楽天(株)三木谷浩史会長主催の「楽天市場ラウンジ スペシャル懇親会」に出席した。7回目になる今年のテーマは『輪』『和』『環』の『ワッ!』だ。
会場である新橋金田中の献立は『共に天を戴き 今を楽しむ 師走に囲む宴の輪』。今回私は、トータル飲料コンサルタントとして、料理に合わせた飲み物のセレクションを仰せつかった。もちろん、楽天市場のなかから買える飲み物で…が条件だ。
この会へご招待されるのは、楽天が「エヴァンジェリスト」と呼ぶ方々で、楽天市場のヘビーユーザー(年間数千万円!を使う優良顧客)、各国大使、芸能界・スポーツ界著名人・文化人、メディア関係者など。今回は、ドイツ大使、フランス公使、大学教授、ミスユニバース、人気雑誌関係者などなどの方々とご一緒させていただいた。私の席の前は、あの佐伯チズ先生。淡い紫の髪の毛が白いお肌にマッチして浮き立つような美しさだった。先生、お酒はあまりお飲みになれないとおっしゃるが、「獺祭」は「これはおいし~!なんてお酒?」と声を上げて飲まれていた。お話しやすく素敵な方だった。
さて、会の様子に、料理とお酒をご紹介しよう。
気さくな三木谷会長。乾杯のご挨拶。
社内公用語は英語という楽天。
楽天会議のポイントはスピードだとか。
話は1分なのだ!
会場となった金田中らしい辰巳芸者の舞台から始まった。
乾杯から、「松葉ガニとセイコガニ」と「朴の葉包み」の前菜に、
ジョセフ・ペリエ ブラン・ド・ブラン ブリュット“キュヴェ・ロワイヤル”を。
英国皇室の結婚式に使用されるシャンパンであり、夫婦で作るメーカー。
雄ガニと雌ガニの盛り合わせなので、このメーカーに。
また、ブラン・ド・ブランの酸味は蟹の甘味を引き立てる。
(わがふるさと越前の蟹とは、やっぱり微妙に味が違った)
もちろん、フランス公使ご出席にも合わせ。
アンキモのお椀、久須玉椀ということで、岐阜の名酒「久須玉」の山廃純米酒を。
お椀と同じ温度のお燗で。
日本酒は、椀物にもよく合うのだ。
ふぐの重ね盛り。
ふぐといえば山口県。山口の名酒「獺祭50」をワイングラスで。
チズ先生もおいしい!と。
(でも生魚は一切だめなのだとか・・・)
氷見の鰤。大振りに焼いたものを目の前で取り分けてくれる。
岡副社長もすばらしいパフォーマンス!
これには、宮城の名酒「伯楽星 特別純米 生詰」をヌル燗で。
東日本大震災で大きな被害をこうむった蔵と地方に応援の意味を込め。
フォワグラと肝料理には、甘口で。
ライナー・ザウアー シュペートレーゼ 2008年。
ドイツ、フランケンの甘口。
ドイツ大使もお喜び!
これぞマリアージュの組み合わせだ。
フランケンのボトルは丸いから「輪」の意味を込めて。
「但馬牛の丸塩釜焼き」と「丸なべ」に最後は「雑炊」。
お肉にもすっぽんにも合うのは、日本を代表する、
ドメイヌ・タケダ マスカットベリーA古木 2009年 タケダワイナリー(山形)。
やわらかい味わいが和食にベストマッチ。
ワイン=和飲に通じます。
苺に和三本。
これにも大吟醸合わせたかったんだけど・・・。
どうです、料理も飲み物も「和」「輪」「丸」「環」に通じ、
「ワッ」という驚きがあったでしょう?
で、三木谷会長とご一緒に。
グラスは、ドメイヌ・タケダの赤!
そしてチズ先生と。
本当にお話しやすい素敵な方だった・・・。
ご参加の方から、ワインだけじゃなくて日本酒が入っていたのがすばらしい!とお声を頂戴した。前回はソムリエセレクションでワインばかりだったのだとか・・・。今や、ビールもワインも日本酒も焼酎もカクテルも、自由に選んで飲める世の中。こういう食事会こそいろんなお酒を楽しむいい機会。いい経験をさせていただきましたー。楽天カードも作ったぞー。
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