さる1月25日、日本外国人特派員協会(プレスクラブ)にて、
福島県産新酒発表会が行われた。
通常の新酒の発表会ではなく、
東日本大震災と原発事故による影響と現状の報告会でもあった。
66社のうち51社が直接被害をうけ、
原発警戒区域の4社は立ち入ることもできないとか。
そのうちの1社は山形へ移転、ほか1社も改めて別の土地へ。
残る2社は酒造りをやめるという。
さらには、アジア方面への輸出もままならず、
厳しい状態であることが報告された。
驚くことに、同じ東北の宮城、岩手の清酒出荷量は、昨年比120%らしいが、
福島は100%に届くか届かないか・・・という数字らしい。
これは知らなかった・・・・。
多くの記者の前で発表したのは、
福島県酒造組合会長、末広酒造の新城社長だ。
酒には、米や水の放射能物質検査という厳しいチェックを受けた証明書がつく。
しっかり安全を打ち出した酒。
こんな風にしないと新酒が出荷できないこと自体、
なんだかとても不本意な気がするが、しかたがない。
ともあれ、「安全」にはお墨付きが出た新酒だ。
みんな、安心して福島の酒を飲もうよ!
♪♪♪
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