2012年7月29日日曜日

第12期 山形日本酒学校にて、記念講演、やらせていただきました。

全国の酒造組合様で、「日本酒学校」を運営しているところは、山形だけかもしれない。今期で12期になる修了式にて、記念講演をやらせていただいた。
タイトルは、「国酒になった日本酒、今こそ知りたい、新しい日本酒の楽しみ方」だ。

 準備にはちょっと苦労しました。なにしろ、全5回にわたり本格的に山形の日本酒について勉強されている「生徒さん」ばかり。生半可に日本酒の話をしてもつまらないだけ。ここは、ちょっと新しい日本酒の楽しみ方を提案しなければ・・・と考えましたーーー。


 今期の修了生は30名。OB・OGの方々もご参加で70名の方々に集まっていただいた。



今回は、ワイングラスできき酒。お酒は、日本酒学校の運営をされる「六歌仙」から。六歌仙は、『技のデパート」といわれるほど、さまざまなカテゴリーのお酒をお持ちなのだ。


              

 きき酒は全部で7種。発泡清酒とチーズ・スイーツや熟成酒とチョコレートと合わせたり、「クールスタイル」のサムライロックやミルク割りを体験していただいた。そして、「山形のお酒の魅力は?」の質問には、みなさん、あれこれ、考えていらしたようだが、声は出ない。
自分の故郷の酒の魅力、さて、皆さんはどう答えますか?
「おいしい米、おいしい水、高い技術、海の幸・山の幸に合う酒」・・・と、これではだめ。だって日本全国そうなんだもの。ここ一番、これがほかと違うところ!を語れないといけない(難しいんだけどね)。
山形は、まずは東北の酒、自然の寒仕込で造られるうまい酒どころのイメージ。東北の中でも「濃い旨い酒」のイメージ。濃厚な味わい酒の肴と合いそうなイメージ。それに、県内の酒蔵が一丸となって前向きに酒造りにまい進しているイメージ。未来が開けているイメージだ。


 修了式は修了とともに。一年間お疲れ様でした。お祝いのお言葉は、山形県酒造組合和田様より。

こちらは翌日の山形新聞に講演の様子が掲載されていた。知らなかったワ。ともあれ、皆様お疲れさまでしたー。二次会、三次会も楽しかった。女性陣、強し・・・・。













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