やっぱり、「ミシュラン東京」の点数は、アキコの点数と違うんだよねぇ。
ま、このミシュランも、数あるガイドブックやレストラン紹介の雑誌と同じなわけで、
「ミシュランさんのお好みリスト」と考え、参考程度に利用すればいいのだけどね。
ただ、フランスにいたときにミシュラン赤本をよく利用させてもらったことを思い出せば、
なんだか実に残念に感じちゃうなぁ。
なんで、あの店が・・・・。
うん、やっぱ、あの星の基準は納得できまへんっ。
(納得できる店もあるのよ)
なんでも、昨年末発売のミシュラン東京は一昨年前の売上冊数の4分の1だとか。
同じように思っている人、多いのかな。
で、今回はお祝いで、帝国ホテル「レ・セゾン」に行ってきました。
ここは、完全にアキコの三ツ星。
スタッフが知り合いだとか、同席のお客様に恵まれて・・・とか、いろんな付加価値が付くけれど、やっぱここは、いつ来ても、間違いなく三ツ星だ。
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お祝いは、山形タケダワイナリー、武田重信会長の喜寿祝♪
おめでとうございま~す!!
岸平社長ご夫妻もご一緒。
すっごくうれしいお席でした♪♪
真ん中は、シェフのティエリー・ヴォワザン氏。
(シェフ、顔でかいってか?
写真撮るときに顔をぐっと前に出すので、でっかく写っちゃうんだって。
実物はステキです)
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乾杯はビオのシャンパーニュ、ゴセ・ブラバン。濃厚で飲み応えあり。
アミューズのフォワグラキャンディと一緒に。
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本日のメニューは、「黒トリュフ尽くし!!!!」。
たぶん日本に入っているトリュフの中では、
ここレ・セゾンが最高の品質のものを扱っているとか。
トリュフ料理で知られるシャンパーニュ「レ・クレイエール」出身シェフの意地がそういうところに表れているんです。
これはインカの目覚め(ジャガイモ)とトリュフのサラダ。
もう、トリュフがゴロゴロ。最初からインパクトありすぎ。
香りがムンムン。
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トリュフのスクランブルエッグ。魅惑の香り。とろりと濃密な舌触り。
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ワインは、マルク・ブレディフのヴーヴレー1947年。
62年前のヴーヴレー。
すごっ。
シュナンブラン種って、酸がしっかりあるから、もつのよねぇ~。
これにトリュフは、悩殺モノの組み合わせ。
ティエリーシェフは、我々の席まで幾度となく来て、
「なんとアンテリジャン(インテリジェント)なワインセレクションなんだ、びっくりしたよ」と行って来た。
むははは、褒めら~れた~♪
「こんなステキな組み合わせを楽しめる日本人は僕は今まで見たことがないよ、ブラヴォー、ブラッヴィッシモ」だって。うきゃきゃ♪
私たちだってやればできる。
YES WE CAN!
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ポトフ。トリュフが山盛り。
この頃になると、部屋中がトリュフの香りで充満してる。
むはむはだ。
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トリュフとかぼちゃのリゾット。甘味が上品でこれまた濃厚。
お米はちょうどいいアルデンテ。
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はい、きた、「鶏にトリュフを挟んでフォワグラ&トリュフソース、バスチマ米のピラフ」(ながっ)。
こういうお皿が、もう、フランス料理の真髄っっって感じなんだよねぇ。フランスの高級店でも家庭料理でも出てくる鶏料理の典型。(フランス人じゃないけれど)懐かしい味だ。グラン・メゾンらしくフォンとクリームはエレガントでバランスがいいし、お肉の旨みもしっかりある。もーちーろーんー、トリュフの香りが華やかに香る。やっぱ、フランス育ちのフランス人シェフじゃないとこんなの作れないんじゃないかなぁ。実に実に深い味。ちまちました創作フレンチ、そう、ミシュランで星いっぱい取ってる店のような料理とは、きっぱり一線を画すみごとなお皿。
んんんんまいーーーーーっ。
ちなみにこれは、ハーフポーション。
トリュフフルコースにこれを加えてもらった。
次に来たときは、これをしっかり一皿食べることを決意。
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赤ワインは、ポマール・クロ・デゼプノ1998年とデュクリュ1989年。
帝国ホテルはワインの根付けはわりあい良心的だし、品質管理が行き届いてる。
ソムリエの説明はわかりやすいし無理に高いものを勧めてこない。ミシュランで星をいっぱい取っている店のスタッフみたいに気取っていないし声も小さすぎないし明るい。ここのサービススタッフはみんな勉強熱心で庶民派(←これ大事でしょ)で冗談も通じる、本当にイケてる人たちだ。
ミシュラン調査員、どうしてこういうところ、見てないんだろう。
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はい、でた、本日のメイン。
ジェラール・ボワイエ氏直伝の黒トリュフのパイ包み焼き。
これはトリュフコースなので、アラカルトより幾分小さめ。
むかしクレイエールでもこれ食べたなぁ。
すんごくすんごく大きくて椅子から転げ落ちるくらいびっくりした。
ここでアラカルトサイズも食べたけど、この倍くらいあったかな・・・・。
ふんとに、贅沢だなや。
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パイをざっくり切ると・・・・、
はい、トリュフちゃん、こんにちは~~だ。
まるごと1つ、入っている。
きめ細かく緻密なトリュフ。ソースも深い深い味わい。
気付け薬。
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フィニッシュには、黒トリュフ入りのチョコとプティフール。
だれか、デザート追加をしていたね。
ね。
岸平さん。
てなわけで、トリュフの時期に行けてよかったよかった。
ステキな&飛び切りおいしいお祝いになりました。
武田会長、いつまでもお元気で。
私たちの三ツ星レストラン「レ・セゾン」にも感謝です。
レ・セゾン、メニュー詳細は↓にあります。
http://www.imperialhotel.co.jp/cgi-bin/imperial_hp/index.cgi?ac1=JTR&ac2=lessaisons&ac3=&Page=hpd_view
♪♪♪
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