2016年11月6日日曜日

本格焼酎 黄金の三日間ツアー その①「本格焼酎セミナー」


11月1日は本格焼酎・泡盛の日。
この日から三日間を、本格焼酎の本場、鹿児島で過ごそうという贅沢なツアーです。
11月1日のお昼は「本格焼酎セミナー」。昨年の第1回目は芋焼酎と料理との相性をテーマにしましたが、第2回目の今年は「芋の種類別テイスティング」。原料のサツマイモごとの焼酎を、芋とともに味わってみるというマニアックな内容。鹿児島在住の方々でも初体験とのこと。



会場と宿泊は城山観光ホテル。フロントからの桜島が美しい。格式のあるホテルです。


ツアー一日目のチラシ。題して「焼酎パラダイス!」。






セミナーは厳かに開始。まずは焼酎の基礎知識。焼酎のことをよく知っている人はあらたに、初心者の人にとってもわかりやすく、基礎知識や市場についてのお話をする。 ソムリエさんや酒販店さん、一般焼酎ファンの方が参加。

テイスティングは、芋の品種別。
さらに、白麹と黒麹を比べたり、定番商品と芋ならではの新酒を比べたりする。
めったにできない味比べ。










黄金千貫の4種を含めるとすべてで13種類。
なかなかのボリュームだ。
友田の感想としては、「白系」で造られる焼酎はバランスのいい味わいに、「赤系」は優しく女性的、「オレンジ系」はフルーティー。「紫系」はスパイシーで濃厚。場合によっては渋味さを感じ、余韻が長い。

美しい色も楽しめるサツマイモ。それぞれに味わいが違う。芋だけで食べるときには、水分の多い芋、コナミズキやクィックスィートがおいしい。

ちなみに、こちらは一昨年FBOにて行われた芋の種類別テイスティング勉強会の様子。

東京で開催した際に人気があったのは「こなみずき」とその焼酎。今回は、黄金千貫の「さつま白波」と東京同様に「こなみずき」を使った「貴匠蔵」(本坊酒造)。
芋焼酎ファンにとってはかなり有意義な内容と結果になりました。
セミナー後には『焼酎ナビゲーター』取得申請をしていただき、和気あいあいの雰囲気で終了となりました。
お芋の準備や会場セッティングはすべて、SAKE女でもあり鹿児島在住の女性ソムリエである城下久美さんが指揮をとってくれました。また、ホテルの皆様には大変にお世話になりました。お芋の準備などさすがに手慣れたもの。感動しました。ありがとうございました。

来年もお楽しみに。






















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