2017年4月15日土曜日

第11回フェミナリーズ世界ワインコンクール、フランス、ボーヌにて開催 日本人女性ワインプロ12名が審査に参加 その2


フェミナリーズ世界ワインコンクール、4月6日の審査会の様子をリポートしましょう。


緊張の審査本番、そして、楽しいランチタイム!

審査は午前中とランチをはさみ午後の2部構成です。
10時からスタートですが、2017年名誉会長率いる日本人審査員チームは特権(!)で、オープン前の会場内とバックヤードツアーを主催者のディディエ・マルタン氏自らが案内してくださいます。そして特別に記念撮影も♪
その間会場では、続々集まる女性審査員が、クロワッサンや色とりどりの果物やケーキとコーヒーの朝食をとり、審査への心の準備をしています。






10時には、主催者のディディエ・マルタン氏と運営事務局からの開始のご挨拶、さらには、各国代表者のスピーチがあります。ここでは、日本広報大使兼名誉会長として代表スピーチをさせていただきました。




挨拶がすむと審査がスタート。午前中は審査員一人あたり4050アイテムほどを審査します。ゆっくり鑑賞している暇はありません。的確に慎重に、しかしスピード感をもって評価し、コメントを残す技術が必要です。テイスティングに慣れたワインプロでないと参加できないことがここで実感できます。






集中力のいる午前の審査を終え、ランチタイムはブルゴーニュの郷土料理がずらり並ぶ盛大なビュッフェです。ここでは、午前の審査を終えたワインもたっぷりと楽しめます。評価の高いワインをチェックしたり、飲んだことのないワインを体験できます。さらに、他国の女性ワインプロとの交流も十分にできる素敵な時間です。
会場外では、フェイスマッサージのブースがあり、無料でサービスを受けられます。こういったところが女性の審査会らしいところですね。






ゆったりとランチを楽しんだ後は午後の審査。午前と同じく4050アイテムの審査を集中力をもって行います。ランチのワインが影響しないよう調整必要。審査員はアルコールに強くないと務まらないかもしれませんね。もちろんたっぷり時間がありますので、休憩を取って臨むことができますのでアルコールに弱い方のご参加も可能です。ご安心ください。
午後の審査後には、気分をぐっと開放して、アペリティフタイム。午後の審査に出たワインも提供され、簡単なおつまみとともに審査員の交流会が始まります。英語やフランス語が話せる人は世界のワインプロと情報交換ができますし、話せない方も通訳の方がしっかりサポートしてくれますので怖いことはありません。インターナショナルなワインステージでぜひたくさんの情報交換をしてください。





気になる審査結果は?

さて、審査日からほぼ一週間で結果が発表されます。気になる結果は以下お通り。出品数4550銘柄のうち1512銘柄が入賞し、金賞、銀賞、銅賞を獲得しました。これは全出品数の33.23%にあたる入賞率で、D.G.C.C.R.F.(フランス消費競合及び不正行為抑制局)公認数値でもあります。

入賞ワインはこちらからご覧になれます。

入賞ワインは、フェミナリーズのロゴ入りメダルシールをワインに貼ることが許されます。フェミナリーズメダルワインは、世界の女性ワインプロが厳正な審査で認めた高品質で魅力あふれるワインである認証を得て、世界のワイン市場で販売促進されます。フェミナリーズHPSNSにて公表され、フランス国内外のメディアで紹介されます。
審査員として参加した日本人女性ワインプロも、みな、自信をもってメダルワインをお勧めしてまいります。フェミナリーズメダルワインを見かけたらぜひ手に取ってみてください。間違いなくおいしいワインのはずです。





来年は会場がパリに!

さて、来年2018年の第12回フェミナリーズ世界ワインコンクール、開催日程は412日(木)。会場をボーヌからパリへ移し規模を拡大してより華やかに開催予定です。
審査を体験してみたいという女性のワインプロの方、ぜひ、ご一緒いたしましょう。パリの審査の前後には、シャンパーニュやロワール、ブルゴーニュなどへの視察オプションツアーやパリのグルメツアーなどを行います。詳細が決まり次第お知らせします。あなたのキャリアアップにお役立てくださいませ。また、審査体験以外のツアーのみご参加も可能です。お待ちしております。






フェミナリーズ世界ワインコンクール日本広報大使事務局
(一般社団法人日本のSAKEWINEを愛する女性の会事務局内)
担当:谷



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