いまやイタリアを抜き、日本の輸入ワイン量第2位になったチリワイン。
お手頃価格でおいしいことを、日本国民もしっかり認識し始めたんだね。
さて、世界ナンバー2の自社畑所有率のビッグカンパニー、
コンチャ・イ・トロ社会長ドン・アルフォンソ・ラライン会長はじめ、
同社スタッフが来日した。
和食との組み合わせを体験しながらの試飲会に参加した。
右がラライン会長。
威厳があります。
今回は、マルケス・デ・カーサ・シリーズの紹介。
左はお取り扱いインポーター、日本リカー大久保社長。
マルケス・デ・カーサ・シリーズは、
1718年コンチャ家がスペイン王より与えられた爵位をたたえるために生まれた
伝統と由緒あるブランド。
このほか、
日本のワイン愛好家の間では、創始者の名前である「ドンメルチョー」や、
ロスチャイルド家とのコラボで生まれた「アルマヴィーヴァ」が知られる。
お手頃に楽しめる「カッシェロ・デル・ディアブロ」や「サンライズ」も人気だ。
テイスティングは、酸と樽香がしっかり感じられるシャルドネ、
写真のジューシーなピノノワール(日本未発売)。
この二つは、最近注目の沿岸地区リマリ・ヴァレーの冷涼な産地産。
ほか、タバスコのようにスパイシーで魅力的なカルメネール、
しっかり渋みを楽しめるカベルネ、
若いせいかいまだ開ききっていないシラー(日本未発売)、
それに、この日一番魅力的に感じた果実味ののったメルロー。
これらがすべて2000円台で買えるというところが、すごい。
あわせるのは、この日の会場であった帝国ホテル、
なだ万の御弁当。
ワインのカジュアルさとはちょっと差がある感じだけど、
和食との相性は、たっぷり体験できる。
ラライン会長は、お箸が苦手のよう。
とてもチャーミングなのだ。
この日おいしく感じたメルロー。
和食なら、やはり純粋にお肉の照り焼きなどがいい。
甘辛い味わいともきれいに同調する。
酸っぱくてスパイシーななんとも不思議な香りを放つカルメネールは、
和食なら、辛みをきかせたもの、スパイスをきかせたもの、
ウナギの蒲焼や唐辛子をたっぷり使ったやタレの焼き鳥など。
いや、いっそ、韓国料理かもしれない。
甘辛いサムギョプサル、辛みと出汁がきいたカムジャタンとか。
すごく合うと思うなぁ。
♪♪♪
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