福井が誇る料亭旅館「三国 望洋楼」の東京南青山店にて「福井の食と芸を楽しむ会」が開かれた。僭越ながら乾杯と鏡開きをお手伝いさせていただいた。
福井の芸妓がお二人。美しい舞と歌を見せてくれた。まあるいのは酒蔵が酒造りのシーズン初めに作る「杉玉」。「酒林」ともいう。
乾杯の酒は福井が世界に誇る「黒龍」。樽の中には新酒の原酒。だから強い! 升がうれしい。望洋楼社長刀根様とご一緒に。
さて料理。まずはセイコガニ。いいね。きれいにさばいていただいて。通常我々はそのままむしゃぶりつく。酒は黒龍「あどそ」。あどそとは「阿難祖」と書く。美味しい米ができる地域の名前。落ち着いた味わい。
お造り。蟹は繊細でみずみずしい。蟹専用のお醤油も。
焼き蟹。香ばしい。上品な甘さ。味噌もたっぷり。酒を入れたくなる…。
この後に、一人一杯の皇室献上ガニ。迫力に皆驚く。この日ご一緒は食のジャーナリスト犬養裕美子さんとDiscoverJapan編集の今さん。どーだどーだ、これが献上ガニだ!!
この大きさ! 越前ガニの証拠である黄色いタグと皇室献上のタグと望洋楼のオリジナルタグでなんとトリプルタグ!!
食べきれないので半身はお持ち帰り。このあと越前おろし蕎麦。さらに水羊羹!!
お土産には「せいこわっぱ寿し」も。(写真はそごう大宮店の福井物産展のもの)。贅沢な会。来年もあるだろうか・・・。お酒もたっぷりついてお一人4万円。東京では味わえない内容だ。
福井には素朴で庶民的な楽しみもたくさんあるけれど、豪華絢爛迫力満点の食文化もある。もっと広く知ってもらいたいなと思う「ふくい食のアンバサダー」なのであった。
望洋楼南青山店ではまだまだこれから蟹を堪能できます。
お近くの方は是非どうぞ。お手軽にも楽しめます。
望洋楼南青山店
福井の本場で温泉につかりながら蟹を満喫するならこちら。
三国 望洋楼
福井の食と酒と粋をご体験ください!!
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