11月1日は本格焼酎の日。本格焼酎の本場鹿児島で、「焼酎ナビゲーター取得セミナー」開催と人気焼酎蔵見学(4社)、薩摩郷土料理満喫、天文館焼酎ストリートとおはら祭見学…などを堪能するSAKE女「黄金の三日間旅イベント」を開催しました。
本場で飲む本格焼酎の味は一味違います。
今年で3回目の旅イベントのリポートです。
来年のNHK大河ドラマの主人公「せごどん」こと西郷隆盛。このたびは焼酎堪能させていただきますよ、せごどん様。
そしてこちらにもご挨拶。雲か煙かわからない。お邪魔しますね、桜島さん!
まずは、初日は「焼酎ナビゲーター取得セミナー」。鹿児島在住の方でも、焼酎の基礎知識を知らないという方がいらっしゃるもの。ほかの原料焼酎や他の地域の焼酎を飲み比べしながら、好みのものを見つけたり、サツマイモの品種を当てたりします。
セミナー終了後にはもれなく「焼酎ナビゲーター」をご取得いただけます。
人気焼酎「なかむら」のイケメン蔵元さんにもお話をいただきました!若い人も頑張る鹿児島です。
本日のテイスティング。フレーヴァータイプ、ライトタイプ、リッチタイプ、キャラクタータイプのほか、おとなりの球磨焼酎、人気の獺祭粕取り焼酎もこの機会にテイスティング。
純米大吟醸の粕取り焼酎。たくさん生まれる酒粕を再利用した焼酎。減圧蒸留ですっきり仕上げ、初リリースは2012年。2016年に2回目のリリース。アルコールは39度。獺祭ファンはもとより、希少価値にひかれて購入する人も多いのだそう。
焼酎だけどとても華やかなフレーヴァーで、中国のマオタイチュのような個性的な香りも。
鹿児島の方にとっては、「焼酎ではないみたい」とか。
焼酎もさまざまにあるのですねぇ。
一日目の夜は薩摩郷土料理「熊襲亭」。まずはワイングラスで焼酎ハイボールで乾杯!
前菜のきびなご。新鮮なのだ。
そとでは、天文館にて焼酎ストリート。人気アスリートの登場で会場も大賑わい。昨年、一昨年前の何倍も出店が増え、おつまみも増え、お客様が増えている様子。
盛り上がり方が違います♪
焼酎で夜が更ける~~~。
一日目終了。
焼酎飲んでもすっきりのお目覚め。
晴天の中、本日は「佐多宗次商店」をお訪ねする。
幾つかある建物の一つがこれ。まるでジブリの世界を垣間見るようなたたずまい。
甕仕込みの部屋。甘ずっぱい香りが漂う。
タンクをお掃除中。清潔さもおいしさにつながります。
佐多さんのところには多種の蒸留器がある。
アラビアンナイトを思わせる蒸留器。
アルマニャックを作る蒸留器(だったかな)で「アランビック」。
こちらはまるで沖縄かハワイにも見えてしまう薩摩芋畑。無農薬で造られている。
樽熟されたウイスキー、じゃなかった芋焼酎。素晴らしい味わい。一口で虜。「ブニセ・ワッゼ」。ぶにせとは「顔はイケメンじゃないけど、心はイケメン」の意味。わっぜは、直訳は、とても=VERY、意訳すれば「プレミアム」!とは佐多さんの説明。
代表取締役の佐多宗公さん(真ん中)を囲んで。
日本の焼酎はまだまだこれからと意欲的な作品造りに邁進するとってもチャーミングな佐多さん。今度はゆっくり一献ご一緒したいものです。
この日感動したのは、「山椒」の焼酎。めをみはるほどの山椒らしさでびっくり仰天。ウナギのかば焼きを食べたくなります、いや、ほんと!
お蔵見学の途中にお土産物屋さん。西郷どん焼き。おいし~のだ。
続いて「西酒造」。まずは仕込み室と伝統的な木桶蒸留器のお部屋から。
まるで美術館のような樽熟庫。宝物です。
製造担当の有馬さん。入荷してきたお芋の説明もとても丁寧。
大きすぎるのはよくないのだとか。ちょっと黄色っぽいのが黄金千貫。少し白っぽいのがジョイホワイト。
芋の処理を担当する地元のおばちゃんたち。凄い技ありで見事な手さばき。丁寧な処理がきれいな風味を生み出すから、ここはとっても大切! お疲れ様です♪ おいしい焼酎ありがとうございます!
西酒造は、社内にこんなに素敵なカウンターバーがあります。ここですべての商品のテイスティングが可能。黄麹を使ったスタンダード商品「富乃宝山」と「天使の誘惑」がかなりいい♪
このあとは芋畑へ。2時間半にわたるとても丁寧な説明、ありがとうございました。
二日目の夜は「熊襲鍋」。
大きな鍋にたっぷりの野菜と旨味たっぷりの豚肉をしゃぶしゃぶする。写真はレタス。鍋にしてもシャリシャリ歯ごたえが失われない。出汁はあっさりかつお出汁。鍋奉行はいらず。店主自らが最高の状態でサーブしてくれます。
ここでも焼酎ハイボールで乾杯!
今日は「おはら祭」の本番。町は焼酎とともに盛り上がっております。
この日もたんまり飲みました~。現地コーディネーターの城下さんのお誘いで、焼酎の後は真夜中の浅利ラーメンとカレーなのであります。
最後の日。
お訪ねは「小牧蒸留所」。蔦の絡まる素敵な石倉。
そのほか、グラスも手ぬぐいもデザインが可愛い。制服も可愛い。
制服が可愛いからという理由で見学申し込みが海外からあったとか。納得♪
仕込み作業のお手伝い♪ 腰にきます、腕も痛い、重労働です。
蔵の裏に流れる一級河川、川内川。2006年の大洪水で蔵は水没。たくさんの人に応援され、今の姿があるとか。本日のご案内はスタッフの奥村さん。同じくかなりのイケメンなのであります♪
最後の訪問は軸屋酒造。代表は軸屋麻衣子さん。女性のお蔵元なのです。
案内いただくのは鍋田杜氏。
伝統的な蒸留器。
黄金千貫ではなく、赤い皮の芋。蒸かして食べたい。
軸屋のスタンダード商品。
飲み飽きしない味わい。しっぽり行きたくなる味わい。
女性向けに開発した「Rin」。スタイリングもかわいいけれど、味わいがクリアで滑らかで、クリーミーで、とても女性向き。贈り物にもばっちり。
今回はじっくり4件を巡る焼酎蔵ツアー、焼酎の魅力にどっぷりつかりました。
最後の締めもこれで決まり。黒ぢょかでお燗と「つけあげ」(さつまあげ)。不動のペアリングです。
さて、第3回目となった「本格焼酎の日“黄金の三日間”」。
来年は、NHK大河ドラマ「せごどん」で盛り上がりを見せること必須の鹿児島。
SAKE女の会でもパワーアップして本格焼酎旅イベントを開催予定。
ご期待ください。
本格焼酎 黄金の三日間 2015の様子はこちら
本格焼酎 黄金の三日間 2016の様子はこちら
SAKE女へのお問い合わせは、「SAKE女事務局」まで。
イベントやツアー、セミナーなどのお問い合わせ、お気軽にどうぞ。
お待ちしております。
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