とても勉強になった。
新しい情報としては、あの「コント・ラフォン」が、
新しいブランド「ドミニク・ラフォン」を立ち上げたこと。
ラベルはこんな感じ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQlTElQIqOO515dmKMMkt1cwoX0-Nhz0SoH31QqcnyrkCj28BsACHu2pAJJiJB7dm4Vqr1m3ronrOsma7i-8H_x6qFqxw3GQuEn4HOqZI1q7GrXpn2QMlMlGUFFwkR-OD6396yzRAa2imY/s320/bbr001.jpg)
ドミニクの「D」とラフォンの「L」をロゴにしている、
とても印象的なもの。
裏ラベルも、これの小さいバージョンでとてもかわいい。
エレガントでありながらちゃんとしなやかな骨格があるタイプで、
ラベルとともにとても印象的な味わい。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicvKpZKRGhuVoyLf3npaRFS8agegaldpWxx0fX9ssoM33zyELSZBTxWxnIG1rEusuRTsyWI5hv0MqC_Es87ONNw5biCdUNuxGXb4jkIGve5_S-Rh5SvyvSjwNfFc6MXEQGeOzQq02sIHjQ/s320/bbr002.jpg)
この日は同社専属マスター・オブ・ワインの説明とともに、
ベリーズ・ブラザーズ&ラッド社お取り扱いの、
ブルゴーニュワインのテイスティング。
けっして、コント・ラフォンの会ではない。
しかし・・・・。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzrPjNGf_LFoJ7uAEcjOwbFmjEY1xX3QeTZkgsGc6Ge15Q5MhvQU7tMZIbB9chOjqHisWMIzDc-NiEzKIkBJkedqcWghfQIbSN3SgmpczxC5odk7vZCQhFnm6U9RZUTfFJ0RZZJVB_Oojt/s320/CL001.jpg)
思い出すのは、2008年4月に行われた、
吉兆(ホテル西洋銀座店)での、コント・ラフォン・メーカーズ・ディナーだ。
ラフォン氏と他16名の贅沢な晩餐。
ワイン同様、とてもエレガントなラフォン氏。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYBvhU4xHn-CrzEHjWvLVkmK0xpop_UVxuIB-vChfcHf6Kv7qpJlmLhcfMf1qv8BVAUgXNa0wtSr-w4dpd9i9jU-ZvSTTIbEDam8xzLLUwHceEgeZ5fIPASWWiHyHr-Sfy_4wnBML0FZM_/s320/cl015.jpg)
ビールもスパークリングもなしで始まる。
最初は、
Macon Villages 2005年と Macon Milly Lamartine 2006年。
とても凝縮感のあるマコン。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimja7AU7K4olpSWW-xLBMni3im495j3Q2L6V5P065SQkOnrRLrmjEON6adGnOWED669mQ3ttMcMp9son3d_QHz7EsHQCLhWIiqdeo3IFdOl7xIeOJ6ImAz2tToHCQoLgMK3wky75L1dIMP/s320/cl003.jpg)
「膳菜」(前菜ではない)は、「パレット皿八寸」。
ラフォンワインに合わせてか、しっかりとした味付け。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjNbVpZ1Km6wZ1NeM5mpIEWC4-7QthQHpLo22uCCnJ80LhfJDxKns4WGFStgo7u-oqtyKVBpDotoqtfWZ9mt94_P3RmUOTKkWvYklXxQEIkkiK97i-knER_YBBS6MNROP-w1GBJmRkwRszQ/s320/cl004.jpg)
「お椀」として、鯛しゃぶ。
若布と新たまねぎもしゃぶしゃぶする。
今日の若布はやや柔らかめ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjcWQk8y_reDj7E__BQFKgESLjef8GNVssOTr5fo43K_SoT1duxDBOxkplKpmY49lqi_hyphenhyphenlOkLLehFC4IXcz9xotw4d4hw4qT90DVwh5fqKJNBe_v36C1P9kBT-GdhxqDhsWy24_Bg2uygI/s320/cl005.jpg)
「造り」は、中トロのにぎり。
吉兆店主の湯木氏から「お寿司とワインの相性はどう思われますか?」の質問に
ドミニク氏「お醤油は味わいが強くパワフルなので、赤ワインが合うように思う」と。
付け合せのガリは、ムルソーにすごく合う。
そういえば、私のフランス語の先生ドラは、このガリが大好きで、
丼いっぱい食べてお腹をこわした人。
海外の人に「ガリ」は大人気だ。ワインにもう合うから?
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-tbMQ1YUCA7uLQ1rKR4BJZWAmpol8UlgoAQmfn2rVTBK9imC2GEuLII8qTAPtWUEErck5ObEGRNoTfcUqDbF86dKICYUJ7F9d5eAow-0kMiuSdmo16jpakONn2tlNyYRWhioTezd02Vhb/s320/cl006.jpg)
「揚げ物」で、稚鮎の「焼揚」。
焼いて揚げてあるのか?しっかり香ばしさが出るまで揚げ焼きするのか。
「青柳」と同じ手法のよう。
鮎はやはりこのくらい香ばしいほうが絶対においしいと思う。
フランス人のドミニク氏も「苦味が残るところが印象的」と。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghdgXMgHuMYmwO03r_erLrav-xWTR2AUaLx3sPW0ZwBSHCR1d_S493vRDSWBuy5laQq8tEd5BPDk3XkeRtTn7l16EGyX1qg_u4BWJ4Z2a8mJuQ6ea8-3veuxu27gHCgNzmZmesQ84iQeHO/s320/cl007.jpg)
ヴォルネー。すごい紫色。
ちなみにドミニクは、ヴォルネーなら80年代が飲みごろ、
ムルソーなら少なくとも5~10年たたないと飲み頃ではないと。
95、6年あたりからビオ・ディナミに切り替え、そこから口あたりが優しくなったと。
それ以前のがっしり濃厚な味わいを懐かしむオールドファンも多いとも。
また、日本輸出用は、しっかりフィルターをかけており、
それ以外はノンフィルターである・・・という噂はまったくウソらしい。
ムルソーの瓶詰めは1日で完了させるため、日本用とか国内用とか分けている時間はないのだそう。
ラフォンマニアの方、いかがでしょうか?
ドミニク氏は横にいる営業担当ポール氏と、
「ほら、この噂がまた出たヨ、日本に来るとこの話が出る、ちょっとまずいな、ちゃんと広報しなきゃな」
・・・みたいなこと、コショコショとお話ししてました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgxUVvflp_a-YHNukntnTpRaf8URN9t1BVW-CPs8QkHmRUbMFklwzjz7bUZ9MZYnmFOqixXoqooj5kGM-uCWjBvOSM_-L8PY8Lz5apsWM-4lPTVbL4sKdkkIwvIufE9dNh_5mrlvN02xQ8y/s320/cl008.jpg)
「焼物」は、黒毛和牛ローストビーフ、わさび温野菜、ふきのとうみそ別添え。
し・も・ふ・り・・・である。
ヴォルネーに合わせて。
わさびをたっぷりつけるならムルソーもいい。
付け合せのジャガイモとアスパラの炒め物は家庭料理的。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiyimUkbKPGA7Zf-fufmQUPqbDmg4OAWdNmwe4XBSmUe0bLdUAfKI6rqDhlUYAoGp8fuYdE_6ZfvLbLgvsWyQQGVaHti9K5_lul58B4KQIicqh-EvM5VrGuizTEUypaqL5aZe4oJwuzxjyD/s320/cl009.jpg)
「焚合」の焼竹の子。今日は全体的に濃い目の味付けのよう。
ワインに合わせてという気遣いか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPdIfXLHsdKSTyiG96NxVaaBcrNyp54esKv2rQYYOTRNN77VbPJLTYFGZKb3xu-UoUyxF8gB52ufjvMFqVja0TbeitR9_9UF_qY3AnndLgvtVqjivuMlY98TVemKrG1pqRWEe9jK3HRm_0/s320/cl010.jpg)
「御飯」は、ふかひれ姿煮ごはん、すっぽんスープ仕立て。
ゴージャス。
美味しい。
聞けば、本日のこのフカヒレごはんは薄味仕立てだとか。
ほかが濃いのでここで調整したか。私はこのくらいがいい♪
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_2kkZgh7IAUI1EJKKhbFE4cxuJOV_2JVuPhC2mNyk21FnYWk9hIW8kioxiI6XhXeDHl1BJm_8Tuq2lih4M28AfdtAb5e4IpFALndAIKNkveX2y7klt1apqcGXBCm6GE4n6k5eIrxAnZTg/s320/cl011.jpg)
桜のブラマンジェと桜餅とお薄でシメ。
まことに春らしいコースでした♪
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj13Akel3PQcjHLlij6Yh-XTbYdNOVtBue_2yj3-r7jv7x4igb4IQRsYHsWbnuz0ruTeiifvAVUsuBZYwEMemCg3ldqtI6Vi-VurJpC7gQ1O3g4ihVkxubKNFNYeV9ZMsF9QVKAec0GzF-f/s320/cl012.jpg)
本日のラインアップは、
最初のMacon2種と、
Meursault Clos de la Barre 2004年
同 2001年
Meursault Perrieres 2000年
Volnay Santenots (Magnum) 2005年
同 1997年
・・・の7種類。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCZGD_INjoQrDyuRSv0lK4ZEyLi8QWk1GhfMTQpQpnAlriwlfhtAIgSw66qRo-isHVEbZ0wejf0si6ZYe_dYL3S7kUSGqFC6tLS1DOtOt-lbg3CsJDJYzdOCCAieaht8-HNMxwZOFjoJl9/s200/cl013.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizFzf4CEfUyw3mSO1uiaI-Eh-OC67khKrj77z7Hy9R-8rCzapIaBIKs1bahXhP0ocQbnLXhxlhZh0oD9EwZh0QrZYcXtS6bV5272VPzlgvpQH2tnZyQ8QJ9ZRXo5F02pFaY4iPs22DfmuD/s200/cl014.jpg)
最後は調子にのって、こんな感じで撮影。
「フランス男性は、美しい女性と撮影するときはこうやって撮るんだよ」とラフォン氏。
超恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
そういえば、昔お世話になったボルドーのオーナーと写真を撮ったときも、
まったく同じことをおっしゃった・・・。
さ、さすが、フランス人。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhHrqMEzdKTPC1SmBqmI0aWlUy5VcEp3nknVO3lIiXPczCdT4eVG35uReFMI7XqNY20O1HuAuL9CyC7e2sAkiIaTJTwK9qtTD_p-kANURzFJ4AsIOCmGXz3JmBOHYrqA9HpKKWXrvJ14Njq/s320/CL002.jpg)
ともあれ、こちらで、ハイ、成功。
この会は、(株)エノテカの主催だったもの。
コント・ラフォンは、いつ飲んでもすばらしいワインだ。
今度の新しいドミニク・ラフォン・ブランドは、
ベリー・ブラザーズ&ラッド社のお取り扱い。
こちらも楽しみなシリーズだ。
♪♪♪
0 件のコメント:
コメントを投稿