2015年7月28日火曜日

日本酒学講師講座にて~日本酒・焼酎セミナーのあり方~パネルディスカッション



日本酒学講師受講講座にて、~日本酒・焼酎セミナーのあり方~をテーマとしたパネルディスカッションに参加した。
8年前に酒学講師となりセミナーを請け負うようになった田中順子さん、酒販店経営を行う大越智華子さん、酒スクールを運営する菅田ゆうさん、そして私の4名がパネリストとして登壇した。


まずはごあいさつ。
たくさんの受講者が参加されていて驚く。
海外からの参加者も多い。
日本酒、興味持たれているんだなぁと実感。

自分でセミナーを開催する場合、クライアントから依頼をいただいた場合などなどを経験からお話しする。


私は、最近少しづつ増えてきた海外でのセミナーの経験をお話しした。


皆さん熱心。3日間にわたるハードな講習会だ。
すでにセミナーの重要性や開催にあたってのポイント、笑顔の作り方、発声練習までこなしている。
こりゃ、私の方が勉強しないといけないな。


4名で約90分。あっという間の時間。はて、参加者の方々のお役にたてただろうか・・・・。
私も講師としての仕事は30年近くになる。
今一度気を引き締めて取り組まなければいけないと再度実感。
ためになる時間でした。
ありがとうございました。








セミナーのご依頼をお受けいたします。
お問い合わせはお気軽にこちらまで。
























2015年7月18日土曜日

FBOアカデミーにて「日本ワイン」セミナー、やりました



移転して広くなったFBOアカデミー。
日本ワインをテーマにセミナーを行った。


土曜日の午後。
日本ワインにご興味を持つ参加者の方々へ、まずは、日本ワインの歴史、種類、法律、最近の市場に関してお話をする。 海外からの参加者も。




そしてブラインドテイスティング。
日本ワインも非常にバラエティがあるけれど、今日は「甲州」と「マスカットベーリーA」に絞ってみた。

ワインのラインナップと小売価格はこちら。


<甲州>

1、勝沼 甲州シュールリー(勝沼醸造)           1,800
2、リュリナス 甲州シュールリー(マンズワイン)      1,944
3、甲州 鳥居平畑(中央葡萄酒)              2,500
4、シャトーメルシャン きいろ香(メルシャン)       2,600
5、登美の丘ワイナリー 登美の丘甲州(サントリー)     3,200



<マスカット・ベーリーA>

1、マスカット・ベリーA(丹波ワイン)           1,300
2、御坂 マスカット・ベリーA(マルスワイン)       1,490
3、深雪花 赤(岩の原葡萄園)               2,179
4、塩尻 マスカット・ベーリーA(サントリー)       2,600
5、ドメイヌ・タケダ ベリーA古酒(タケダワイナリー)   3,780



イメージしていた香味とは意外にも違っていたなどおもしろいご意見が多数。
ワインのテイスティングの後には、簡単な料理ととも相性体験を。
マグロやイカのお寿司、野菜の天ぷら、フルーツタルトなどちょっと幅広く。
ベリー系のフルーツタルトとマスAはとっても好相性!

日本ワインは日本料理との相性がいいと言われているけれど、果たしてそうか・・・も検証。
今回美味しいと感じたのは甘酸っぱいすし飯と甲州ワインがとてもいい相性だったこと。お醤油を使わなければ、お寿司は甲州がよさそうだ。お醤油が介在するとマスAがぐっと良くなる。
ただし、お寿司屋さんでこの両方を一緒に並べるのはねぇ。
難しいものだ・・・・。





秋にはふたたびFBOアカデミーでワイン講座を開催します。
テーマは、まだ非公開。
HP上で告知します。
ご期待くださいー。



















2015年7月17日金曜日

福井県坂井市(三国・丸岡)メディア向けPRプレゼンテーションを行いました



福井県のアンテナショップ「南青山291」にて、福井県が誇る観光地域である坂井市(三国・丸岡)のメディア向けPRプレゼンテーションを行った。


ふくいの食アンバサダーでもありますワタクシの担当はもちろん「福井の食と地酒の魅力」。これはもうお得意のお話。
いつも使っているパワポ資料が威力を発揮するのだ。


まずは「福井の場所はどこですか?」から始める。
ちょっと情けないけどしょうがない。だって、場所を知らない人がいるんだもの。
スクリーンの前で踊っているわけではない。


 自慢の地酒と越前ガニのお話にも力が入る。


私のあとは温泉ビューティー研究家の石井宏子さんのお話。
三国温泉のお湯でお肌ツルツルなのだ。


プレゼンテーションの後は1階望洋楼南青山店にて試食会。
贅沢な会だ。

このたび湊町三国のPRヴィデオにご出演いただいた竹下景子さんにもご参加いただいた。華やかで品があってとても素敵だった。そして日本酒も大好きと♪ うれしいなぁ♪


この薄いカレイが美味しいのだ。



この秋に発売の新しい越前焼酒器と越前和紙のバッグ。本当にかわいい。特に女性に持っていただきたい。バッグのバリエーションも増える予定。


そしてパチリ。福井の地酒をあれこれ飲んでいただきました。ありがとうございました。




ふくいどっとコムでも福井に地酒をご紹介しています。
ご参考にどうぞ!
















酒田フレンチと地酒の夕べ ~ヌーヴェルマリアージュを愉しむ会~@山形県酒田市 開催



酒田は「酒」の文字が付く全国唯一の市というだけあり、名酒の蔵が多い。
我が家のハウス日本酒も実は酒田の酒である。そう、個人的にも大好きな地酒の里だ。
さらに、酒田には伝統のフランス料理の歴史がある。開高健、丸谷才一、山口瞳らに絶賛されたフランス料理店があった町だ。私もその店を訪れたことがある。店主自らがサーブしてくださった懐かしくも誇らしい思い出だ。
そんな土地で酒田流のフランス料理と地酒を楽しむ会をコーディネートさせていただいた。これはなんともうれしい仕事であった。
主催は、酒田リッチアンドガーデンホテル。



こちらがチラシ。素敵なデザインだ。


地酒に合わせたグラスたち。お酒の味に合わせ、微妙にグラスを変えるのはワインと同様。これができるのはさすがリッチ&ガーデンホテルなのだ。


 
開催は二日間。まずはシェフとご一緒にご挨拶。今回のイベントの主旨をお話しする。



 


今回お楽しみいただいた地酒蔵からお蔵元様や杜氏さんにもご参加いただいた。

今回のお酒のラインナップは以下の通り。

【1日目】
1、上喜元 梅酒 (酒田酒造) (ウエルカムドリンクとして)
2、初孫 発泡性純米吟醸 美泡純吟(東北銘醸)          
3、松嶺の富士 大吟醸「高橋杜氏のたわごと」(松山酒造)     
4、菊勇 さらっと三十六人衆 純米吟醸 限定品(菊勇酒造)    
5、初孫 生もと純米酒(東北銘醸)                        
6、麓井 フモトヰ純米Trad&Current限定品(麓井酒造)
7、初孫 熟成原酒古酒三歳(8年熟成)(東北銘醸)
8、清泉川 至福のひと時 25年純米熟成(オードヴィ庄内)      
9、菊勇 金賞受賞 雫取りつり下げ大吟醸(菊勇)        

2日目】
1、上喜元 梅酒 (上喜元) (ウエルカムドリンクとして) 
2、初孫 発泡性純米吟醸 美泡純吟(東北銘醸)           
3、松嶺の富士 大吟醸「高橋杜氏のたわごと」(松山酒造)      
4、菊勇 さらっと三十六人衆 純米吟醸 限定品(菊勇酒造)    
5、初孫 きもと純米酒(東北銘醸)                       
6、杉勇 特別純米 生もと仕込美山錦 辛口原酒(杉勇蕨岡酒造)
7、初孫 熟成原酒古酒三歳(8年熟成)(東北銘醸)             
8、清泉川 至福のひと時 25年純米熟成(オードヴィ庄内)     
9、上喜元 金賞受賞 つり下げ大吟醸山田錦35%(酒田酒造) 

これらに合わせる料理メニューはこちら。




1、    アミューズ 
黒バイ貝のクロケットと生ハム入りグジュール
2、    冷菜
庄内産海の幸とクスクスのサラダシトラス風味
3、    温菜
庄内彩鶏と地野菜のポトフ仕立て
4、    魚料理
真鯛とカニクリームソースグラタン風
5、    肉料理
山形県産牛ロース肉のポワレ、金山寺味噌と焼き野菜
6、    チーズの盛り合わせ
三種タイプのチーズとパンドカンパーニュ
7、    デザート
さくらんぼの入ったフォンダ―ショコラ
酒粕風味のバニラアイス、完熟パイン添え






当日のスタッフさんはみなさんお蔵元のハッピを着てサーブする。いいアイディア!
 







舞台でお酒や料理の説明をしつつお席を回り、ご参加の方々とお話をさせていただく。色んな感想やご意見を頂戴するのがまたうれしい。最後は抽選でお土産をお持ち帰りいただく。これも楽しみ。


会場の外では著書の販売もさせていただいた。
二日間終了後にこの企画の発案者でもある熊谷社長、佐藤料理長、スタッフの方々とご一緒にパチリ。 きめ細かいお気遣いと綿密な準備をしていただきました。ありがとうございました

日本酒は和食はもちろんのこと、洋食や中国料理、さらにはチーズやスイーツとも一緒に楽しむことができる。フレンチの伝統がある酒田ならば、フレンチと地酒の組み合わせも無理なく提供できるはず。日本酒、地酒の可能性はまだまだ広がる。酒田の名物に、観光の目玉になることを祈って初の開催は終了。お疲れ様でした。









地酒とフレンチ、イタリアン、中国料理とのコラボイベント、開催のお手伝いをします。お問い合わせはお気軽に。











 

 

  






 

酒販卸会社様向け、プロモーター研修<ワイン><ウイスキー><焼酎>を開催


酒類卸会社の営業スタッフ向けの研修を請け負っている。
お取り扱いの酒類についての基礎知識はもとより、販売に関する様々なテクニックを学び、テイスティングを行い、香味を体感し、さまざまなセールストークを身に付けるのが目的。ときには筆記試験、ブラインドテイスティング試験、グループディスカッション、事前課題などを行うハードな内容になる。




こちらはIZ社さま。全4回のワイン研修。ワインの基礎知識(ワインナビゲーター取得講座)、デイリーワインを売る、ハイエンドワインを売る、最終回と懇親会の全4回。この日は第3回ハイエンドワインの勉強会。個人酒販店や酒販チェーン店などに販売するにはどうしたらいいかを考え、学ぶ。
販売者のための筆記試験やテイスティング試験を行い、さらにはPOPを作成し、それを使用して現場で実践をし(これが厳しい)、実績にもつなげていただくハードなもの。




ハイエンドワインとしてこれらをブラインドテイスティングし、商品特性を把握し、コメントに結びつける。さらにコメントを説得力のあるセールストークに結びつけ、購入に結びつく提供方法を練る。決してワインマニアを育てることが目的ではない。それゆえにハード・・・・。




こちらは最終回。ここまで3回の厳しい研修に対してのお疲れ様だ。高層レストランにての懇親会がうれしい。最終回で分かった、どうやら私は「鬼の講師」と呼ばれているようだ。フ・シ・ギ♪





最終回のご褒美として、超ハイエンドワインをいただく。これは試験じゃない!
皆様お疲れ様でございました。厳しい内容だったにもかかわらず、優秀な成績とセールス結果を出していただき感謝です。





こちらはIT社さま。
若手営業スタッフばかり。
この日はウイスキーをはじめとした洋酒がテーマ。ウイスキーとは、ブランデーとは、洋酒の商品特性は? 販売戦略は?・・・などなどを学ぶ。


ここでも毎回試験を行う。知識とブラインドテイスティング。


この回は、14種の洋酒をブラインドテイスティングした。
ブラインドで行うのは、先入観をなくすこと、微妙な香味の違いを比較して体感すること。
イメージと違うものもありかなり難しいのだ。


本日の銘柄はこちら。
テイスティング後は香味を把握して、セールストークに結びつけることが目的。
こちらも決して洋酒マニアを育てるわけではない。
2時間の研修はあっという間。優秀な若手がたくさんいるのが頼もしい。

この日も非常にハードな内容。皆様、疲れさまでした♪




この日は奇しくも私の誕生日。終了後は関係者でお祝いをしていただきました。ありがとうございました。






こちらはNSH社さま。
こちらも入社1~3年目の若手社員。
熱気があって熱心でとてもいい勉強会だ。

この日は焼酎。
とくにスーパーマーケット向けの販売促進を考える。
焼酎の基礎、種類、味わい、セールストーク、季節の提案などを学ぶ。

事前の課題は、以下の3つ。これを各人発表する。


   この秋にお勧めの焼酎の銘柄と飲み方を、
その理由とともに提案してください。

   秋が旬のサンマ料理、一緒に飲む焼酎の銘柄と飲み方を、
その理由とともに教えてください。

   外国人観光客50名様の夕食時(場所は東京)、焼酎を飲みたいとのご希望。
どんな焼酎をおすすめする? 飲み方とともに提案してください。

面白いアイディアが続出。



ブラインドテイスティングも15種類!
先入観なしで飲んでみると意外なことに気が付く。


テイスティングをして、お客様、つまりスーパーのバイヤーさんとお話ができるように専門用語や業界用語などを身に付けるのだ。


テイスティングの後はグループディスカッション。今回のテーマは以下。
『2015111日(本格焼酎・泡盛の日)から1週間、お客様のSMチェーン店が、「大九州展」を開催。焼酎ブースを設けます。具体的な焼酎銘柄3種と、それぞれに合う「食材や郷土料理」「飲み方」「酒器」「その他プラスアルファ」を盛り込んだ“焼酎を買いたくなる”企画を提案してください』
限られた時間内に面白くて実現可能なアイディアがでる。さすが!
酒類専門商社の底力を見る研修なのだ。
私も新たに勉強せねばと気が引き締まる。





みなさま、お疲れ様でございます。
次回もよろしくお願いいたします。














酒類販売者、プロ向けの勉強会、研修を行っています。
お問合せ等はこちらまで
お気軽にどうぞ。