は~、まだため息が止まらない。
は~、まだ感動が止まらない。
超長期熟成が可能と言われるシャトー・ラトゥールの1936年、1943年、1947年を飲んだ。
これは記録に残しておこうと思う。
この日のラインナップは、ドンペリニヨン2003年、ムルソー2010年に続き、写真左のヴォルネー・プルミエ・クリュ/ジョセフ・ヴォワイヨ1974年(これだけでもありがたいワイン)、ラトゥール47年、43年、右の1936年。
ラベルは見にくいが、これ、1943年。少々目減りが見える。これはデキャンタージュなしでそのままいく。素晴らしい熟成。完璧な熟成。色が深いレンガ色だ。香りはトリュフのような高貴なキノコの香りがする。舌触りはシルキーという言葉がぴったり。滑らかでとてもとてもソフト。熟成したボルドーはブルゴーニュに似るというけれどまさにそんな印象。余韻が長い。淡いけれど余韻が長い・・・そんなワイン。ある意味究極。
ラベルも「笑う」1947年。個人所有・・・って感じがいいね。47年は素晴らしくいい年だ。43と同じくきれいな熟成。まだ若さもあるようだ。さすが最良のヴィンテージということが開けてわかる。
こちらは赤のスターター。ヴォルネイ。なんだかとってもスパイシー。
1936年はリコルク・タイプ。こちらはでキャンタージュお願いする。部屋中に香りが広がる。
この43年によくあったのが鴨肉のスープ。仔羊のローストとか牛ヒレのロッシーニとか、そういうものではないのだ。淡く、しかし、深い味わいがする軽快な料理がマッチする。
リコルクで比較的元気な36年は、牛肉のワイン煮。元気といってもそこは36年。きめ細かいタンニンがエレガント。素晴らしく長い余韻。美しいらラベルに思わずキッスだ。
どれもこれも生まれる前のワインばかりの目くるめくヴィンテージワインナイト。ボルドーワインの本領は、こういう「熟成」にあることがよくわかる。 この先、こんな熟成を楽しめるワインが出てくるだろうか。「熟成もできるけど、今飲んでもおいしい」というコンセプトのワインが多い昨今。長期熟成ワインの未来はどうなるのかなぁ。
は~、しかし、(業務上とはいえ)幸せな年末でした♪
日本酒でもこんな楽しみができるようになればいいのだけど。
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