本格焼酎の日(11月1日)の翌日は、本格的なフランス料理と本格焼酎のおいしいペアリングランチ。鹿児島の郷土料理や和食との組み合わせは当たりまえ。洋食との組み合わせを提案できれば、焼酎の楽しみは大いに広がるのだ。
こちらも主催は城下久美さん。繊細さとガッツあるさつまおごじょだ。
会場は「ヴァンダンジュ」。
オーナーはソムリエでもある大薗博隆さん。ソムリエだけにきめ細かいサービス対応をしていただける。料理も本格派でかなりおいしい。
まずは主催の城下さんのご挨拶。
ウエルカムドリンク「黒糖たんかん酒」(町田酒造)のオンザロック。
続いて、「KURA no AWA~石の蔵から スパークリング~」(本坊酒造)+クレームドカシスで、キールロワイヤルスタイルで感動的に美しい。おつまみは「グジェール」チーズ入りのシュー。クリスピーさの同調なのだ。
料理と焼酎の組み合わせのポイントは「同調/相乗効果/ハーモニー」である。
最初の前菜はお魚。「甑島きびなごマリネ・鹿児島酢味噌と鹿児島和柑橘を添えて」。これには、柑橘フレーヴァーがたっぷりの「富乃宝山」(西酒造)。白ワイングラスで氷を入れてサーブ。フルーティさの同調だ。
野菜の前菜には、「旬のさつま芋とかぼちゃの軽いベニエ 知覧茶と種子島の釜炊き塩で」。お皿のなかは〇に十の字でさつまスタイル! 焼酎は「正木」。知覧醸造。すっきり軽快な味わいをソーダ割りで。知覧の茶との組み合わせ、軽快さの組み合わせだ。
メインの肉料理は、「 黒豚のスペアリブ」。濃厚な味わいには、黒糖焼酎「龍宮」をワイングラスでストレート! 焼酎なのに全然きつくないのがさすがの富田酒造。素晴らしい組み合わせでうっとり。
続いてフロマージュ。ここは焼酎のお燗をぜひということで、大きな黒ぢょかを用意していただいた。
この大きさ! これまた鹿児島ならではだ。
チーズはパルミジアーノに枕崎の鰹節を振り掛けて。さらにブリー・ド・モー。イギリスの青かびチーズシュロップシャー。コウジカビで醸す焼酎は黴熟成のチーズとはベストマッチ。
鰹節のメッカ枕崎、その名も「 本坊薩摩酒造 枕埼」の前割りお燗だ。最高に組み合わせ!
ぜったい外せないのがデセール。オペラ&バニラに、奄美黒糖の樽熟成「紅サンゴ」をストレートで。最後までうっとりで満足のフルコースなのだ。
本日の焼酎ラインアップ。
ご参加は遠くから来ていただいたお蔵元様に、焼酎マイスターの方々、焼酎ファンの方々。本当に楽しい焼酎ランチでした。ありがとうございました!
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