ふくい食のアンバサダーの三國清三シェフと坂井市食のアンバサダーに就任された服部幸應先生らとともに、三國望洋楼にて、皇室へ献上する極上の「献上ガニ」を食した。もちろん、この日は福井テレビの収録・・・というお仕事を終えて、だ。ちゃんとお仕事してからのお楽しみ・・・である。
三国の海に突き出たように位置する望洋楼。雪もなく比較的暖かい。この海、とてもなつかし~のだ。子供のころによく来た。お隣には「若えびす」、道の向こうには「荒磯亭」と名料理旅館が並ぶ絶好の場所だ。
で、この笑顔。手にするのはもちろん「献上ガニ」。1.3kgだ。茹でたてで美味しいお汁がしたたり落ちる。実はここにくるまで結構食べている。しかしこれは別腹。
蟹さんなめのショット。この日は福井の地酒を用意した。薄手のワイングラスでの冷酒。ばっちりの相性だ。
黄色いタグのほかに望洋楼のタグまでも・・・。ずっしり重い。足が長いだけでなく「厚み」があるのがいい証拠。
ご一緒だったお客様、馬ヘレンさんと。懐かしい「ワインバー・アルファ」のお客様だった。
前菜。セイコガニのご飯にへしこなど。乾杯の酒は常山の活性清酒「雪もよう」。スッキリ爽快な泡のある濁り酒だ。
今朝とれたばかりの大型のヤリイカ。こりっこりの歯ごたえ。
焼き蟹。香ばしい。これには早瀬浦の「浦底」。新鮮さと濃厚さと甘さと辛さが混然一体となった酒。希少価値代の限定品。美しいラベルが印象的だ。さらに、今回はお刺身類に熟成したピノノワールを合わせた。熟成の風味がお醤油と相性がいい。ちなみにこれはシャンベルタンの89年。
そのほか、蟹刺しとは白岳仙の奥越五百万石。スッキリなめらかしなやかな酒。飲み飽きしない。うま~い。イカの繊細な甘味にもピッタリ。
今回実は、献上ガニにはドイツのリースリング、シュペートレーゼを合わせてみた。ワインが甘酢っぽくなって、おいしいのだ。献上ガニ、みずみずしいけど濃い旨味があってすばらしい。幸せの絶頂。このあと、「ずぼがに(みずがに)」まで登場。茹で立てあつあつでずぼっと身が抜ける。もう、蟹でお腹がいっぱいちゃーん。
越前おろし蕎麦。望洋楼スタイルは岩のりが混じる。
たくわんの煮たの。福井の郷土料理。ここのは洗練されている。ご飯にもつまみもいい。
蟹ご飯はもちろん出来立て。むは~、んんんまいっ。
冬の定番「水羊羹」。水羊羹は冬の食べ物である。意外に日本酒とも合う。
おまけ。
望洋楼の1階には、越前和紙のかわいいバッグが売られている。このセンスが望洋楼だ。
皆様お疲れ様でした。次は、ズボガニツアーをリポートします。お楽しみに。
去年の献上ガニの宴席はこちら
一昨年前のズボガニツアーはこちら
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