TOKYOどぶろくフェスタ2012が開催された。
今回は、どぶろくVSマッコリなのだ!
どうりで、マッコリメーカーがたくさん出ていると思ったよ・・・・。
どぶろくは、漉さない「米」の酒。
マッコリは、「小麦」を使う酒。ここが大きく違うのだよね。
で、本年の第1位は、長野県佐久市の武重本家酒造、
「十二六」だ!
これで「どぶろく」と読む。
どぶろくは、漉さない酒なので、こ~~~んなににごっているのだ。
そう、漉す酒「にごり酒」とは違うのだ。
たしかに、この「十二六」、すがすがしい甘さと滑らかさ、
新鮮な風味満載で、バランスもいい。おいしいどぶろくだった。
同じ酒造元の「1026 ライト」。
「1026」は、はい、お分かりのとおり、「どぶろく」と読む。
「十二六」を加熱殺菌し、通常流通させるための商品。
アルコール4%。
すんごくさっぱりして、さわやかで、いやみのない味。
これ、好きだ~。
こちらの「卓」は、私が審査委員をしたときのグランプリ商品だった。
拙著『今宵も一杯』でも紹介している酒。
これはやはり、文句なくおいしい。
コシヒカリ自体がおいしいように思う。
「十二六」とくらべると、ちょっとドライ。
辛口がいい人はこっちかな。
なにしろ、マッコリブーム。
今回マッコリブースが目立った。
いろいろ並ぶ中で、おいしいと思ったのが、これ。
「韓さんの生マッコリ」。
とてもきれいな味わいで、スムーズ。
フレッシュ感満際だと思ったら、なんと、山梨で造っているのだとか。
なぜ山梨?ときいたら、「富士山が美しいから」という答。
満点!
ちなみに、大久保の「韓国風居酒屋 生マッコリ屋」で飲める。
ほか、飛騨「天領どぶろく」、
兵庫明石の「明石鯛」の「イチゴ味のマッコリ」もよかった。
ある酒造メーカーさんの感想は、
「どういう状態で、どの段階で、出展するのか(発売するのか)が、
難しい商品だと思う」とのこと。
たしかに、出来立てと少し置くのと、生と火入れ商品とは、かーなーりー味が違う。
今日の出品酒の中で、妙に苦いものがあった。
新酒であり炭酸があるので、普通の新酒より余計に苦く感じる。
どぶろく&マッコリ、さて、この先どう発展していくのか、楽しみ。
♪♪♪
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