感じる。ただいま、更なる改良中。越前焼きの組合や作家先生方にお世話になり、最高のものを生み出すつもり。入れ物は石田縞。福井県鯖江の伝統織物。柔らかくて弾力のある肌触りのやさしい綿織物。これも、さらに素敵に改良する。お楽しみにーーー!