先日、福井は三国港の越前ズワイ蟹が皇室に献上された。
極上の蟹を丁寧に選別し心をこめて茹で上げて献上する。
大きさは1.3kgだとか。
大きい。
実に大きい。
しかーし。
献上の数日後、ここ福井県坂井市三国町の「房洋楼」にて、
献上ガニの上を行く1.6kgの蟹が饗された。
むほほーい。
食すのは、「ふくい食のアンバサダー」のホテル・ド・ミクニ、
三國清三シェフと服部料理学園服部幸應校長。
いやはや、正直私も、こんなみごとなズワイガニ食べたことない。
で、
合わせるお酒は、私がセレクトさせていただいた。
シャンパンも白ワインも、福井の地酒も、本日はワイングラスで行くのだ!
うう~~ん、最高!
波しぶきがかかりそうなほど海際にある料亭旅館「房洋楼」。
2階の宴席。
窓を開けると波の音が。
テーブルのしつらえも格式があり素敵だ。
乾杯と前菜にあわせたのはシャンパーニュ「ル・ノーブル」。
濃厚さときらきらした酸味がとってもエレガント。
あまり知られていないブランドにしてみた。
お刺身とお椀には黒龍。この時期にしか飲めない「垂れ口」だ。
こういう吟醸は、ワイングラスだと華やかさが何倍にもなる。
出た!
ズワイガニの脚のお刺身!
あまっ!
これには、フランス、アルザスのピノ・ブラン。
ほんのり甘さが、いいバランスなのだ。
越前ズワイの炭火焼。
これまたしつらえが素晴らしい。
香ばしさも素晴らしい。
蟹のみの自然な甘さも素晴らしい。
あわせるのは、福千歳「蟹至福」。
甲羅に注いで、甲羅酒。
山廃造りの旨みが膨らむ。
贅沢すぎるぅ。
はい、
出た、
これー、
越前ズワイの献上ガニ1.6kg!!!
こんなに大きくて身が詰まったズワイ、見たことない。
これ、一人に1杯つく!!
身はジューシーで甘くて旨みが濃縮。
さすがにこれにはみんな黙った。
ここで登場は若狭の「早瀬浦」。
希少価値の高い「浦底」だ。
これもワイングラスで。
きりっと引き締まった粋でいなせな男前の味わい。
ボトルの美しさにも、みなさま、ため息~。
このほか「白岳仙」もワイングラスでご提供。
滑らかな味わいは女性的。
手配してくださった林酒店様、ありがとう~~。
「献上ガニ」には、黄色いタグが二つ付いている。
つまり「ダブル・タグ」。
「三国港マーク」と「献上マーク」。
でも、
ここには「房洋楼マーク」が・・・・。
トリプルダグだぜ!
最後の締めは「越前おろしそば」で決まり。
これは大根の汁のみの三国スタイル。
ビッグな献上ガニが登場して、席は異様な熱気!
お着物姿のいけてるコンパニオンねぇさんたちもびっくり!
歌と三味線で盛り上げてくれた。
本日のお酒たち。
福井の食には、やっぱり福井の地酒だねぇ!
集合してニコリ&パチリ。
献上ガニづくしで、幸せの笑顔です。
バレンタインデーのチョコプレゼント。
福井のエスポワールのオランジェットを差し上げましたー。
福井の方々には東京のチョコを。
(東京から持っていったんだよ)
こちらは二次会。
三国の海を見下ろすイタリアン「サルヴァトーレ」。
ここはシチリアかカプリか・・・って雰囲気。
ワインは、キアンティだ。
(ここ翌日も皆さんで行ったのだ)
越前献上ガニ。
食の達人たちも、言葉がないご様子だった。
むふ♪
福井にはこんなに素晴らしい食材があるのです。
みなさまも、ぜひ、食べにいらしてね~~ん。
お手ごろに楽しむなら「ズボガ二」をどうぞ。
♪♪♪
0 件のコメント:
コメントを投稿