2008年12月29日月曜日

今年最後は、今お気に入りのお寿司屋さんでシメ。

最近、ちょいと私好みのステキなお寿司屋さんを発見した。
クリスマス、行ってきました。
クリスマスだけは洋モノはやめたいと思い、たいていお寿司にしちゃうワタクシ。
ここのいいところは、店主がお酒の好きな人らしく、小さいおつまみがいいタイミングで出てくるところ。おまけに、お寿司がその間に、あれこれ挟まる。
これいいでしょ? 
最初におつまみばかりいってると、お腹がふくれちゃう(私は、ま、ふくれないけどさ)。
案外握りもおつまみになるものなんだよ。特にここはそういう風にしてくれる。
こ~れ~は~うれしい♪ 
ああ、いいところ発見しちゃった。
場所? 
内緒、ごめん。






まずは冷酒。山形初孫。料飲店だけに流通している銘柄のよう。
冷やでもいいお燗もいい。これが飽きないいいお酒なんだよねぇ。
一人で一升いってしまいそうな感じ。この朱色の切子の酒器もいいでしょ。
店主のセンスがわかります。うしろのソラマメ、めっちゃおいしい。
不思議なことにコンテ・チーズの味がする。マジで・・・。
最初からこれ。ひらめの昆布ジメ。きゃ~、おいしい。シアワセ。
こりっとしてじんわり旨みで、たまら~ん。酒がんま~い。



コハダ。大きめ。これもつまみになるなる。



カワハギの肝あえ。肝は嫌いだけど、これはおいちい。




店の雰囲気。あ、わかっちゃうかなぁ。




これなんだっけ。たっくさん出るから忘れる。
忘れるなら載せるなってことですよね、はい、すみません。





鰤の焼物。ちょっと出てくるのがうれしい。こういうのって家ではできないのよねぇ。
大根おろしにわさびを混ぜたのが、ぴりっとしていいアクセント。






実はイカほど握りにして難しいネタはないと思うねん。ご飯とのバランスが難しいねん。
ご飯がホロリと砕けるのと同時に、さっくりねっとりとイカも噛み砕けるようでなければあかんねん。
これ最高のバランス。お代わりしてしもた。






甘エビ。焼きと生。ね? こうやってちょっとづつ出してくれるのがうれしいの。






だだみ。あ、ちがった鱈の白子。福井では「だだみ」という。焼くと香ばしい。
ま、これは福井のだだみの新鮮さにはかなわんね。ふぁっふぁっふぁっふぁ。






赤貝。大好き。大きい。





つまみのアナゴ。ぷりぷり感が残る焼き方。






かーきー。つるりんこ。





このほかにもあれやこれやそれもそっちも食べてシアワセちゃん。これはひもきゅう。






今年の締めはお寿司となりました。
I LOVE 寿司。
YOU LOVE 寿司?
来年もおいしいもの、たっくさん、たべちゃるぅ。
♪♪♪





2008年12月26日金曜日

閉店間際の「あら皮」、行っちゃたよーんVV

お肉料理の最高峰は、やはりここ「あら皮」でしょう。
年内一杯でこの新橋田村町のお店は閉店とのこと。
ああ~~、あの魔法の味を生み出す「窯」はいったいどうなるの~~。
心配で心配で、もう夜も眠れず・・・・。食べ物も喉を通らず・・・・。
夜な夜な枕を濡らし・・・。

・・・・冗談はこのくらいにしておいてと。






ああ、この文字。この文字を見ただけで、喉が、胃が、
グルルルルとなっちゃいます。






前菜。
ここあら皮がすごいのはお肉だけじゃない。前菜の魚介類がすごい。
素材がいいのはもとより、手がかかっていなさそうで、
ちゃんと仕事が施されているのっ。
もう、ほんとにアキコ好みのスタイル。本日は大きな大きなホタテ。
貝にくっついたまま。
さっくりと歯ごたえあり。絶妙な塩味と甘味。んまいっ。






こちらはスモーク鴨。上品なハムのよう。決め細やか~。はうっ。






毛がにのサラダ。
さくさく音が聞こえてきそうなくらい繊維がしっかりしている蟹サン。
ワインはブルゴーニュにしてみました。すばらしい熟成でお肉に合いそう。






はい、でた。
シャトーブリアン。
三田のチャンピオン牛。
あやチャンだって。
・・・・・。
名前を聞くと、んんんんんんー。
ふ・く・ざ・つ。
でも、感謝して、おいしく、いとしんで、いただきます。
見て、このうるわしき色、艶、キメ・・・・。
旨味がぎゅーーーーーっと詰まっている。
牛だけに・・・・。






この焼き方。
あは~ん。
たまらな~~い。
付け合せのジャガイモも、窯焼きだからふっくらほっくり香ばしい。
するするさらさら喉を通り胃の中に消えていくぅ。
あらあら、もうなくなっちゃった。
おかわりーっ(←こら)。






絶品パパイヤ。お肉の消化を助けてくれます。







こちらは甘王。大きい。






年季の入った西陣織の壁布とあやチャンの写真。
記念にパチリ。
しまった、窯の前で記念撮影すればよかった。
残念。
・・・・で、来年からは御成門のほうで新規オープンだとか。
うれしいです。
新しい窯も、今までのおいしさをキープできるように調整中だとか。
ばんざーーい。
あら皮様、今年もありがとう。
来年は丑年だけに、さらなるパワーアップ、期待していまっす。





お肉のあとは、新しくできた銀座のブルガリのバーへ。





ここではバローロ2000年とイタリアンチーズの盛り合わせを。
今年50歳を迎えた東京タワーがきれいに見えて、ジャズバンドも入っていて、
なんだか気持ちがいい。
あら皮のお肉は、胃もたれがしない。
食べた後がなんとも心地いいの。
はぅ・・・・。
シアワセ♪






チョコレートはお土産にできそうな感じ。ステキなバーでした。







あら皮、金額は高いけれど、やはり価値あるお店だと思いました。
I LOVE シャトーブリア~~ン!
♪♪♪





2008年12月22日月曜日

カウンターで本格フレンチをカジュアルに・・・松涛「BACAR」オープン

・・・なぁんて、まるで食の雑誌の見出しみたいになっちゃたけど、
このBACAR、金山君が友人のシェフとオープンしたお店。
行ってきましたがな。
シェフがしっかりしている人なので、ひとまず安心・・・かな(苦笑)。
料理は本格的なフレンチ。ボディーのある料理です。






渋谷東急本店を松涛美術館のほうにずっとずーっとずーーっと行くとこの看板が右に見えます。
遠いっちゅうねんっ。
たださえ渋谷は私にとっては遠い場所。渋谷駅からならタクシーコースだな。
たーだーし、お近くの方にとっては使い勝手がいいでしょう。
フリのお客様もちらほらいらっしゃるみたいだし。
松涛にお住まいの方、ぜひ、覗いてみてくださ~い。






店内はカウンターと6人ほど座れるテーブル席。13坪だとか。






少しぽっちゃりした、かーねーやーまー。笑顔がニセモノくさーいぞー。






最初薦められたのは「クリスタル2000年」。
49,000円。
飲めるかっ。
これはカリフォルニアの「ル・レーヴ・ブラン・ド・ブラン ドメーヌ・カーネロス 2001年」16,000円。
シャンパーニュより、やっぱ、果実味が多い感じ。奥に映っているのが本日のお通し。
豚肉とうなぎ(だったかな)。





これがメニュー。イラスト入り。大きなプレートになっている。






スペシャリテのフリュイ・ド・ラ・メール。2,700円。二人で分けられます。
アキコの大好きな「バイ貝」がぁ! 
バイだけ大盛りに・・・・ってっわけにはいかないか・・・。






子持ちイカのレアソテー。





これはヴォルネイ。
18,000円。
え?ここのお店のことだって?違いますよ、「ボルねー」じゃないですから。
「ヴォルネイ・シャンパン 1995年」
デキャンタージュが必要。





鶉のロースト。なんか、プリッとしてて、きゃわいい。2,500円。





一皿盛りはこうなりますな。ちゃんとしたグランメゾン並みの出来ですな。
さすが国内外の一流店で修行したシェフだけありますな。







最後のウリがこれ。フレンチ鉄鍋のご飯。1300円~。
本日はフォワグラと鯵が乗ってます。ご飯はアキコ好みのぱりっと固め。
おつまみにさえなります。
ただ、フォワグラは、アタシにゃちょっと・・・・デス。






デザート。
酒は欠かせません。
ピノ・デ・シャラント。
めっずらしい。
ぶどうジュースにブランデーを足して熟成させたもの。
甘くてアルコールが強くて、んまいっ。





自家製塩キャラメル。



ふわ~、結構本格的なお味で、満腹ちゃんです。
全体に旨みの凝縮感と脂分がしっかりあるので、
ボディーのあるフレンチがお好きな方におすすめです。
私のようなアッサリ派の方は、なにか一皿二皿とって、
おいしいワインとともにゆっくり楽しむのいいかも。
新店、がんばれ~~~。



♪♪♪

2008年12月17日水曜日

福井の麺は、イケ麺、ナンバーワンじゃ!


またまた麺ネタ。
わが故郷福井の麺は、なんといっても「越前おろしそば」です。
もうあっちこっちで記事を書いているので、いいかげん読み飽きたという人もいらっしゃると思いますが、いやぁ、今回、福井取材の折に連れていってもらった蕎麦屋さんは、す、すごかった。
オイシイのなんのって・・・。だって、粉屋さんがやっているんだもの・・・。
讃岐うどんの製麺所がおいしいというのは経験済みけど、おろしそばで製粉所がやっている店なんて、は、初めてじゃ~。





どう、いいたたずまいでしょ。
福井県勝山市。あの福井の銘酒、一本義久保本店のすぐ近く。






丸に粉の文字の看板や「営業中」というネオン(見にくいけど)がなんともレトロ。
粉屋さんとしては「義野商店」という屋号のよう。
「そば粉あります」の手書きチラシも風情があります。






蕎麦屋さんとしては「八助」という屋号。
手打ちも手打ち、だって、粉から作っているんだもの。






蕎麦屋さんの隣でそば粉が造られてます。
おじさんが熱心に働いておりました。
ありがとう、おじさん(オーナーか?)






これ、これが、福井名産「越前おろしそば」。器は越前焼き。
た~っぷりの大根おろしが入った淡いけど深い味の出汁と、
花カツオとネギのみのシンプルさがウリ。少量なので一人2~3杯食べます。






ここは、やや細めの打ち方ですね。噛み応えがあって蕎麦の香りがして、たまら~~ん。
すばっ、すばっ、すばらしい~。
メニューは、このおろしそば450円のほか、かけそば450円。ざる600円。山かけ600円。
それぞれ一皿づつでもいけそう。
ちなみにおろしそばは冷たいのが普通だけど、ここは温かいのも出してくれる。






これは「甘粥(あまがゆ)」。麹と仕込み水で作られた濃い目の甘酒みたいなもの。
上品な甘さでおいしい。150円。
もちろん一本義久保本店謹製のよう。このほかぜんざいもあり。
さらに、同じ一本義の「勝山市内限定 秘之一本義」という熟成酒も飲めます。
グラス650円。





こちらは、福井市民の憩いの山「足羽山」にある大久保茶屋のおろしそば。こちらは幅広の麺。
確か500円くらいだったはず(相変わらず金額は覚えられない)。
この大久保茶屋は、他にもメニュー豊富で地酒も揃っている。
春は桜、初夏はアジサイ、秋は紅葉、冬は雪が楽しめ、さらに、福井市内の夜景が一望できる、か~な~り~隠れ家的スポット。しらなかったぜ。
この画像は、「PEN」2月1日か15日発売号のワタクシのエッセイに掲載されます。見てね。


越前おろしそば、ばんざ~~い。







♪♪♪

2008年12月15日月曜日

九州・四国は「イケ麺」の宝庫だ! その2





PEN居酒屋特集で廻った各地のおいしい麺をご紹介。
その2のスタートは、うどんの聖地「さぬき」の2店から♪





地元麺通団メンバーから直に教えてもらった(というよりも、そんな時間に行ってもおいしいうどんはないで、しょうがないなぁ、なら、ここへ行けという命令をうけた)店、『はなや』のかけ。
あまりのおいしさに興奮していくらかまったく思い出せない。
150円とか200円とか、そんな感じ。
あわ~いお出汁が実にいいです。





これはぶっかけ。出汁をかける前。艶が違う。





これ天麩羅。ゲソとチクワ。黄色い衣がB級グルメ魂をよみがえらせる。
かけの丼に入れてちょい柔らかになったところが、んまいっ。






いなり。
甘すぎず、ボリュームもあり。んまいっ。
いずれもいくらかまったく忘れた。
ともかく安い。






これこれ。
あこがれの『中村』の釜玉。釜揚げのうどんに生卵を混ぜいれたもの。
あのネギを裏の畑からとってきて自分で切る・・・で有名になった『中村』の支店(かな)。
こぎれいです。
入るとご主人が、てきぱきと指示をしてくれます。
それほど素人(というのか)が多いのでしょうね。
さすが有名店。
しっかし、ここのうどんは私好み。
太からず細からず、なめらかなのにしっかり芯が通って、びよよんと伸びる柔軟性。
毎日食べたい逸品です。
ますます興奮して金額は忘れた。





揚げたててんぷら類も充実。






つづいて徳島。
徳島ラーメンの『いのたに』。
ラーメンじゃなくて中華そば。
中華そば肉入り中盛が550円。
ラーメンに豚肉のしょうが焼き?すき焼き?みたいなのが乗っているスタイル。
「最も新しいご当地ラーメン」なのだとか。
これ食べてわかりましたよ。
単品じゃなくて、ご飯のおかずやん。
そばだけ食べると、塩っ辛いの。
白いご飯とセットで完成のラーメンだと理解しましたわ。






こちらはとくしま駅前の『いわた』のラーメン&ご飯のセット。
ご飯は五穀米でした。
駅前のちょい裏寂れたファッションビルの中ですが、
徳島→神戸行きの高速バス乗り場の前なので便利・・・でした。






はい、今回はここまで。
お初に体験の麺が多かったけど、実にイケ麺ばかりでした。
機会があったら、続きを書きます。
突然終わりでゴ麺です。







♪♪♪