商店街に面した入れにく~い駐車場は第一も第二も満車で、いやぁ、これは人気店だなぁ、と思ってようやく店内に入ったら、あれれ? そんなにお客さんがいないじゃない。1階はお肉屋さん。2階3階がレストラン。3階にたくさん居るのか?
で、注文したのは、「当店おすすめメニュー お昼の部 千成亭和風ステーキ重」。近江牛ロースか厳選和牛フィレのどちらかに小鉢、吸い物、香の物がついて2,980円。
いいじゃん、いいじゃん。
アキコはもう絶対「フィレ」!
フィレに決まり!
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・ん、ん、待てよ。
「フィレ」って、これ近江牛って書いてないじゃん。
もしかして近江牛は「ロース」のみか。
ま、まっさかー。
で、仲居さん(という感じのスタッフが多い)聞いてみた。
「はい。これは近江牛ではありません」
なにーーーっ。
近江牛専門店で、近江牛食べないで、どうすんねん。
おまけに、ロースは嫌いなんじゃよ。
なぜ、フィレを置かぬ。
高いのか?
高いんだろうな。
ま、いい、高くても。
それより、このカラクリに気がつかないお客さん、多いんちゃうの?
いやぁ、アキコ、よく気がついた。
エライぞ、私!
もう、死ぬ気の選択(大袈裟)で注文した「近江牛のロース」。
だって、しょうがないじゃん。
やっぱ、ちょっと脂っぽいでしょ。
ちょっと筋もあるし。
うう~~ん。
量も物足りない。
そ・れ・に・・・・。
ご飯が、やわこ~い。
お重のご飯にしては、べちゃべちゃしすぎだよぉ。
ジャガイモのってるのも、なんだし・・・・。
これ、お店の人、食べたことあるのかなぁ。
商品のチェック、してますか?
これはあかんやろ、実際問題・・・。
こちらは、「おすすめランチ」のお肉。
オードブル、スープ、パンかライス、デザート、コーヒーのセットで2,980円。
お肉は「厳選和牛ステーキ」。
やっぱ、近江牛じゃない。
まぁね、近江牛がすべてじゃない。
そりゃわかっているけれど、せっかく「近江牛専門店」なんだからねぇ・・・・。
あと、こういったお手頃ランチセットならしょうがないと思うけれど、基本、お客に焼かせるシステムって、どうなのかねぇ。
プロでも焼く技って難しいはずなのに・・・・。
お客に焼かせてお金を取る・・・・。
ふうむ。
どうも、あたしゃ、そこのところが納得いかないのね。
ま、自分で焼いて食べるのが好き♪という人もいるから、一概には言えないけれど。
あと、ワインの品揃えも、いかがなものか・・・。
なんだかコンセプトがわからない不思議なリストだった。
もしかして、出入りのお酒屋さんの言いなり?
ま、いいけど・・・・。
地方都市のそこそこ歴史ある、そこそこお客も入る老舗の店。長年の経営で安心しているのか、客観視できていない、こういったお店が案外多い。
地方都市でおいしいものを食べたいと思ったら、その土地の食いしん坊さんに聞かないとダメね。そういう意味ではネット情報もイマイチですな。困ったことだ・・・・。
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