SAKE女の旅イベントとしては初めての、「ふくいの食アンバサダー」としてはかれこれ十数回目の『越前ズボガニと福井の地酒と温泉満喫の旅』(はい、毎年やっているんですね)、行ってまいりました。総勢23名! ようこそ福井へ!!
雪国の冬はやはり雪があってこそ。最近は暖冬のせいかほとんど雪が降らない、積もらないのです。
しかし、この日は福井らしいしっとりとした雪が出迎えてくれました。住んでいる方には申し訳ないですが、福井はこうでなくっちゃ。
金曜の夜、三々五々福井へ終結。APAホテルに集合して、片町の地酒居酒屋「汐彩」さんへ。ご主人は、地酒のプロ。豊富な地酒とそれに合うおつまみたっぷりで気持ちよくなりました。
二次会は恒例(!)
「ブルー・ライト・カフェ」へ。東京でも出てこないような珍しいチーズとトリュフたっぷりのパスタ。福井はこういうものもきちんとあるのです。 こちらはワインで。怒涛の飲み会は続きます・・・。
翌日の朝は、真っ白な雪の中永平寺は
「白龍」吉田酒造様へ。
吉田由香里社長が頑張るお蔵。東京でも最近はよく見るようになってきました。清らかで優しいコメの旨味が感じられる味わいが自慢です。
白龍は、
1806年(文化3年)創業の伝統蔵。暴れ川「九頭竜川」が冬白い湯気をたたえて流れる様から名づけられたとか。美しい名前です。
大勢いるのでふた班に分かれての見学。製造担当の長田さんのお話も、じんわり面白い♪
大勢での見学、お世話になりましたー。
さて、今回の大きな目的である「ズボがに」三昧。今回は越前港の
「かねとも」さんに伺いました。ひとり3杯という大山盛り状態でむしゃぶりつきます!お座敷で23名がズボガニに食らいつく! 迫力です。みずみずしく甘く、茹でたてアツアツをいただきます!!
蟹でお腹いっぱいって、どうです。幸せでしょ。
しかし、ズボガニはどうやら今年が最後のようで、来年からは禁漁になるとか。残念です。いやぁ、食べました、飲みました。
午後は福井市内に戻り
「越の磯」さんの見学。明治42年創業。福井の米と水にこだわり丁寧に酒造りを行う蔵。滑らかでバランスのいい飽きの来ない味わいは人気です。毎日飲めるお酒です。
越の磯は、実はクラフトビールも作っているのです。その名も
「越前福井浪漫麦酒」。地元では出来立てを飲めるのもまた幸せ♪ このクラフトビールは世界でも評価が高いのです。福井の地ビール、世界へ羽ばたけ!
さて夜は
芦原温泉「長谷川」さんにお世話になりました。ゆっくりお風呂に入って、地酒で乾杯。温泉宴会の醍醐味ですなぁ。で、この日は、福井県観光ブランド営業課からお二人、
橋本芦原市長にもお運びいただき、格調高い宴会となりました。
つい数日前、東京にて
「あわら市PR」の席でご一緒だった橋本市長。 お仕事熱心で市民から絶大な人気を得ていらっしゃいます。
福井市からは福井さんの米を。あわら市からは素敵な絵葉書をお土産としていただきました。ありがとうございました。
宴会らしく乾杯のご挨拶をいただき、たっぷりの地酒を堪能。とくに、日本酒きき酒師の女将がふるまうその名も「純米吟醸 女将 辛口」と「甘口」がおいしいです♪
お酒に合う料理が次々と・・・。で、ここでも越前ガニが・・・。翌日起きたら蟹になっているのでは・・・。
なんと参加の方の中にマジシャンが! 演芸会の形相も呈してきました・・・・。
さすがお酒の会。SAKE女の会。二次会もしっかり飲みます♪ 旅の夜はお酒と話で盛り上がるのです。
翌日は、「金津創作の森」にて陶芸体験。青い空に白い雲、そして白い雪が目にまぶしい。
アメリカ人のアーロン先生のご指導のもと、今日はどんぶり鉢を作ります。アーロン先生の福井弁がとってもチャーミング。
一見簡単そうに見えてやっぱり難しい陶芸。出来上がりは3月です。お楽しみに。
最後はいつものこれで旅の締めくくり。
「ヨーロッパ軒 元祖 ソースカツ丼」。あっさり軽快な味わいで癖になるのです。ずっと魚介類が続くのでこのあたりでこういう料理が欲しくなるのですね。
たっぷりいただき、無事解散。
さて、二泊三日の福井の旅イベント。いかがでしたか?
来年は、ズボガニがないので、お手頃価格ではできないかもしれませんが(涙)、そこはSAKE女の会代表、「ふくいの食アンバサダー」が籏持する旅です。がっちり面白い内容を考えて、企画いたします。
お楽しみに♪