2011年5月4日水曜日

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2011


4月28日に、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2011」の、
金賞受賞酒表彰式&試飲セミナーが開催された。



会場は、六本木ヒルズ。ヒルズアカデミー。



まずは、実行委員会のコンタツ(株)津久浦氏よりご挨拶。
今回のテーマは、
①若い人に飲んでもらいたい。
②業態の壁を取り払い、1合2合の単位を捨て、自由な飲み方を提案する。
③日本酒を世界へ!



玉村豊男氏の基調講演。
パリのお話をもっとうかがいたかった・・・・。



実行委員会「酒文化研究所」山田氏より、
「ワイングラスで日本酒サービスのコツ」のお話。
ワイングラスで飲む日本酒の良さは、
①香りがわかる!
②日本酒が見える!
③注ぎこぼしはしなくていい。
たしかに、グラスを枡や皿に置いて、こぼしながらサービスする日本酒独特のアレは、
べたべたして持ちにくいし、飲みにくい。あまりエレガントではないのだね。




今回、最高金賞に選ばれたのは、
「天寿」「米鶴」「越の魂」「菊正宗」「七田」、
「末廣」「桂川」「梅一輪」「澤乃井」「越後鶴亀」「梅錦」の11社。

以下、金賞受賞蔵は↓にくわしい。
酒文化研究所





実行委員には、今回の東日本大震災の被災地である、
宮城塩釜「佐浦」佐浦社長と、福島二本松「人気一」遊佐社長も。
現状をうかがうと心が痛む。
震災の影響でお酒や農作物のほか、海の養殖物への影響が心配と佐浦氏。
原発の風評被害で苦しむ福島の様子を遊佐氏が語る。



東京タワーとともに映えるトロフィー。
これは澤乃井様のトロフィーをお借りしたもの。
美しい。
(これで日本酒飲んでもいいかも!)
大震災の被災者へのエールにもなるといい。



ワイングラスで飲む日本酒・・・・だけあって、リーデルジャパンも協賛している。
そうでなくっちゃ。リーデル、カッコイイです。



ワイングラスで楽しむ日本酒なのに、色付きのお酒が少なかったのが残念。
透明度の高いクリスタルグラスは、お酒の色をも楽しめるツールなのだから。
また、今回使用のリーデル大吟醸グラスは、「純米酒」向きではないところも、
気になるところ・・・。
純米酒の個性を生かすのは、絶対、ブルゴーニュタイプなのだ。

試飲会は大盛況。
ワイングラスで飲む日本酒、大賛成!
次回も期待!


♪♪♪

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