2016年3月6日日曜日

全国、いや、世界から受講者! 「酒匠」資格認定講座



日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が認定する「酒匠」の講習会が行われた。
日本酒・焼酎きき酒師の上級資格であり、テイスティングのプロフェッショナルを養成することを目的としたものだ。
今回は42名の参加。北海道から鹿児島など全国からの参加のみならず、台湾、韓国、アメリカからの参加も目立ち、世界から日本酒・焼酎資格が注目されていることがうかがえる講習会となった。
二日間みっちり行われる講習会では200を超えるサンプルをテイスティングし、分析能力に磨きをかける。ひいては、日本酒・焼酎ビジネスにお役立ていただくことを主眼としている資格だ。


  2015年6月現在、235名の認定者。参加者みな熱心だ。


 全国から、また世界各地からの参加者がいる。準備する方も余念がない。


この日は仙禽酒造の薄井氏が講師として参加。これだけの仙禽がテイスティングできるのもこの講座ならでは。

日本酒も焼酎も劣化サンプルをテイスティングする。メーカーにいない限りこういった悪いサンプルというのは体験できない。これらもしっかり体感する経験することでビジネス上のパフォーマンスをあげていただく。



二日目は焼酎。

グラスがずらり並ぶが、講習会参加者の集中力は切れない。皆さんの真剣度が講師陣にも伝わる。
これらを準備するスタッフも真剣だ。遠くからいらっしゃる方もあるし、費用もかかる。参加の方に十分に活用していただけるように、細心の準備をしている。


私もお手伝いをさせていただいた。日本酒と料理、焼酎と料理の相性体験だ。相性の基本理念は同協会にて25年前に出来上がっている。以来、精査してきた料理と酒の相性の概念を、ランチタイムとディナータイムに体感していただくのだ。
日本酒と料理の相性検証というのは意外なほど今まで行われてこなかった。しかし、ここには25年の実績と情報が詰まっている。
和酒に注目が集まるのとともに、日本酒の協会や勉強機関がどんどんと増えている昨今だけど、同協会のコンテンツはまちがいなく充実していると感じる。そしてもちろん、これからも、日本酒・焼酎に関わる方々のために、さらにいいものに磨いていく所存。

この二日間ご参加のみなさま、試験の合格を心より祈っております。
そして、ぜひ、一緒にお酒の仕事をいたしましょう!




























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