怖くなかった････、築地、竹葉亭

ワインバーをやっていたとき、
オーナーの田崎真也氏の事務所があったここ銀座8丁目付近には、
しょっちゅう通っていた。
よくとおっていたのが、ここうなぎの店「竹葉亭」。
歴史ある佇まいの店前には、
黒塗りの車がずらりと並び、時折出てくる仲居さんの視線が怖かったこと・・・・。
むっちゃ、威圧感。
ああ、ここは一生来ないだろうなぁ・・・とおもって横目で眺めていたのさっ。



ひょんなことから、初めて暖簾をくぐることに。



へ？　な、仲居さんたち、し、親切じゃん。
今日は常連さまとご一緒だったからか････。
な、なぁんだ、怖くないじゃん。



あっさり酢の物のあとの、「肝焼き」は、香ばしさととろとろ感が実にいい。
肝は嫌いだけど、これは、んんま～い、んまい。
これも、常連さまの予約の品。
日本酒が合う合う。



うまき。
ここの日本酒がすばらしい。
聞けば、灘の「白鷹」と愛媛の「山丹正宗」のブレンドなのだとか。
ブレンド・・・・である。
お店でブレンド。
なんと。
これは、辛口と甘口が絶妙に交じり合う。
女酒と男酒の混じりあい・・・・。
むふふふぅ・・・・ですね。
で、これまた、うなぎに合う合う。
さっすがですわ。



わさびがきりっと利いた白焼き。
やばいよ。
日本酒、どんどんいってしまうじゃないか。
誰かとめて～。



〆は、うな丼。
ここはお重ではなく丼。
甘くなく辛くなくバランスのいい飽きない味わい。
ふ～ん、なぁんだ、怖くないし、おいしいじゃん。
これならまた来れそうだな。
お酒を結構飲んで、一人7,000円。
悪くない。
うなぎはもう「三島の桜家」と決めていただけど、
そうは行けないもんねぇ。
また、お邪魔します。




おまけ。

うなぎの後飲んだのが、
なっつかしい～～～、ロワールの「ロマランタン」。
20年前、フランス、サヴニエールの村で飲んだ、
「ロマランタン」。
これ品種の名前。
か～な～り～、珍しいワイン。
日本で飲めるなんて････。
おまけに「フィロキセラ前の樹」からとれた葡萄のよう。
このレア～なワインが飲めるのが、
銀座7丁目(だと思う)、ワインバー･アンフォラ。
ここもいいよ～。



もう一本は、ボーヌの1996年。
柔らかくてんんまいっ。
やっぱこういうソフトな味が、いいねぇ。




うなぎとヘルシーワインで、元気に秋を迎えられそう♪




♪♪♪

「脱帽」の張り紙なし、月島、焼肉“凛”別館

あ、あれれれ。
本館と違いこちらの別館は「脱帽して食べるべし」の張り紙がない。
「脱帽」とは、「食事の時には帽子はとりなさいよ」の意味ですよ。
(だと思う)
けっして「ははーっ、恐れ入りました、こりゃ脱帽だ」の意味ではありません。
(だと思う)
「店内での待ち合わせはやめてください」みたいな張り紙は、あった。
みんな揃ったら入りなさいよの意味。
（だと思う）

月島は知る人ぞ知る焼肉戦争勃発中の地。

ここ「凛」は、分厚い「タン」とでっかい「サーロイン」が人気で、
別館まで出来た。

張り紙とかお店の人の感じとかがちょっと怖くて、
お肉はおいしかったけど、あまり行かなかった店。
「別に全員揃わなくたって、入ったっていいじゃん」と思ったしね。
ま、なんか問題でも起こったのかな。
本日は、別館に。



ここに来なかった理由は、タンの厚焼きが好きじゃなかったから。
今日は食べてみるか・・・・。
・・・・と思ったら、想像通り、噛み切れない。
アキコ、やっぱり、タンはうす～いサクサクッとしたのが好きだな。
もう今はぜんぜん行かないけど、
昔は近かったのでよく通った五の橋「金竜山」のさくさくタンが、やっぱいい。




ロース。
ここでおいしかったのが「マキ･ロース」。
今はないって。
残念。
あのジューシーで旨味のある赤身はおいしかった。
脂身大好きな人には受けなかったんだろうな。
ちっ。


はらみ。
なんかすごい霜降りはらみ。
みんなこういうの好きなんだろうなぁ・・・・。




ここでおいしいのはミノ。塩で食べるミノ。
前に本館で、従業員の人たちが賄いで食べていた。
「おいひそ～」って箸をくわえて眺めていたら、「コレが一番うまい。食べてみるか？」
といってお勧めされた。食べたら本当においしかったの。
忘れられない。



レバー嫌いだけど、これは、んんんまかった。
まろやか～な甘味があって、レバ嫌いって人にはおすすめ。
この微妙な厚みがいいんだろうな。



どんこ。
でかい。
旨味あり。



「お通し」で出てくるチヂミ。
コレが最初に出てくると、なんか、お腹、膨れちゃうんだよね。
ビジネス的に、問題だと思っちゃうな～。
食べないともったいないし・・・。
コレそのものはおいしいし････。
でもメニューに「お通し　チヂミ　315円」って書いてあってちょっとびっくり。
やはり黙っても出てくる「豆もやし　小　315円」もお通しと書いてある。
断ってもいいのかな・・・・。



コレが出てくると知らんから、ナムルも頼んじゃったよ。
だったら、頼まんかったのにぃ････。



ま、あまったら持ち帰らせてくれるし、お店の人は親切で安心した。
アキコには、全体に脂が乗りすぎているけど、
人気の理由はよくわかった。
でも、あのマキロース、食べたいわ････ん。



♪♪♪

揚げもの祭りだ！ フリッツだ！

ワタクシ、揚げ物は好きじゃないんだけど、
たまに「洋食」というのを食べたくなる。
とあるグルメ大先生より「ハムカツ」がおいしいと教えていただき、
行ってきました。
赤坂フリッツ。



ガラス張りで入りやすい雰囲気。
本日は夜だけど、お昼も人気ありそ～。
看板の「晩酌セット」が、くっ、泣かせる。



はい、きた、ハムカツ。
結構厚みがあってびっくり。
お供は、なんてったって「ハイボール」。
最近急激な人気の「ハイボール」。
中身は、やっぱ「角」でしょうな。
このＢ級な組み合わせが、また、いいんだなぁ♪

とんかつのヒレ。

分厚い。

でもやわらか～い。

んまいっ。

もりもり、いっちゃう。

脂も軽いね。

メインは、ビフカツ。

やっぱ洋食といったらこれでしょう。

デミグラスソースが必須。

ソースのおかわりしてもた。

ここフリッツは、フレンチの「旬香亭」が母体。

ち～っとフレンチっぽいのはそのせい。

もちろんワインもある。

本日は、ニュイ・サン・ジョルジュ。

ほかも飲みたくなるワインがけっこあるし、

日本酒・焼酎もある。

むは～、いいね♪

〆は、カレー。

か、からい。

でも、んまい。

後を引く。

おみやに「ビフカツサンド」。

肉厚ぅ～。

サンドイッチとしてはパンと肉の厚みのバランスが悪い・・・、

という人もいるけれど、あたしゃ、これ好きだな。

がっつり、肉、食べてますって感じで。

肉食クイーンとしては、これじゃなきゃ。

お店の方も感じがよくて、うれしい店でした。

またいきたぁ～い。
先生、ありがとデス。

♪♪♪