2011年4月28日木曜日

1864・・・・・。


銀座にオープンした炭火焼ステーキの店。
店名は「1864」。
不思議な店名。
会員制。



お隣は、あの有名なおすし屋さん「すし善」。
ものすごい人から、お祝いのお花が届いている。



こちらも・・・・。




ステーキの店はこちら。




なんでも、ここの会社の創業者が東京に進出された記念すべき年・・・なのだとか。




カウンターと個室。
カウンターから見える炉で焼く。
料理長は名門料亭の出身。
スタッフはとにかく皆さん品が良くて、イケメン。カッコイイ。
サ・ス・ガ・・・・。



ナプキンにはボタンホールが。
すごく気遣いがされている。
女性には関係ないけど・・・。
カトラリーは重厚なラギオール。



あわびのキウイソース。洗練された前菜。おいしい。
本日の白ワインには、ちょっとキウイが酸っぱく感じる。
前菜は、しっかりとした懐石和食だ。



お肉の説明。4種あると聞いていたけど、本日は2種。
「但馬のサーロインを熟成させたもの」と
「米沢のヒレ」。
ヒレだけどものすご~い霜降り。うっそ~。ヒレじゃないじゃん。
あ、部位としてはヒレになるのか・・・。
サーロインだけどこちらのほうが赤身が多く、噛み応えがあると。
サーロインという部位名にちょっとひいたけど、私はこちら・・・・。



右が私がお願いしたサーロインの熟成肉。
有無を言わさず、1人250グラムがこの店のスタイル、
と聞いたけれど、今日は200グラムだと・・・・(涙)。
残りは、焼き飯になってお土産・・・・。



焼きあがるまで、和の前菜が続く。



うに豆腐。
おいしい。



キャベツとお揚げの煮物。
我が家でも作るが、プロの味は、ぜーんぜん違う。
感動。

コンソメスープは、小ぶりの器に出されて上品だけど、
霞がかかった色合いで、ちょっと野趣あふれるタイプ。

器は、どれもすばらしい。



温かいパン。
バターもしっかり有塩。パンにつけるバターは絶対有塩に限る。



ワイン持ち込み可能。1本、3,000円。
カリフォルニアのソーヴィニオンとモンローズ。
この後はマルゴーの82年。
おおお、お宝ワイン。
どれもブラインドで出され、ドキドキ・・・・。
ワイングラスが、ボルドー向きでなかったので、上手に当てられなかった。

完全、言い訳。
超薄手のエレガントなワイングラスは、ボルドーの個性を活かさないような・・・・。

言い訳です。



粉状のお醤油。
オリジナル。



こちらは霜降りのヒレ。
美しい焼き目がすばらしい。
ただ、ヒレとは思えない脂が。
こってり系がお好きな方には、おすすめだ。



こちらはサーロイン。一見ヒレのようなサーロイン。
ワサビと粉醤油をつけて食べる。
焼き目がおいしい。
やはり、ステーキはしっかり焼かないと意味がないと思う。



使用済みの爪楊枝を入れるもの。
料理長の手造り。すごい。
このほか日本酒のお猪口も手造りのものを楽しめる。

デザートには和菓子。
和菓子はあまり食べないけれど、こちらのはスルスル入っていく感じで、
とてもおいしかった。合わせて出されるお茶も、かなりいいもの。
コーヒーも出してくれる。

基本、一日1回転。贅沢。





お土産の焼き飯。
お肉の脂の風味、バターの風味がたっぷり。



ナプキンのボタンホールやしっかり霜降りお肉、さらには使用済みの爪楊枝入れ、
など男性が楽しめる店という印象。
(だけど、料理長はじめ、スタッフは女性好みのイケメンぞろい。ククク)

ステキな時間を、ありがとうございました。

いろいろなお客様に愛されることをお祈りします。



♪♪♪









































2011年4月23日土曜日

今宵も一杯、書籍化の撮影、すすんでいます。

雑誌PEN出連載していた「今宵も一杯」が本になる。
エッセイの内容に手を加えたり、
「飲める店」の掲載店を変更したりしている。
どこも、おすすめの、魅力的なお店ばかりで、
もう、すんごいっ。
みなさまご協力、まことにありがとうございます!
ああ、早く終了して普通に飲みに行きたいじょ~。



高田馬場の「カヴェルナ」。
私が昔行ったころとお店の雰囲気がちょっと違う。
スペインやポルトガルのバーみたいで、いい雰囲気。



人形町の「志村や」。
不思議なデザインの立ち飲みカウンターバー。
木のオブジェには、歯のあとが・・・。



ご存知、佐藤陽一ソムリエの「マクシヴァン」。
ワイン好きが夜毎集まる人気店だ。
今回は、シャンパーニュのモルトを「飲める店」として掲載さえていただく。



こちらは、神保町「ボンヴィヴァン」。
藤村女史の店。
こじんまりとして、妙に落ち着く。
裏通りの小路にあるので、本当に隠れ家という感じ。



わが福井が誇る「越前おろしそば」の店。
神楽坂の「九頭竜蕎麦」。
メニューに見つけた「赤ばい貝」。
食べたーーーーいっ。
落ち着いたら、来ます。絶対来ます。すぐ来ます。



まだ撮影は続く。



♪♪♪

2011年4月18日月曜日

海外向け日本酒テキストセミナー・合格しました!

(独立法人)酒類総合研究所にて行われた、
「海外向け日本酒テキスト校本原稿に基づくセミナー合格証」(ながっ)
をいただいた。
4月12日13日に行われた利き酒と講習会を受け、
試験に合格した人に授与される。



講習会には、元ロオジェソムリエ中本さんなどソムリエや、
酒造メーカー、海外へ日本酒を輸出している酒販店、卸業者さん、
などなど20名ほどが参加。
ますます注目される海外での日本酒普及のお手伝いをさせていただくための講習会だった。



これは、「酵母」。
研究所らしいサインプルで勉強になる。



お猪口と杯の2種を使い、冷酒とお燗がどのように違うかを見る。
このほか、きき酒の試験は相変わらず難しい。
ワインと違って、差がすくない日本酒は、かなりの集中力で持ってきき酒しないといけないのだ。

ともあれ、合格。
海外での日本酒普及のおっ手伝い、やらせていただきまっす。


♪♪♪

2011年4月10日日曜日

乾坤一、飲みましたー。

羽田国際空港の「江戸小路」にある「串の坊」にて、
乾坤一、飲みました。
みずみずしくなめらかで品のいいやさしい旨味がある。
おいしい。



宮城のお酒は、ほんとうに優しく品がよくなめらか~。
この日は、串揚げを一通りいただいた後に、日本酒にいった。
この串の棒の前に(!)入った開店寿司「ありそ寿司」は、
お知り合いの店。
福井の新鮮なネタが満載。
甘エビはさっすがのお味。
開店寿司としては出色の店!



前日は、大阪の地酒「浪花正宗」と、
和歌山の地酒「紀伊国屋文左衛門」(中野BC)を。
レトロなラベルが、すっごくいい。
味も、期待値をかなり上回り、んんんんまいっ。
浪花は、大阪の酒らしくしっかりした骨格で男酒。
紀伊国屋は、ドライだけ豊かなふくらみとキレイな旨味があり、あとをひく飽きない味。
味の設計がお上手なんだと思う。
感動。



タイの尾頭付きのお造りと。
むは~、贅沢。
この日は、我が家の大黒柱のハッピーバースデー。
ありがたいね~。


♪♪♪

2011年3月27日日曜日

日高見と菱屋、浦霞、飲みましたー。

被災地の皆様、体の疲れ、心の労、未来への不安・・・たくさんあると思いますが、

全国が、世界がみんな応援しています。

引き続き、がんばってください。



東北の日本酒、飲んでます
家の近所の「干物屋さん」で。
まずは浦霞の純米を飲んだ後、石巻の「日高見」。
前に飲んだ印象より、うんとみずみずしくなめらかで品のいいコクがあって、おいひ~。
こんなにバランスのいいお酒だったんだー。
いまさらながら感激。
「超辛口」とあるが、なめらかさがあるので「超」という感じがしない。
この店、悔しいことにお燗をしてくれないけど、きっと、お燗がいいと思ふ~。


宮古の菱屋。原酒でなんとアルコール度数18.5%。
一口飲むと、「うう、焼酎のよう」。
だけど米の旨さもあり、なめらかさもあり、んんんまいっ。
これまたお燗もよさそうだし、ロックでもいいな。
この後は青森の田酒の純米。宮城、岩手のあとだと、
すごくボディーがあって驚き。



ああ、いまさらながらで恐縮だけど、
東北の酒、本当にうまし!



♪♪♪




2011年3月14日月曜日

東日本大震災、お見舞い申し上げます。

こんなことになるとは・・・・。
被災地の皆様、心配しています。
心よりお見舞い申し上げます。

被災地には、お蔵元様がたくさんあります。
どうなったでしょうか。
連絡が取れないところがあり、気が気ではありません。
テレビを見ていると、心がつぶれるような光景が流れます。

余震が続く、今日14日、予断を許しません。
また、今日から計画停電開始とか。
震災の大きさが尋常ではなかったことが実感されます。

今できることをやりましょう。



♪♪♪

2011年3月9日水曜日

ズボガニ・地酒・温泉満喫ツアー リポート その4

宿を出発し、福井の観光のメッカ「東尋坊」へ。
風が強くなり、ちょっぴり雨が。
まさに日本海らしい雰囲気になってきた~。






お決まりの場所でパチリ。


ごらん、あれが竜飛岬、北のはずれと・・・・、
ではなく、遠くに見えるのは「雄島」。


突然食べ物に・・・・。
東尋坊のお土産ストリートには、イカやサザエや蟹を焼いて出す店がずらり並んでいる。
これは、蟹味噌に卵を入れたもの。
香ばしく、黄身がとろとろになる。
通りすがりの人は、「うひゃ~、おいしそう~」とみんな足を止める。
私たちも、もちろん、ふらりと店内に入っちまった・・・。
このビジュアル、負けない人がいるでしょうか・・・・。


焼いたもの。
箸を入れるとトロリ。
うまいメニューを考えたものだ。
店は「ヤマニ」。
やるね。
たーだー、店頭に並んでいた「つぶ貝」と「ばい貝」の違いを聞いたら、
女将さん「え? 貝が違うんですよ」・・・・って。
そりゃ、わかるよ。
そこがどう違うのかを聞いているのさ。
こういうところをきっちりわかりやすく答えてくれるプロがいると、
もっといいんだけどねぇ・・・・。
残念。
「ばい」は蟹と一緒に獲れるのだとか。
蟹はもしや「ばい」を食べているのかな?
蟹好きの私。「ばい」も大好物なのはそのせいか?



続いて三国の町を散策した後、北潟湖のほとりにある、
越前おろしそばの店「一滴庵」に。
落ち着いた風情のある店。


メニューは、「おろしそば」「もりそば」「からみしぼり」のみ。
この日は、「釜揚げ」もあった。
これは福井の人はあまり食べない。
それに、
なんと、
日本酒がない。
1種類くらい置いてもいいのになぁ。



越前おろしそば。
ここのは格別に繊細。


「からみしぼり」。
辛味大根を使うものだけど、か、か、辛い。
後をひく辛さ。
これ、三国スタイルか。
しかし、食後は胃がとてもすっきりする。
これで、健康長寿の福井県民の仲間入りだ。


この季節限定の「釜揚げ」。
こんなの食べたことない。



辛味大根。こんなに小さいけど存在感あり。
私は越前おろしそばで育ったから、あまりよく知らない。


最後にパチリ。
ご参加の皆様ご堪能いただけましたでしょうか~。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。



また次回企画します。
お楽しみに~。




♪♪♪










ズボガニ・地酒・温泉満喫ツアー リポート その3

「梵」の見学の後は、お待ちかね芦原温泉にてお風呂とご夕食。
鯖江から芦原温泉までは、
35キロから40キロと結構距離があることに驚きながら、
のんびり町を眺めながら、芦原の名旅館「べにや」に到着。



宴会のお席にご挨拶に来てくださったのは、
福井県農林水産部販売課のお二人。
「福井に来てくれてありがとう」なのである。
「ふくいブランド大使」「ふくい食のアンバサダー」冥利に尽きます。

この後、ゆっくり温泉に。
やわらかくちょっと塩味が感じられる温泉は、
びっくりするくらいお肌がつるっとする。
ああ、こんなにいい泉質だったかと感激。
心から温まってから、地酒でかんぱ~い!



乾杯の日本酒はなんとワイングラスで。
先を行っていますね~、べにやさん。
ホタルイカとうるいの先付け。
ヘシコ、干し子、エポワスチーズ・・・と日本酒がおいしくなる前菜がずらり。
たまらん・・・・。



お造り。
福井名物のガサエビも。



焼き鯖寿司。福井名物。



グジ。これまた福井名物。



こちらは別注文の越前ズワイガニの焼き蟹。
炭火で目の前で焼く。
香ばしい。甘い。旨ひーーっ。


昼にズボ。夜にズワイ。贅沢ぅ・・・。
このほか、かぶら蒸しやつくね鍋など盛りだくさんに出てくる。


最後は、鯛ご飯とセイコガニご飯(残念ながら写真なし)と、
イチゴやざくろのデザート。
デザートになってもまだまだ日本酒が続くのだ・・・。


本日の地酒ラインナップ。
福井が誇る銘柄ばかり。
「白岳仙」、「梵」、「早瀬浦」、「黒龍・龍」は、前半に冷酒として。
「花垣・米しずく」、「梵・団」(1升瓶10,000円也!)はお燗で。
飲み方も丁寧に対応してくれる。
さすが、芦原随一の「べにや」だけある。

お庭も建物も家内のしつらえもすばらしい。
気取らず、落ち着いて、品格がある宿。
隅々まで掃除が行き届き、気持ちよく、安心感があり、
また来たいと思わせる何かがある。

出発の朝。
お泊りの1チームの方とともに。
左は女将さん。
石川県粟津から嫁いで来た。
勉強熱心でチャーミングな人だ。



今回のご参加の方々へのお土産。
若狭塗りの箸セット。おそばのセット。地酒セット。
お江とかお市とか、大河ドラマがらみが多いのはご愛嬌。



♪♪♪