こ~んな高層階にある中国料理レストラン。
眺めは最高。
創業は明治17年とか・・・・。
今や、一大企業だものね。
ここは、溜池山王店。
高層ップリは、まるで香港。
バーも完備した店内も、ゴージャス。
さすがの高級中国料理店だ。
でも、ひろ~い店内、残念ながら、お客はまばら。
うう~~ん、このご時勢、高級中国料理店は厳しいのだろうか。
でも、ゆっくりお食事できて、気持ちいいよ~。
「ちょっと乾物臭が残る」とは、中国料理の大家のお言葉。
あわせるのは、シャンパン。
ちょっと生臭いかな。
今日は紹興酒ではない。
なにせ、ここ聘珍楼、
どの店もワインに力を入れているのだ。
ブロッコリーのようなアスパラのような。
香港で食べたコクと歯応えのある甘い味わいは忘れられない。
日本にはあまりないんだよね。
珍しくこんなの頼んじゃった。
マヨは手作りっぽい。
ま、そりゃそうだ、ここでキューピーとか味の素とかはないだろうから。
海老にマヨってどうしてこんなに合うんだろう。
海老のブリブリ感もいい。
↑
食感命!
このあたりまでアルザスのリースリング。
中国料理にはちょっと甘さの残る白がいい。
お魚そのものから見せて説明してくれる。
高級店はこうでなくっちゃ。
これまたちょうどいいものがなかなかない。
葱とシャンツァイたっぷりがうれしい。
もちろん、骨周りをチュパチュパ。
むは~、最高。これには、なんとイスラエルのヤルデン・ピノ・ノワール2005年。
以外に美味しいこのピノ。
びっくり。
やるな、ヤルデン。この料理には、もう少し熟成感があったほうがいいけれど。
鶏の姿揚げ。
いや、北京ダックスタイル。
ボリュームあり。
結構なボリュームでした。
聘珍楼は、ワインに力を入れている。
定期的なワイン会やワインディナーなどもやっているし。
なかなか、いいと思う。
前に顧客向けのワインセミナーをやりたいということで、
私に話が来たことがある。
結局、そのまま話は流れてしまったけど。
社内のソムリエ・アドバイザー取得者でいいと思ったのかな?
ただ、ワインの品揃えは、正直、イマイチだ。
ここの味わいを生かすワインがセレクトされていない。
素材そのもののピュアな味と独特な中国系の出汁や旨味に合うのは、
柔らかく多少熟成感のあるタイプでないと。
もしくは、おもいっきりワインに比重を置く作戦もいいかも・・・。
ワイン好き、中国料理好きの心をがっつり捉えるなら、
ここならではのメニュー作りとワインサービスの見直しをしたほうがいいと思う。
♪♪♪
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