2015年3月22日日曜日

「ここにチャンスあり!観光地における食と地酒のおもてなし」講演会@千葉、南房総、開催


観光立国を目指すニッポン。
海外からの旅行者インタビューで、日本に来た理由のナンバー1は「和食を食べに来た」だとか。さらに「郷土料理が食べたい」という答えがダントツという。
地方の食は、観光の最も大きな目玉なのだ。
さらに、世界遺産となった和食やクールジャパン、國酒プロジェクトなどで日本酒をふくめた食文化が活性化しているし、20年の東京オリンピックは東京のみならず各地方への観光波及も期待されている。

しかし。

地元の宝である「地酒(日本酒・焼酎・日本産ワイン・地ビール・地ウイスキー)」を知り、上手に提供している地域はおもいのほか少ない。


そんな地域のお手伝いしたいのである。


今回は千葉県、南房総。
プライベートでも何度か来ているこの地域。魅力は、東京から近いのに、海あり山あり里ありと自然豊かなところ。獲れたて新鮮な魚介を比較的手ごろな値段で食べられるのがいいのだ。特に、伊勢海老、いや、この地域では房州(ボウシュウ)海老と呼ぶのでした・・・や上質のアワビがたまりません。そして、温泉。いうことなしだ。そのうえ、苺や枇杷、色とりどりの花も魅力の一つ。
東京から一泊二日、もしくは二泊三日で十分に楽しめる場所、それが南房総だ。

それに、千葉には個性的な地酒が数多くある。しかし残念ながら、いまいち知名度が低い。
今回はそのあたりにスポットを当て、地酒の魅力、外から見た千葉の魅力、魅力の広め方などなどを、南房総市議会とその関係の方々にお話をさせていただいた。




会場は海の前、リゾートイン白浜。


ご参加者は約50名。
市議会の後の開催。みなさま、議員様らしいいでたち。


日本酒の現状、市場、海外輸出などのほか、千葉ならではの魅力をお話しする。


いつもの雰囲気とは違って(とは主催者様のお言葉です!)、まじめに聞いてくださる。ありがたい。


約1時間ちょっとのお話の後、実際にテイスティングをする。まずはブラインドで。
「まだ手をつけないでください」とお願いしても、早速カップを持つ方も・・・・。我が道を行くのは房州スタイル? それとも議員スタイル?


真剣な面持ち。同市議会・観光協会でつくられた限定酒「むらの酒」と「むらの酒 梅酒」もまぜてある。ブラインドはお遊び。さまざまなタイプがあること、それぞれに提供方法があること、これをビジネスに活かす方法をお話しし、体感していただくのが目的。


本日のラインナップ。残念ながら時間の都合で料理との相性体験はできなかったが、次回は是非。
千葉のお酒は、比較的濃厚タイプ。これが味わい深い魚介や肉料理、そして名産の醤油とよく合う。

ご質問をいただいた後、最後は、千葉のお菓子を頂戴しましたー。
ありがとうございました!


野崎島の灯台。千葉県最南端。ここを見るのは5度目かなぁ(遠い目)。
次は、房州海老とアワビを食べに来ようっと!





地酒の産地、郷土料理自慢の地方のみなさま、「地酒で観光力アップ」を目指す際にお手伝いさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらまで。







この日のお泊りは「南房総白浜温泉 季粋の宿 紋屋」さん。
春らしくワカメのしゃぶしゃぶが美味しかった。
お酒は、千葉・・・じゃなくて高知産の「ハナトコイシテ」。



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