2009年3月15日日曜日

や、やばい、マジおいしい、飛雁閣の400g極上フカヒレ!

フカァ~ヒレェ~♪ ねぇ、こんなに太いの、食べさせられたらぁ~♪
はい、レミオロメンの「粉雪」のメロディーでどうぞ。
フカァ~ヒレェ~♪
ええ、ええ、もう、そんな気分。
噂には聞いてました。ええ、ええ。
百聞は一見にしかず。
いや、やばいです。まじでおいしい。おいしかったぁ~ん。
飛雁閣の特選極上巨大フカヒレ400g。







↑これ、これ、これです。
この量と大きさ、わかってもらえるでしょうか。
巨大フカヒレ。金華豚と無添加の牡蠣油(飛雁閣オリジナルらしい)でじっくり作られたもの。幅も厚みもすごい。た~っぷりのスープで器もでっかい。一見スープが多いようだけど、いやいや、このスープも極上の味わい。もう、もっと水で伸ばしてもいいくらいよぉ(←卑)。
ちなみにこれで63,000円也。
メニューには2~3名様で・・・と書いてある。
一人で食べてみた~~い。
きっと、最後の晩餐だな。







見て! この美しさ。
淡いようで濃いようで、繊細なようで大胆なようで・・・、そして、後味が長い。さくさくの歯ざわり。ヒレ一本一本に存在感があります。
唇が、んまっんまっとくっつく感じ。
むは~、たまらん。
たまらんです。
この飛雁閣のウリは「無添加」。そう、化学調味料なしというところ。
フム、たしかに、いやな味わいが一切ない。
すこ~しアンモニア臭いかなと思わなくもないけれど、それが中国料理らしい深みのような印象にも思える。
いやぁ、これは食べ応えあります。
さくさくとろとろのシアワセ♪ここにあり。






箸で持ったら、重い重い♪






あーわーびー。
吉浜(青森だそうな)の極上品を無添加で調理。
なにせ、ここの料理長は、香港の福臨門酒家で長年勤めた方らしい。
なるほどね。
大きさは「10頭」。
この数字が小さくなればなるほど、鮑のサイズが大きくなるんだって。
は~、初めて知った。
この「極上干し鮑のステーキ」は126,000円。
12,600円ではありません。
ちなみに15頭サイズで39,600円。






すっごく緻密な組織。歯がしっとりと吸い付くよう。フカヒレ同様深い味わい。いやな感じが全くない。極上のお寿司屋さんの煮鮑と同じような風味がある。当たり前か・・・。付け合せの野菜がおいしい。青いのは中国野菜「カイラン」。おいすぃ~~。




こちらは、フカヒレ、鮑以上にアキコが感動した「きぬがさ茸の燕の巣詰め」。2本で6,300円。
こーれーはー、んまいっ。
アッサリとした中に上品な旨味がある出汁がもう絶品。青野菜は、ほんのりと芹のような匂いのあるさくっとした中国野菜。こーれーがー、うま~いうまい。
この家は、野菜が実においしいね。
驚きました。


もう1つ忘れていけないのは「小籠包」。
この飛雁閣は、もともとこの小籠包で成功した会社。上海出身の姉妹(現オーナー)が日本においしい小籠包がないことに目をつけ、製造から販売まで個人で始めて大成功を収めた。食品業界の成功例として、いろんなメディアに出てますね。
で、いただいた。
うん、納得。
成功することがわかります。
だって、おいしいもん。
持ち上げても切れない薄い薄い皮とアッサリとしたスープ、嫌味のない豚肉の味わい。すごくバランスがいいです。
小籠包は、いろんなところで食べるけど、どうも脂っこいのがたまにキズ。そんな先入観でみたら、いやぁ、実にアッサリとして軽やかな味。これならいくらでも入っちゃう。




こちらは前菜9品盛り。ちょい、甘い味が多いかな・・・。




活伊勢えびのマヨネーズ風味、フレッシュフルーツ入り。
伊勢えびがフリッターみたいになって、ちょいもったいない。フルーツも甘すぎで、むむむむぅ~な印象。伊勢えび自体はプリッとしていいもの。これ時価。




伊達鶏のパリパリ焼き(飛雁閣特製)3,675円。
うう~ん、これは、パリパリ感やコクや旨味が足りないなぁ。どこがどう「特製」なのか。
福臨門の「金鶏の姿揚げ」の勝ちですな。一緒に出てくる「ウスターソース&レモン汁」(これも福臨門と一緒)にお肉が負けちゃてる。残念。




お酒は、まずパイパー・エドシックのハーフボトル5,250円をいって(なんとグラスシャンパンがない!)、そのあと飛雁稚酒というオリジナル紹興酒の20年もの↑21,000円を。ちなみに30年ものは63,000円。10年ものは8,400円。きれいに濾過してあって、軽い仕上がり。紹興酒はこれのみ。ワインもそこそこ置いてある。ソムリエもいるって。会えなかったけど・・・・。どんな人だろか・・・・。




この鍵でこじ開ける。




最後は、一度炒めたチャーハンに鮑のスープをかけたリゾット風ご飯。出汁が利いていておいしい。いや、チャーハンそのものがおいしいなという感じ。次は、普通のチャーハン、食べたい。




これもこの店のウリ「完熟マンゴーのとろとろプリン」1,260円。
スイーツがあまり好きではないアキコ、果物系スイーツが特に苦手。
だ・け・ど、このマンゴーは、たしかに「完熟」で、いいんじゃないでしょーかー。
好きな人はたまらんだろうと思う。完熟トロピカルフルーツ独特の、なんかくっさ~い感じがあって、とろとろだけど適度な噛み応えもあって、まるで「ホヤ」を食べてるような感じ。びっくり。いや、マジで。




お店の場所は、銀座中央通り。きらきらのスワロフスキーの上にある。



いやはや、噂どおりのすごい店であった。
食器類といい、インテイリアといい、小物類といい、もう、女性オーナー、私、ここに賭けてますっ!という意気込みがムンムン伝わってくるね。
ピアノがあるのがちょい不思議だし、個室のテーブルは脚が入らなくてつらいんだけど、ともあれシャンタン系の料理は、かなりいい。
次は飲茶に行ってみたいな。
石班魚(ハタ)の清蒸とかスープ類、シンプルな野菜料理もよさそうだし・・・・。
この日、テレビ撮影があったせいで予約をいれてなかったのか、お客さんがほとんどいなかったのが気になった。今のうちが落ち着いていてねらい目かも・・・。



飛雁閣HP
http://www.higankaku.com/



♪♪♪
















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