日本酒バイリンガル本『世界に誇る国酒~日本酒~』が、2014年に「グルマン世界料理本大賞」スピリッツ部門のグランプリを受賞して、今年2015年、20周年を迎えた同アワード同部門にて、20年間のうちのBest of Best of Worldを受賞しました。
料理本のアカデミー賞と言われるこのアワード、世界の優れた料理とワイン本を表彰するものとしてその道では知られた賞ではあるが、そのなかで日本酒をテーマにした本が、Bestを受賞できるというのは本当に驚きで、またうれしいことだ。
おまけに、「日本人初」「女性初」「20年のなかでの最高峰」として3冠王にもなりました。
世界遺産となった和食とともに、日本の國酒である日本酒ももっともっと世界に知ってもらいたい。そのお手伝いの一環になるようにこの賞を機に頑張りたいと思う。
本作成の際にご協力をいただきましたお蔵元様、編集部、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
中国山東省煙台にて行われたアワードの様子をリポートします。
こちらが会場。
エントランスを入るとその奥はずーっとビーチまで続く広大な施設。
今年は、205ヶ国から参加、92ヶ国が最終選考に残り、67ヶ国がトップ3入り、49か国がトップ入りした。関係各国からたくさんのノミネート関係者が集まるのだ。
アワード会場入り口にてパチリ。
タイからのノミネート者と日本人チームが記念撮影。
会場には日本酒テイスティングルームを設置。白鶴さまから2種のお酒をご提供いただいた。
「今年も会えましたね」とご挨拶。
受賞の発表とともに舞台上に。 緊張の一瞬。
演歌を歌っているわけではない。
授賞の賞状はなんと5枚!
世界各国からのノミネート者とともに。世界の著者と会えるのもこのアワードの魅力。
煙台はすこぶるいい天気。熱気のある会場。
夜は祝賀ディナー。ご協賛いただいた白鶴の大吟醸で乾杯。写真の紳士はボルドーのネゴシアン。日本酒に大変興味があるのだとか。私がソムリエと知って日本酒のご質問をたくさんいただいた。うれしいことだ。
真ん中のスキンヘッドビッグダディは専属カメラマンさん。愛嬌があってとってもチャーミングなのだ。白鶴のハッピがお似合い♪
翌日は煙台市内の海鮮料理の店でのフェアウェルディナー。ここでも外国のお客様に日本酒をサービス。本当にたくさんの方が日本酒に興味を持って下さっているようだ。味わいはもとより、ボトルを持って帰りたいとおっしゃる方も。これもまたうれしい。
なまこ。 グルメにはたまりません。
豚の角煮。 艶がたまりません。
つぶ貝。めっちゃ好み。美味しかった♪
京劇や歌もたっぷりと。
ワインはこのメガネストローで飲みます。
ディナー会場にはアワード参加者のサインが。私も。
煙台は美しいビーチが広がる海浜リゾート地。近くにはワイナリーも点在する。実は煙台、フランスボルドーと同じ緯度にあるのだ。気候風土はまさにワイン向きなのである。
有名どころは「張裕 Changyu(チャンユー)ワイナリー」。1892年に設立された中国ナンバーワンのワイナリーだ。見学も随時受け付けている。すごい量の樽貯蔵ワインに驚く。
中国国内のワイン生産は急成長をしている。次はワイナリー取材に来たいものだ。
煙台はいい町だった。煙台、ありがとう。
グルマン世界料理本大賞、関係者のみなさま、ありがとう!
取材、本のご紹介のご依頼はこちらまで。
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