2015年3月31日火曜日

NHK「きょうの料理」ウェブ会員様向け、日本酒ナビゲーター講座&福井の地酒を知る会、開催



50年以上続く大老舗料理番組NHK「きょうの料理」。
落ち着いた進行でわかりやすく、和洋中と幅広い料理の作り方や楽しみ方を丁寧に教えてくれる人気の番組だ。
番組のHPである「NHKエデュケーショナル みんなのきょうの料理」会員様向けに開催する「日本酒ナビゲーター資格取得講座」として今回は第2回目。
1回目の様子はこちら。

今回は日本酒の基礎知識に、福井の地酒と料理を楽しむ内容をプラスして、よりパワーアップの開催となった。なぜ福井か?それは私が福井出身だから。今回より日本酒基礎知識のほか、全国各地の旬の食と地酒をご紹介するのである。

会場は、「ふくい望洋楼南青山店」
福井からご参加いただいたお蔵元様は「梵」加藤吉平商店の加藤社長。
40名様のお客様を迎えた。


お隣は南青山291(ふくい・・・ですね)のアンテナショップ。南青山にあるとは思えないくらい落ち着いた料亭の雰囲気を持っているお店だ。


個室の壁も取り払い会場は貸し切り。桜満開、春爛漫の日曜日のお昼。お庭も気持ちがいい。


1時間半のお話に30分のテイスティングを行う。


みなさん真剣に聞いてくださる。
質問もたくさん。

テキストのほか、私の著書も全員の方にお渡しします♪


福井からの観光パンフレットもかなり充実している。お酒と食の情報が満載だ。

乾杯とお蔵のご紹介は、梵、加藤社長。
この日は「梵 プレミアム・スパークリング 純米大吟醸」と「超吟 生」を特別にご用意いただいた。この日超吟ファンの会ができたほどの人気ぶり。


スパークリングの後は、華やかタイプとして「白岳仙」、軽快なタイプとして「早瀬浦 特別本醸造」、コクのあるタイプとして「花垣 生もと 純米 米しずく」、熟成タイプとして「一本義 古熟 20年」。そして「超吟」をたっぷりと。




まずはブラインドでテイスティング。その後銘柄を公開。味わいの違いを大火にただく。


越前焼工業協同組合様からは越前焼の酒器をプレゼントとしてお持ち帰りいただく。これで「花垣 米しずく」をお燗で体験。


お料理の準備も万全。調理スタッフ、サービススタッフの方には本当にご協力いただきました♪


本日のメニュー。自慢の福井料理ばかり。元祖ソースかつももちろんご堪能いただきます。


きょうの料理ファンの方向けに、スペシャルメニューのレシピも公開してくださった料理長。この日は「越前ガニグラタン」!!


3月いっぱいで終了となる越前ガニ料理。この日も最後になる献上クラスの蟹をご賞味いただいた。すごい迫力!



皆さん、迫力にびっくり。もちろん写真に収めます!





へしこ、汐雲丹、甘エビの前菜、トマトのサラダ、越前ズワイガニの身、 竹田の油揚、ソースカツ、越前おろし蕎麦。そして冬ならではの水ようかん。バニラアイスには熟成古酒を合わせる。



最後はご参加の方々と記念撮影。
お酒も料理もたっぷり、越前ガニなど福井の料理もたっぷり、酒器や梵グッズ、友田著書、テキスト、福井の観光パンフレットなどなどを主hし帰りいただき、そのうえ日本酒ナビゲーターがもれなくもらえてしまってで参加費8,000円!なんとお得な会!といううれしいお声を頂戴しましたー。


次回は7月を予定しています。
日本酒の基礎知識と全国の特定地域の食と地酒をお楽しみいただきます。さて、どこの地域のどんな食材を楽しむか、どんな地酒に出会えるか、お楽しみに。
告知は「NHKエデュケーショナル みんなのきょうの料理」にて掲載します。
(ご参加はメンバーの方のみになります)









































2015年3月22日日曜日

「ここにチャンスあり!観光地における食と地酒のおもてなし」講演会@千葉、南房総、開催


観光立国を目指すニッポン。
海外からの旅行者インタビューで、日本に来た理由のナンバー1は「和食を食べに来た」だとか。さらに「郷土料理が食べたい」という答えがダントツという。
地方の食は、観光の最も大きな目玉なのだ。
さらに、世界遺産となった和食やクールジャパン、國酒プロジェクトなどで日本酒をふくめた食文化が活性化しているし、20年の東京オリンピックは東京のみならず各地方への観光波及も期待されている。

しかし。

地元の宝である「地酒(日本酒・焼酎・日本産ワイン・地ビール・地ウイスキー)」を知り、上手に提供している地域はおもいのほか少ない。


そんな地域のお手伝いしたいのである。


今回は千葉県、南房総。
プライベートでも何度か来ているこの地域。魅力は、東京から近いのに、海あり山あり里ありと自然豊かなところ。獲れたて新鮮な魚介を比較的手ごろな値段で食べられるのがいいのだ。特に、伊勢海老、いや、この地域では房州(ボウシュウ)海老と呼ぶのでした・・・や上質のアワビがたまりません。そして、温泉。いうことなしだ。そのうえ、苺や枇杷、色とりどりの花も魅力の一つ。
東京から一泊二日、もしくは二泊三日で十分に楽しめる場所、それが南房総だ。

それに、千葉には個性的な地酒が数多くある。しかし残念ながら、いまいち知名度が低い。
今回はそのあたりにスポットを当て、地酒の魅力、外から見た千葉の魅力、魅力の広め方などなどを、南房総市議会とその関係の方々にお話をさせていただいた。




会場は海の前、リゾートイン白浜。


ご参加者は約50名。
市議会の後の開催。みなさま、議員様らしいいでたち。


日本酒の現状、市場、海外輸出などのほか、千葉ならではの魅力をお話しする。


いつもの雰囲気とは違って(とは主催者様のお言葉です!)、まじめに聞いてくださる。ありがたい。


約1時間ちょっとのお話の後、実際にテイスティングをする。まずはブラインドで。
「まだ手をつけないでください」とお願いしても、早速カップを持つ方も・・・・。我が道を行くのは房州スタイル? それとも議員スタイル?


真剣な面持ち。同市議会・観光協会でつくられた限定酒「むらの酒」と「むらの酒 梅酒」もまぜてある。ブラインドはお遊び。さまざまなタイプがあること、それぞれに提供方法があること、これをビジネスに活かす方法をお話しし、体感していただくのが目的。


本日のラインナップ。残念ながら時間の都合で料理との相性体験はできなかったが、次回は是非。
千葉のお酒は、比較的濃厚タイプ。これが味わい深い魚介や肉料理、そして名産の醤油とよく合う。

ご質問をいただいた後、最後は、千葉のお菓子を頂戴しましたー。
ありがとうございました!


野崎島の灯台。千葉県最南端。ここを見るのは5度目かなぁ(遠い目)。
次は、房州海老とアワビを食べに来ようっと!





地酒の産地、郷土料理自慢の地方のみなさま、「地酒で観光力アップ」を目指す際にお手伝いさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらまで。







この日のお泊りは「南房総白浜温泉 季粋の宿 紋屋」さん。
春らしくワカメのしゃぶしゃぶが美味しかった。
お酒は、千葉・・・じゃなくて高知産の「ハナトコイシテ」。



2015年3月21日土曜日

地酒で売上UPセミナー@福井、三国温泉!

福井県三国温泉にて、地酒で売上UPセミナー&日本酒ナビゲーター取得講座を開催した。
主催は三国温泉旅館組合さま、三国観光協会さま。
北陸新幹線開通で、魚介の宝庫、三国温泉にもたくさんのお客様に来ていただかなくてはいけない。
お隣の芦原温泉と手を取り、福井の温泉地を盛り上げなければいけないのだ。
今回は、東京から北陸新幹線「かがやき」に乗りJR芦原温泉駅入り。なんと、東海道新幹線&北陸本線利用と1~2分しか変わらない。

お迎えは越前三国休暇村の柴田良平支配人。
おもてなし精神にあふれる生粋のサービス人。
セミナーの準備も万端で本当にありがたい。
この人がいるからあそこに泊まりたい・・・と思わせる逸材だ。


越前加賀海岸国定公園にある越前三国休暇村。
景色と散歩コースと美味しい空気が満喫できる。
越前三国休暇村のFB
もありますよ。






広い館内にいたるところに案内を置いてくださっている。この心遣いと手間には頭が下がる。

2時間ほどの講義で「日本酒の現状」「日本酒の基礎知識」「福井の地酒について」「販売に結びつくきき酒」などをお話しする。


みなさましっかり聞いてくださる。まじめな福井人気質!


その後は自慢の郷土料理との相性体験。越前ガニ、甘エビお造り、汐雲丹、若狭牛、そして水ようかんなどのデザートと日本酒の相性も必ず体験する。


本日のきき酒銘柄はこちら。ほかの地方の酒も飲み比べて、地元の酒の特徴を把握する。
びっちり3時間の講義をお疲れ様でございました。
最後はお酒を飲んで、気持ちよくなりました。晴れて日本酒ナビゲーターを取得されましたら、ぜひ、お店にお宿にメニューに飾ってくださいませ。



当日の様子は福井新聞に掲載されましたー。








全国地酒の産地のみなさま、地酒で売上向上を狙いたいとお考えの際は、お声掛けください。
状況に合わせカスタマイズしてお手伝いさせていただきます。
お問い合わせはこちらまで。








 夜はノドグロの煮つけとともに地酒を♪ 淡い味付けが三国流。おいしゅうございました!



帰りは「ダイナスター」で芦原温泉から金沢へ。乗り慣れないな~~。























2015年3月15日日曜日

地酒で売上UPセミナー@福島、磐梯熱海、開催しました

春間近にもかかわらずたっぷりの雪が残る福島県の磐梯熱海温泉。
ここは福島県の真ん中で地酒のおいしい温泉だ。
この地で、「地酒で売上UP!セミナー」を開催した。同時に『日本酒ナビゲーター』の資格も取得できる。
主催は、磐梯熱海温泉旅館協同組合、郡山ホテル協会、福島県酒造協同組合の共催。4月から始まる観光企画『ふくしまディスティネーション・キャンペーン』のスタート企画でもある。



会場は「華の湯」さま。とても大きな旅館。セミナーのご準備も万全だ。ありがたい。
ちなみにここのお宿は朝昼晩とすべての食事タイムにビュッフェをしている。人気のようだ。


セミナー。まずは座学。日本酒の商品特性、商品価値、説明力を高めるには、市場の現状と未来、セールスプロモーションの重要性・・・などをお話しする。県の各新聞社、テレビ局に取材にきていただいた。


座学後半はテキストを使用して、日本酒の基礎知識、製造、特定名称、なぜ醸造アルコールを使用するのか、四季折々の楽しみ、日本酒と健康、管理方法・・・さまざまな提供方法を学ぶ。


テキストは初級向け。わかりやすいもの。
しっかりメモを取っていただいてます!


2部はテイスティングと試食。

代表的な地元の銘柄数種と他地方の銘柄をブラインドで比べる。
お料理は自慢の郷土料理。


それぞれの相性を体験し、どんなふうに合うのか合わないのか、どのようにしたらお勧めしやすいか、何と説明すればお客様に説得力を持って提供できるかを体感する。





本日のテイスティングはこれらの銘柄。「あ、いつも飲んでいるの!」とか「全然わからなかった!」など声が上がる。




最後はみなさん楽しそうに体験会。
いつものなじみの料理だけど、意識しながら味わってみると、お客さまにどのようにお勧めすべきかが見えてくる。ここでの体験が現場で生きる。気づきのきっかけ作りになる。


皆様お疲れ様でございましたー。
参加の方々はテレビのインタビューにも笑顔でこたえられていました♪


翌日の福島民報さん。ご掲載ありがとうございました!








全国各地の観光地のみなさま、地酒の魅力に気が付いてますか?
地酒で売上UPのお手伝いをさせていただきます。
お気軽にお声掛けください。