初めての経験。
コロンビア料理。
このたびコロンビア共和国大使館にて、コロンビア料理を体験させていただいた。
しかし、
そもそも、
コロンビアとはどこにあるのか。
南米の北端。北はカリブ海、西は太平洋、南東はアマゾンに囲まれており首都はボゴタ。面積は日本の約3倍。四季はなく亜熱帯地域の国だ。
「コロンビア」は、アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスにちなんでいるとか。
知ってた?
美しい庭園と和風の建物もある。
食前にはラムのような蒸留酒「ヴィーチェ」をベースにしたカクテル「ヴィチェリーナ」。甘酸っぱくて爽やかで、ごくごくいけちゃう。夏にはぴったり。
ちなみにこの日のワインは、チリ産のシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨン。コロンビアではワインは造られていないのだ。
イカのフリッター、トマトソース添え。ミントの葉がアクセント。
海老のコロッソソース、ミージョ添え。
コロッソ(COROZO)とは、カリブ産のフルーツ。 一見ブラックチェリーのようなベリー系の果物。チチャというお酒も造られるとか。
ミージョは、小さいコーンで、ポップコーン状にして振りかけてある。
牛ほほ肉のオルミーガス入りトゥクピーソース。
オルミーガスとは「蟻」のこと。
そうそうそう、この蟻がおいしいのよねぇ。
・・・って、昆虫じゃないかー。
ふざけているわけではなく、本物の蟻がはいっているのだ。
それも小さいのと大きいのが入っているー。
蟻って、かなりはっきりわかるー。
まさにそのままー。
小さい方はオルミガ・リモンと呼ばれちょっと酸っぱい味で、写真の大きいほうはナッツの味がする、と。
で、食べました。
一回ぶるっと来ました。
小っちゃいほうは酸っぱさよりも脚が口の中に残って、何とも言えない食感。川海老だと思え、川海老だと・・・・。
大きいほうは、ぷちっと皮がはじけた後は確かにナッツのような脂っぽい風味が。
コーン入りのぱらっとした白いご飯が添えられていたけど、蟻をおかずとしては友田的に正直ちょっと厳しかった・・・。
ソースに入れることが多いそうだけど、さくっと唐揚げにして、テレビを見ながらビールのアテとしてポリポリ食べるのだと。ひえっ。ポップコーンがわりですな。
昔から野菜が不足しがちなアマゾンの栄養補給食糧だったようだ。現地の人の生活の知恵だろう。
トゥクピーとはキャッサバのしぼり汁を使ったソース。まるで味噌のような「ユカ」と呼ばれる発酵調味料をベースに作る。この料理には塩は使っていないのに、このソースのおかげで十分に塩辛く感じる。元来塩が足りないアマゾンでは料理にあまり塩を使わないのだとか。健康的でもあるね。
デザートは、トウモロコシのケーキ、グアヴァゼリー。
粉砂糖で「OLA!」のあいさつ=掌が書かれている。かわいい。
コロンビア自慢のチョコレートとやはりコロンビアが世界に誇るコーヒーで〆。
コロンビア大使館のコーヒーは、淡いけど実に深い味がした。
世界的なコーヒーチェーン店のような濃さや苦味がほとんどない。
これが本当のコーヒーというものなのか・・・・。
納豆はまだ食べられない。
料理は古ラ音ビアから来日したアントヌエラ・アリサさんとエドゥァルド・マルティネスさんが作ってくれたもの。みんなで記念撮影の後アントヌエラさんは涙ぐんでいた。こちらもちょっともらい泣き。感動しました♪ 食を通じての文化交流はいいものです。
ありがとうございました。
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