毎年、ブルゴーニュ、ボーヌで開催されていました「フェミナリーズ世界ワインコンクール」は、今年の第12回目よりパリ・パルク・フローラルに会場を移し、2018年4月5日(木)に華やかに開催されました。
フェミナリーズは、女性のワインプロフェッショナルが審査するユニークなワインコンクールで、年々規模を拡大し、ワインの販売にも結び付くと世界からの出品数もぐんぐん増えている注目のコンクールです。
今年は、フランスをはじめイタリア、ドイツ、スペイン、オーストラリアなど世界15か国から、1250社、4,300アイテムのワインが出品されました。そのうち12社、34アイテムは、我らが日本からの出品です!
また、審査員も世界28か国から約450名が参加しました(今年は国鉄やエールフランスのストライキのせいで当日参加できなかった方もおられました・・・)。
また、審査員も世界28か国から約450名が参加しました(今年は国鉄やエールフランスのストライキのせいで当日参加できなかった方もおられました・・・)。
日本から参加の日本人審査員は、日本広報大使としてお手伝いをしている私のほか4名。現地参加の方も含め、これまた華やかな審査体験となりました。
審査の様子をリポートします。
10時からの審査。全員の集合を待つ間に朝食がふるまわれます。クロワッサンとしぼりたてのオレンジジュース、濃厚なフレンチコーヒーがおいしい♪
審査を待つワインたち。
不正のない、厳正なテイスティング審査が行われます。
また、とてもオーガナイズされたスムーズな審査方法も見事です。
日本からの審査員チームです。
主催者のディディエ・マルタン氏と。今年の撮影はこんな感じ。
ブラジル、中国、カリフォルニア、ベトナムなど世界からの審査員。毎年会う仲良し審査員とも挨拶をかわします。
審査をする楽しみのほか、世界のワインプロフェッショナルに会える楽しみもあります。
こちらは審査会場。綺麗にまた丁寧に準備されています。
ナンバリングされたカード。座席もきっちり指定されています。
名前が記されたテイスティング審査用紙。きちんとセッティングされ、審査員を待っています。
テイスティングシートはフランス語。日本人審査員の方には、前日に説明会を行いますので、フランス語、英語が分かわからなくても大丈夫なのです。
元CAでマナー講師、ソムリエ兼日本酒学講師の川島ゆう子さん。
ソムリエでありきき酒師でもある、吉田知加子さん。
シャンパーニュ、ロンバール社のマネージャー、杉浦弘美さん。
私も緊張のワンショット。
緊迫の審査がスタート。隣り合う人と同じワインはありません。話し合うことは禁止。あくまで集中して一つのワインを項目ごとにテイスティングし、点数をつけていきます。
山盛りの前菜に、ボリュームのあるメイン(鶏の白ワインとクリームの煮込み、ブルゴーニュ風でした)。もうお腹いっぱいです。
盛りだくさんのチーズもフェミナリーズ名物!ボーヌからレストラン出張。これがまた素敵です。もちろんデザートもお山盛り!!
ブラジルからきた審査員とご一緒に。
ランチタイムも世界のワインプロフェッショナルと交流ができること楽しい時間です。ブルターニュからご参加の方から、シードルの話を聞き、来年はシードル&カルバドス見学かな・・・と想像。
ああ、また来年も来たくなっちゃいます。
ランチタイムの後は14時からまた怒涛のテイスティングです。午後も20種~30数種のワイン(人によって違う)を審査します。
はい、結構体力がいります。
こちらは今回日本ワインをテイスティングしたフランス人審査員。ジャーナリストとソムリエの方。日本ワインの品質の良さを熱く語ってくれました。うれしいですね。
厳正な審査を終え、残っている審査員の方々で集合写真を撮り(ドローンで撮影!)、終了。よ~く見て、一番前に日本人審査員、おりますよ~~~。
さて、注目の結果は4月10日発表になりました。
ちなみに、受賞ワイン数は、金賞が980アイテム、銀賞が427アイテムです。
フェミナリーズ世界ワインコンクール日本広報大使事務局では、入賞した日本ワインの表彰式、さらには出品した日本ワインのご紹介を7月に予定しています。
ぜひテイスティングしに遊びにいらしてください。
イベントの詳細は追ってSAKE女の会HPから告知いたします。
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