2015年12月8日火曜日

pen おいしい日本酒(通称:日本酒ミシュラン) 三ツ星酒、表彰式&イベント開催!





12月5日(土)。
去る11月2日に発売したPen「おいしい日本酒」、通称「日本酒ミシュラン」にて、三ツ星に輝いた5銘柄・5蔵元様の表彰式が開催された。
たんなる表彰ではなく、三ツ星のお酒をそれに合わせたおつまみとともに体験でき、さらに三ツ星蔵元とスペシャルゲストを迎え、ミニ座談会を開催した。
会場は、虎ノ門ヒルズのアンダースホテルだ。

さて、スペシャルゲストとともにたっぷりの写真でリポートしよう。



C)小林孝至(イタルスタジオ)






虎ノ門ヒルズの52階。眺めは最高。お天気も最高。
ちなみに控室はBARに隣接するお寿司コーナー。お酒と酒器は本日のスペシャルゲストのコーディネートなのだとか。とても素敵なのだ。


司会は漫才コンビの「にほんしゅ」。
今回のイベントには本当にぴったり。あさやんと北井君。二人とも「日本酒きき酒師」だし北井君にいたっては酒学講師でもある。えらいのだ。


まずは今回の日本酒ミシュランの主旨を説明。

恐れながら表彰式。表彰盾を差し上げる。

 まずは宮城から「伯楽星」の新澤さん。

続いて秋田から「新政」の佐藤さん。

石川 「菊姫」の和田東京支社長。

福島、会津から「花泉・ロ万」の星さん。

京都、伏見から「澤屋まつもと」の松本さん。
みなさん、めっちゃカッコいいのだ。ほれぼれするほど。



5つのお酒と料理のコーディネートもさせていただいた。
酒器はもちろんそれぞれのお酒に合わせた形の違うワイングラス。






C)小林孝至(イタルスタジオ)

 



           (C)小林孝至(イタルスタジオ)

           (C)小林孝至(イタルスタジオ)



          (C)小林孝至(イタルスタジオ)

          (C)小林孝至(イタルスタジオ)






そして、スペシャルゲストを迎えての座談会。






ご覧のとおりスペシャルゲストは中田英寿さん。
会場に入ってこられた瞬間、一気に会場全体が熱くなった。
仕切りは「にほんしゅ」の二人と私。緊張する。
短い間にゲストやお蔵元様にお話を伺う。
テーマは、「お酒と料理のおいしい組み合わせ」。
ミラノでのお酒の楽しみ方などを伺い、各蔵元さんには、そえぞれの考え、ポリシーなどをお話ししてもらった。
時間が短く慌ただしいのがとても残念。このメンバーだと1時間も2時間も話を聞きたいくらいだ。




座談会後もたっぷりとお酒を楽しみ、リラックスした中でいい時間をお過ごしいただきました。
終了後に参加の方に言われたのが、「よく日本酒イベントには日本酒マニアの様な方が来ていることがあるけれど、まったく違った雰囲気で、とても素敵だった」とのこと。これはうれしい。マニアではなく(マニアという名の応援団は必要だけど)、ごく普通に日本酒が好き♪という方がもっともっと増えてほしいと感じたイベントだった。
出席のお蔵元様、スペシャルゲスト様、そしてご参加いただきました読者の方、関係のみなさま、ありがとうございました。
またお目にかかれますように。








C)小林孝至(イタルスタジオ)


「にほんしゅ」のお二人、お疲れ様でした~~~。







ともだあきこ








2015年11月11日水曜日

グルマン世界料理本大賞2015受賞者の集い (受賞者によるおもてなしの会)、開催



友田晶子著書『世界に誇る「国酒」日本酒』が、料理本のアカデミー賞といわれる「2015年グルマン世界料理本大賞」の20年の歴史における「ベスト・オブ・ベスト」グランプリを受賞しました。日本人初、女性初だそうです。これ記念して、受賞者によるおもてなしの会が開催されました。


会場は明治記念館。


まずはプレス発表。
グルマン事務局から「グルマン世界料理本大賞」とはのお話から。


パーティ会場にもチラホラお客様。


パーティのメインイベント「司牡丹 しぼりたて・袋吊り・今搾り」の準備。
目の前で搾る「搾りたて」を東京のまん真ん中で飲めることなどほとんどない!


会場の外では授賞本やちょうど発売中のpen日本酒ミシュラン号を販売。12月発売予定の「赤ワイン冷して飲みなさい」の紹介チラシも配布された。



金屏風前でのあいさつは30歳の時に初出版した「女が酒を選ぶとき」からのお決まり(!)だ。その時ゲストの椎名誠さんからは「金屏風を背にするのはやくざの襲名披露のようだ」とお褒め(?)いただいた。今回はちょっと違うかな・・・・。
ご来場の感謝と本日のお楽しみである、授賞本に掲載のお蔵元様10社さまが自らサービスされる試飲ブースでお酒が飲めることをお知らせする。ご協賛も10社様。ありがたい。


ずらり出展ブースのお蔵元様が並ぶ。人気お蔵元様ばかりで壮観! 日本酒ファンはもとより、日本酒が初めてという方もちょっぴり興奮気味だ。



たくさんの方にお祝いを頂戴して本当にありがたい。


さて、今搾り!プレス発表の段階から少しづつ袋から滴り落ちていた新酒。今やステージ上で搾りたてが出来上がっている! 樽の前には大行列!!



会場は熱気にあふれている。伝統ある包丁式の出し物も。
たくさんの方で盛り上がる会場は温かい雰囲気でした。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。

英日バイリンガルの日本酒本としては第2段になる「世界に誇る国酒~日本酒~」は、たくさんの人に愛される本となりました。心より感謝申し上げます。
今月2015年11月末には第3段になる『世界に誇る国酒のプライド 日本酒 渾身の一滴』(ギャプジャパン)が発売されます。こちらは、日本語バージョン、英語バージョン、中国語バージョンの3種が世界発売されます。
お楽しみに。











2015年11月4日水曜日

本格焼酎とイタリアンのディナーイベント@鹿児島



11月1日本格焼酎の日に本格的に焼酎を勉強しようセミナーと、翌日のフレンチ&本格焼酎ランチイベントに続き、夜はイタリアン&本格焼酎のペアリング体験イベント。
とにかく焼酎ざんまいなのだ。


会場は「イル・チプレッソ」。オーナーシェフ 古畑圭一朗さんと奥様好恵さんが運営するミシュラン星付きレストラン。本場イタリアでの長い経験を生かしクラシックなイタリア料理を提供してくれる。


ウエルカムドリンクは「奄美すもも酒」(町田酒造)のオンザロック。城下さんのご挨拶のあとに、「
Kura no Awa ~石の蔵から スパークリング~ 温州ミカンのジュースをブレンドしてシャンパングラスで乾杯。アペリティーヴォは、魚のカルパッチョと野菜のバーニャカウダ。




続いてが素晴らしい!  「サラミ、生ハム、レバーのパテ」に、ノンアルコールの「もろみスィートスパークリング(西酒造)に紅芋焼酎を足して、まるでランブルスコのように楽しむ。組み合わせ最高! 焼酎は透明の酒が多いけれど、これなら華やかに楽しめる。城下さんのアイディア!さすが! ハム類のおいし際にもよくマッチする。



本格的なカルボナーラには芋の新焼酎!
芋らしいまろやかさにはカルボナーラのコクを、黒胡椒のスパイシーさには新焼酎のスパイシーさ、刺激を、パンチェッタの塩辛さと旨味には六代目百合(塩田酒造)のコクを、卵の硫黄感には新焼酎のガスを・・・。同調の組み合わせ。美味しい組み合わせ。ソーダ割りもよかったな。




魚料理、カチュッコ(トマトソースベースの魚のブイヤベース)には屋久島の水の森(本坊酒造)。
ハーブの香りが漂う清らかでみずみずしい芋焼酎。造り手はなんと女性杜氏、久保律さん!(最後の集合写真、友田の右に移っている彼女!)。女性らしいしなやかな味わい。トマトソースととてもよく合う。水の島、水の森の屋久島の「気」が同調させてくれる組み合わせ。



肉料理 ブラザート(牛肉のワイン煮込み)には、「紫尾の露 CLASSIC」(軸屋酒造)。こちらも女性杜氏、4代目の軸屋舞子さん。7年間のニューヨーク在住経験も活かして焼酎t栗を行う。肉料理に深い味わいの焼酎をストレートで。


チーズに「甕長期熟成 さつま島美人」の37度や25度をストレートで。カビ系のチーズにはコウジカビで醸す焼酎、また、甕熟成のミネラル感がばっちり同調する。感動の組み合わせだ。これグローバルスタンダードにしたい!



ティラミスとパンナコッタには「天使の誘惑」(西酒造)。これはもう疑いもなしにベストマッチ!


西酒造の総務部経理課西由香さん。西洋の貴婦人のように美しい人だ。


本格イタリアンと本格焼酎、さらにあらたな飲み方もたくさん体験できたイベントでした。最後はみんな和気藹々!
ランチからディナーにかけて、島美人の製造元2社さま、本坊商店様など酒類製造販売の方々にもご参加いただきました。ありがとうございました!

そしてなにより城下さん、お疲れ様でした。


この本格焼酎イベント、毎年の恒例にしたいと思っています。
来年またお目にかかれますように。
関係者のみなさま、ご参加のみなさま、ありがとうございました。
ますます本格焼酎のファンになりました!

焼酎ファンの方々、来年はみんなで鹿児島にいきましょう!




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