2012年2月9日木曜日

ビオワインが揃う「ガール・ド・リヨン」オーナー安生浩氏の哲学。

めずらしく予約が取れたので、行ってきた。
大好きなビストロ「ガール・ド・リヨン」。
この日も満席。
熱気と勢いがあって、やっぱり、いいのだ。



ジンジャー・ブランディーやサングリアなどを食前酒にしたあと、
白ワイン。
ロワール産のテーブルワインクラス。
ミシュラン星付きレストラン「ギィ・サヴォア」のソムリエだった人が開いたワイナリー。
品種は、ロモランタンとムニュ・ピノ(アルボワ)のブレンド。
ワイン名の「ボワ・サン・ソワフ」は、「渇きを知らない樹」の意味。
文字通り潤いのある味わいで、
やさしくてなめらかで、おいし~~~~。
好きだ。
こういうのが好きだ。



シャルキュットリーの盛り合わせ。
ワインのつまみにはもう最高。
こういう、ガサッと盛り付けるところも、センスいいと思うんだけど。



(私の)定番。鴨のコンフィ。
かりっと焼かれた皮とキチキチとした身が、大好き。
ちまちまつまみながら、ワイン、これが幸せ。



迫力~~。
フレンチフライも、いいおつまみになるんだよね。
大きなソーセージは、手作り?なんかレバーっぽい。



ローヌのグルナッシュ100%。
「迷う前に、迷わないで」という面白い名前のワイン。
はい、赤は、迷わずこれにします。
すごく黒胡椒っぽい、まさに、ローヌ!という個性。
ビオらしく、強くないので、飲める。



でた! ティエリー・ピュズラのトゥーレーヌ・ピノ。
好きだーーー。
大好きだーーー。
この淡い感じが、たまらなく好きだーーー。

ビオのワインは、やっぱりこの優しい味わいがいいのだよね。
嫌いという人は、どこが嫌いなんだろうな。
物足りないのかな?
漬物っぽい臭い?
最近少ないけどね・・・・。


ここガール・ド・リヨンやポン・デュ・ガール、テルミニなどのオーナー、
安生浩氏のインタビュー記事を読んだら、面白かった。
フランス留学経験あり、実家は厳しい状態の酒屋。
素人からはじめたビストロだが、パリ本場のカジュアルビストロを目指す。
ソムリエの資格は持っていたけど、
「実際に店をやる上では役に立たない。必要ないな」という感じ。
マニアのための店ではない。
ボトルにマーカーで金額を書く、料理はボリュームあり。
ホールもキッチンも入り乱れる店。
1日30~40本のワインが売れる。
スタッフは一人でなんでもできる子。
経営感覚を持って独立していってほしい。

これが、彼のやり方だ。
かっこいい。




♪♪♪

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